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自分なんかが恋人をつくっていいのでしょうか。

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長文になってしまいますが回答していただけたら幸いです。

まずは本題に入る前に自分のことを説明させてください。

私は発達障害と知的障害(軽度)を抱えており、子供の頃から周囲の人と上手く付き合えず、煙たがられたり、バカにされたり、仲間はずれにされたりしてきました。

しかしそんな自分を変えようと高校生の頃から
『人間、コミュニケーション、心理学』
のような類の本を片っ端から読み漁り、その知識を自然と人に振る舞えるように何十回も何百回も人との会話の中で繰り返し練習しました。
すると奇跡的にほんの少しずつですが、感覚が掴めてきて友達もできるようになりました。

嘘っぽいですが、一応ホントの話ですf^_^;)

しかしいつの間にか人間恐怖症になっており、それが悪化して4年前に重度のうつ病になってしまいました。
そして3年かけてうつ病を克服し、現在は正社員として会社に勤めています。

ここからが本題になります。

病気を克服してからありがたいことに3人の女性に告白され、中には私が好意を寄せていた人もいました。

正直、しぬほど嬉しかったです!
だって今まで友達すらできなかったのですから(笑)

しかしみんな断りました。

私には障害があります。発達・知的障害というのは遺伝する可能性があります。

もし私に恋人ができてその恋人と『家族になりたい』『子供が欲しい』という感情が湧き、子供ができてしまえば、その子供は私と同じ苦しみを味わうことになりかねません。

あんな悲惨な思いを自分の子供にさせたくない。

それを考えると恐ろしくて恋人もつくれません。
とは言うものの本能的には恋人は欲しいですけどね…

人間ですもの^_^;)

間違っていると頭ではわかっているのですが、どうしても怒りの矛先が家族に向いてしまいます。
なんでこんな身体で生まれてしまったんだって…

この問題を解決しなければこれ以上前に進めそうにありません。
私はどうしたらいいのか?アドバイスいただけないでしょうか。宜しくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大手を振って恋人作ってください。

テレトー様

釋慧心と申します。

血筋を絶やしてしまいたい。
私も同じように感じておりました。
正確には今も完全には拭いきれておりません(^^;

自分や家族の性格、人格などを否定され続けると、それがトラウマのようになって、
自分は劣等種なんだ、ここで止めておかなければ、と思うようになりますね。

私は人格的なことと、他には寺の子寺の子と何処でも言われ、オウム事件のときは宗教キモいとかいう類いの言葉が、突き刺さって辛いこともありました(笑)

しかし、私は障害とかハンディキャップとか、健常者という言葉がすごく嫌いです。
傲慢な感じがしませんか?
基準が腹立たしい。

この社会に従順で適合していることが、あたかも絶対的な正義や善であるかのような物言いです。

人間には、どの人にも同じような縁が働けば、同じようなことを必ずします。

私は人を殺さない、と私は思っています。
しかし、戦場に放りこまれ、目の前の敵を殺せと上官から命令を受ければ、殺すかも知れない。

そこには差異はありません。
私が正しいとかいう基準、健常だとか、職業とか性別なども、全ての違いが無意味です。

お子様の将来を心配されるお気持ちもとても分かりますし、
実際に、世間の多くの人の価値基準は、
元気に生きて、経済的にも恵まれ、仕事や地位も素晴らしく、おまけに外見も美しいことが良いことで、
それに一つ外れるごとに、蔑ました目でみられたりする。
まさに煩悩無明が生む、思い違いも甚だしい優劣です。

その為に、人と姿や能力の違ういわゆるマイノリティは辛い立場を強いられる。
それが世間なのか、まだ世間が未熟なのか。

厳しい世の中の批判は、もしかしたら誰もが受け、それに怯えているのかも知れません。

他の誰に何を言われても、貴方が認めてあげ続けて、佳いところを伸ばしてあげるような接し方をされれば、お子様は辛くないと思えると思います。

そして貴方が素晴らしい努力で道を自ら開かれたことに敬意を表します。
きっとそのこと自体が、誰の、またお子様の光になります。
ヘイトの無い世になりますように。

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有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派です。 有髪に非僧非俗、 肉食妻帯(現在は独身ですが)...
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質問者からのお礼

親身にご回答いただきありがとうございます。

釋慧心さんもとても辛い経験をされてきたのですね。

私も障害という言葉にはずっと疑問をもっていました。

障害という言葉自体が障害なのではないかと…

障害者という言葉を聞いただけで相手の目の色が極端に変わりますからf^_^;)

障害ではなく個性なのだと自分に言い聞かせてきましたが、個性と思えるようになるまでは遠い道のりでした。

でも誰もが世間というものに悪戦苦闘しながら生きているのが現状ですよね。

世間がどう思うか…子供が辛い目にあわないかではなくて私自身が子供に寄り添って何をしてあげられるか…
ということが大事ということなんでしょうか。

きっと乗り越えられると信じて。

とても貴重なアドバイスで背中を押していただき本当にありがとうございました。これからは好きな人ができても前向きに考えていけるような気がします。

ヘイトの無い世になりますように。

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