寺嫁の品格とは
私は10代でできちゃった結婚でした。そのため、両親、お姑さんには大変迷惑をかけ、主人の夢も壊しました。
それから10年ですが、5年前主人は転職を兼ねた出家をしました。
お姑さんの再婚相手がお坊さんだったためです。
偶然にもそのとき、三人目の子供を授かりました。
主人が得度をしたあとでした。
すると、前住職から、「おろしなさい」「お寺の嫁として子供を抱えては無理だ」と言われました。
大きく揉め、とりあえず、私と子供たちはお寺とは関わらず、主人だけ修行のみちに入りました。
そして、3年前、突然前住職が亡くなりました。
それから、様々なことがありましたが、現在主人が住職をさせていただいてます。
お姑さんが内情については仕切ってくだせっています。
私も主人のため、お寺のために少しでもお役に立ちたいと思い、入りましたが、私は所作も知らず、常識もなく、取り柄もないため、「見て、気づいて覚えなさい」というお姑さんのやり方ではなかなか覚えられず、「お寺の嫁としてふさわしくない」「子供を優先に考えていては、絶対にできない」「子供のことでは一切協力しない」「でも、私の孫であり、お寺の子供なのだからもっとちゃんとしたしつけをしなさい」「あなたが一生懸命やっていることは見当違いでただの使用人」など、様々なことを言われてきました。
正直人格否定、今までをすべて捨て、お寺と住職だけ大事にしなさいと言われていると感じます。
確かに結果は残せていないからかもしれません。でも、ここまで来たら、どうにか頑張りたいですが、やはり、辛すぎて、耐えられない気がしてなりません。
お姑さんからの私はどんなに頑張っても認められないでしょう。
でも、お寺を守っている主人の将来を支えるのは私だけだと思って耐え、少しでも成長しようとしていたのですが…もう、力が尽きてしまいました。
どうしたら良いのでしょうか。
私という人格を捨て、何を言われても耐えていけばいいのでしょうか?
寺の嫁とはどうあるべきなのでしょうか。
私を捨てることは、私を育ててくれた両親の思いなどすべて捨てるということです。
言葉としてもそのようなことを言われました。
そう切り替えるのはどうしたらいいのでしょうか。
私は主人の夢を奪ったから、その報いでしょうか。
大変長文になってしまい、申し訳ありません。
どうか助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
子供を大切にできないのに人を大切にできますか
こんばんは、とあみさん。日陽と申します。
拝読させていただきました。
まず、ご主人の夢を壊した。そんなことはありません。お二人の大切なお子様を授かったのですから、父親となるご主人が責任を取るのは当たり前のことです。ご自分を責めることはありませんよ。
姑さんのことですが、御自身も寺嫁として再婚した時に先代住職から様々な作法等を苦労しながら身につけられたことと思います。そのような思いから、あなたに様々な形で厳しいお言葉を投げつけているのでしょう。
さて、とても引っかかるのは子供を堕しなさいと言う、命を尊ぶ僧侶である先代住職の信じられない発言です。子供の命と寺の仕事をどうして天秤にかけられるのですか。そんなにお寺が忙しいのならば子育ての間だけ、お手伝いさんを頼めば良いでしょう。
姑さんがいろいろあなたに投げつけるお子様のことですが、子供を大切にできない人に悩み苦しみを持つ方々のお話が聴けますか?私はあなたの母親としての職務を最優先していただきたいですし、心から応援します。
お寺とは人と仏様をつなぐ場所、人と人をつなぐ場所、人と仏様の教えをつなぐ場所、様々な縁を結んでくれる場所です。
僧侶の役目は、ただお経唱えて法要を勤めれば良いわけではありません。我々は仏様のお弟子として仏様の教えを世に広める役目がございます。
寺嫁さんはそんな僧侶の役目をどのような形であれサポートしてあげれば良いのです。住職には話せない悩みを奥様にお話になる方もいらっしゃいます。
お寺にとって子供とは、跡継ぎとなる、もしくは婿養子をもらう可能性もある大切な存在です。ですから、その子供のことをおろそかにするなんて考えられません。子供を大切になさることは、住職を助けることにも、お寺のためにもなります。母親からたくさん愛情をもらった子供は将来たくさんの愛情を人に分け与えられる僧侶になってくれるでしょう。
あなたはあなたらしい寺嫁になれば良いのです。
心から応援しています!!!!
いつでも愚痴を言いに来てください!!
南無妙法蓮華経
合掌
檀家さんに親しまれる奥さんに
まず、ご主人の夢を奪ったとかは考えすぎです。
お姑さんにはお姑さんのやり方、責任感、プライドがあります。
あなたが寺嫁としてレベルアップしても、同時進行でお姑さんもまだまだレベルアップしているでしょうから、お姑さんに追い付くのは難しいでしょう。
檀家さんに親しまれ、かわいがられる奥さんになってください。
子育てネタは会話のきっかけによいです。
子供や孫がいる檀家さんとは、子供の話をしてください。
かわいげのある若奥さん、檀家さんが、道ですれちがったら声をかけたくなるようなお嫁さんになってください。
新しい住職さん夫婦になってからお寺が明るくなった、みたいなのが理想ではないでしょうか。
質問者からのお礼
お忙しいところ、ご回答いただき、ありがとうございます。
この悩みから夜も眠れず、ずっと泣いています。
ここでは書ききれないほどの言われ方をしました。
ただ、私がもともと目指していたことがまさに「お寺が明るくなった、来やすくなった、また来たくなった、ちょっと話たくなった」そんなお寺です。
お寺は、知らないことばかりで私の想定もしていないようなことがあると思います。
だから、それに対応しているお姑さんにことは本当に尊敬しています。ただ、私にできそうなことと難しいことが自分でも分かっていて、半分でも学べたら…と少しでもと思っています。
少しだけ、目指すものが見つかりました。
本当にありがとうございます。
ただ、まだ言葉一つ一つが突き刺さっていて、辛いです。
正直、離婚も考えています。
子供かわいそうですが、私に育てられるよりはいいのかなと…
ダメですね。人生のうちこんな辛いことはいくらだってあるのに。
わかってはいるのですが。
本当にありがとうございました。
おはようございます。
ご回答いただき、ありがとうございます。
暖かい言葉に心が救われました。
ありがとうございます。
しかし、優しい言葉に甘えてばかりでは行けませんね。
時間も少し経ったせいか、離婚について考えなくなりました。
辛抱するならやはり、いつかはみんなで幸せになれると思える場所で辛抱したいと思えるようになりました。
「私らしく」をお姑さんが認めてくれるとは思いません。
きっと今回以上に辛く言われることもあるでしょう。
正直お姑さんのような人にはなりたくないです。しかし、尊敬できるところもあります。
上手にいいところだけを吸収して、行けたらと思います。
本当にありがとうございました。