hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

先祖へのお礼

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

私は熊本地震で被災しました。
前震の時は熊本市内のアパート、本震は実家の阿蘇の方で地震にあいました。
本震にあった時の事ですが、私は仏壇の前で寝ていました。
揺れてる間は布団で身を守り、揺れがおさまってからすぐに避難しました。
地震直後は避難して気づきませんでしたが帰ってから仏壇を見ると香炉が真ん中から2つに割れており、仏壇がずれてもう少しで下敷きになるところでした。
その事を母方の祖母に話したところ「それはご先祖様が香炉を身代わりにして助けて下さったのだから感謝しなさい」と言われました。
私はあまり信心深い人間ではないですが、お墓参り等をした方が良いのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの気持ちのままに

よしさん初めまして

改めてこの度の震災お見舞い申し上げます。

そのようなことがあったんですね。ご無事で何よりでございます。

私も母方の祖母さんと同じ様にご先祖様、仏様があなたをお守りになられたと思いますよ。

ですが、お礼をするか否か、どの様にお礼をするかは貴方次第です。

お墓参りに行かれるのもいいですし、位牌や仏壇に手を合わせるのもいいですし、その場で思いを馳せて感謝の気持ちをお伝えするのもいいです。もちろん何もしないのも一つの選択肢です。

形にこだわらず貴方がしたい様にしてください。

ご先祖様は貴方のお礼も嬉しいでしょうが、貴方やご家族が元気で前向きに過ごされる姿を見て喜ばれると思います。

まだまだ大変な状況が続かれるかとは思いますが、お身体に気をつけてお過ごしください。
合掌(^人^)

{{count}}
有り難し
おきもち

未だ愚迷凡夫の身ではありますが、皆様の一助になるようなお答えができれば幸いです。 私自身、いわゆる「お寺の息子」として生まれましたが、小さなお寺ということや両親の教育方針もあり、感謝すること、仏様、お大師様に手を合わせることの大切さは教えられてきましたが、後継者としてのプレッシャー等は全くありませんでした。 実際、当初は仏門に入る心づもりなどなく、仏教とは関係のない分野の理系大学に進学し、在学中に起業。 仲間とIT系の会社を立ち上げたり、飲食業や人材派遣などの運営企画に携わる傍、ディスコやクラブのDJやバーのマスター、占い師(手相、姓名判断、九星気学、宿曜)としても仕事しておりました。 が、その中で思うことが度々あり僧侶を志し、お大師様とご本尊様のご加護のもとご縁に導かれ仏門に進みました。 今もいつもお大師様とご本尊浪切不動明王様方にはお導き頂き、助けて頂いております。 (趣味程度ですが、暦の研究や宿曜経の読解、気学をメインに占いは現在も嗜んでおります) 「目に見える世界」「目に見えない世界」を共に大切にして釈尊の末弟、宗祖弘法大師空海の末弟として、真言僧侶の立場、金剛乗仏教・密教の観点からお答えさせていただきます。 皆様からの相談を通じて、また他の僧侶の皆様のご回答を通じて多くを学べればと思います。 皆様との御法縁に感謝して精進してまいります。 煩悩即菩提 即事而真 当相即道 また自坊(金剛寺)では護摩祈祷会や阿字観体験会(阿息観による密教瞑想体験)も開催しております。 また自治体や地元社会福祉協議会様や企業、団体様より依頼を受けて法話(講話)や瞑想指導を不定期で行っております よろしくお願いいたします。 合掌
可否が時期によります ご相談ください

質問者からのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
早速、来週の土日に実家に帰省して仏壇にお供え物をして手をあわせ、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ