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中絶するなら一緒に死にたい

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この度、4年の不妊治療、3回の流産で不育症治療を経て、5年目にして待望の赤ちゃんを不妊治療による顕微授精で授かりました。
現在妊娠5ヶ月(19週)ですが、5ヶ月(16週)の犬の日に安産祈願をした後の妊婦検診で「赤ちゃんの頭が5週分大きい」と言われました。

早い段階で頭が大きいのは何か原因が有ると言われ、地元の大学病院、大学病院で分からない事は大阪の有名な胎児ドックのクリニックで詳細な検査をしました。

すると赤ちゃんは「巨脳症」という脳ミソだけ急速に大きくなる先天的な病気でした。
今の普通の赤ちゃんなら有りえない脳の形をしていて、このまま脳だけ急速に発達するそうです。

余りにも早い発達の為、細胞が脳皮質に行きわたらなく、万が一生まれても「運動機能も希望が無い、感情の無い、笑う事も泣くことも無い子供になる」と言われました。
「それでも赤ちゃんは出産できますか?」と先生に聞きましたが「普通の出産は難しいし、ここまで珍しい状態は見たことが無い。産むことは難しいと思います」と言われ「中絶するなら22週までです」と宣告されました。

どうしても信じられなくて、何かできる事は無いかと再検査を来週行う予定です。

でも、病院の先生も主人も両親も皆、ダメだろうと諦めています。
「赤ちゃんには可哀想だけど、仕方がない、あなたの体が一番大事です」と義理母や実母に言われましたが納得できません。
このまま行けば、私は赤ちゃんと一緒に居れる時間は来週の中頃までです。

赤ちゃんは男の子でした。名付け、毎日お腹の赤ちゃんに話しかけ、お腹を撫でています。
胎動も感じられ、私のお腹を元気に蹴ります。
この子の為に毎日神様仏さまにお祈りしました。お寺や神社で何回もお願いしました。でも、神様も仏さまも赤ちゃんを助けてくれません。

私はこの子がお腹で動いているのに、自分で我が子を殺す決断をしなければいけません。
もしこの子を中絶しないといけないのなら私も一緒に連れて行って欲しい。

私は37歳です。もう5年の不妊治療で体もボロボロ、この子が居なくなると次の子は望めないと感じています。
私の今までの行いが悪くてこのような事になったのでしょうか。
毎日赤ちゃんに謝っていますが謝り切れません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

生まれるとは大変なことなのです。

みきこさんへ、こんにちは。

辛いですね。やっと授かった子供なのに中絶の判断をしなければならない現実の苦しみに祈るばかりです。お釈迦さまは人生の生老病死の四苦として生まれる苦しみを説かれました。多くの赤ちゃんが死産として生まれ、そして7歳まで成長せずになくなっていきました。お地蔵さんを祀って赤ちゃんの幸せを祈りました。今でこそ出生率は高くなりましたが、それでも生きて生まれることができない赤ちゃんもたくさんいるのです。それは直接的にはあなたの責任ではありません。人間の運命です。

中絶は私は反対派ですが、必ずしも反対ではありません。現実には仕方のない中絶もあります。人は殺生なしでは生きていけません。赤ちゃんの命と引き換えに、あなたの命を守ることも殺生と合わせて不殺生戒の一つなのです。

子供が欲しい気持ちはわかりますが、子供がいないことが人生の不幸ではありません。子供がいなくとも多くの子供たちのために生きた人はたくさんいます。今は将来の赤ちゃんの有無は仏さまにお任せして、ご主人さんと良く話し合って決断してください。まずはあなたが生きて夫婦共に幸せになることが大切なのです。合掌

追伸
私にも水子がいます。たとえ会えなかった子供でも私の大切な子です。いつも供養しています。私にできる子供への思いです。合掌

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★僧伽(お友達)になりましょう。一緒に仏教を楽しみましょう★ Email;kongozaji@renge.net(気軽にメールしてね!)  直通電話:090-6041-0193(最初はショートメールで) ※※※※※※※※※※※※ 山寺の小さな金剛座寺は10月23日に襲った台風21号で、大変な被害を被りました。大規模な斜面の崩落で客殿が倒壊の危機に陥っています。人生は何が起こるかわかりません。復興に向けて20年努力してきましたが、またリセットになるとは思いませんでした。でもあきらめません。仏さまの教えは「一切皆苦」苦難をなくすことではありません。苦難は必ずきます。それを乗り越える心を作ることが、御仏さまの教えなのです。  ハスノハに訪れる皆さん。私と一緒に人生の苦難に正面から立ち向かい、乗り越えていきましょう。仏さまと共にならば、必ずできます。合掌 ※※※※※※※※※※※※ Email;kongozaji@renge.net 在家から天台宗僧侶になりました。田舎のお寺だからできる新しいお寺ライフを試みて活動しています。特技は手話で現在某大学の非常勤講師で初歩の手話講義をしています。NPO手話技能検定協会理事の役職を頂いて手話学習の普及に努めております。社会貢献として保護司のお役を通して社会更生のお手伝いをしております。 どうぞ伊勢にお越しの際は遊びにお立ち寄りください。また活動は三重だけでなく、埼玉・東京・神奈川などの首都圏、または車でいけるところはどこでも出張で活動しています。仏事のことなら気軽にご連絡ご相談ください。お寺には宿坊もありますので、心のリフレッシュをされたいのであれば、いつでもお泊りくださいね。 私と一緒に、お寺の復興を手伝ってくれる方を募集しています。私とお友達になってください。そして伊勢の山寺をあなたの第二のふるさとにしてください。 ●お葬式や法要、納骨をお受けしております。 エリアは三重・中部・近畿から東京・埼玉・神奈川まで、車でいけるところはどこでも走り回っております。どうぞご相談ください。  (メールが有難いですが、直通電話 090-6041-0193 でもお受けします。なかなか出られないので着信を残してください。またはSNSでご連絡くだされば折り返し電話します。なお電話での悩み相談は10分と決めておりますのでご了承願います) ※もし少しでも回答がお力になれましたら、その感謝のお気持ちを、ご本尊如意輪観世音菩薩さまへのご志納(布施行)でお願いします。ハスノハ活動ができるお寺の維持活動に使わせて頂きます。 ゆうちょ銀行100010-67608891 名義コンゴウザジ 百五銀行多気支店(普)221446 名義シュウ.コンゴウザジ 檀信徒・弟子になって一緒に仏教ライフを楽しみませんか?(檀信徒費志納年1万円) 仏教を人生に活かして楽しみましょう。合掌 

質問者からのお礼

染川智勇様
お返事ありがとうございます。
今も横になり胎動を感じていました。この子には名前が有ります「健康で居る=たける」です。
この子を失う日を想像しただけで悲しくて怖くて申し訳なくて涙が止まりません。
私だけこのまま生き続けていいのか、この子を失った後私はどうなるのか、自分でも分からない状態で、誰にも相談できず、こちらへ相談させて貰いました。
ご助言頂いた通り、主人とよく話し合い、この子の事だけを考えて過ごしたいと思います。
主人も辛い思いをしていだろうし、仕事も忙しいし、目に見える気遣いをしてくれているので、心配をかけまいと実はあまり主人には自分の心の内を話していませんでした。
万が一、片足でも、片手でも健康で生まれてくれるのであればそれで良かったのに。
本当に普通に生まれてくると言う事の特別さを痛感しています。
たけると一緒に居るこの時間をこの子の為に使い、お腹で沢山抱っこしてあげたいです。
有難うございました。

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