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2度の流産と乳癌

回答数回答 1
有り難し有り難し 17

1人目を出産してからなかなか2人目が出来ず、婦人科に行ったところ、甲状腺の病気が発覚。薬を飲み、通院して、病状が良くなったところ、すぐに妊娠できました。しかし、心拍確認が出来ずに、早期流産してしまいました。病気のせいではないこと、流産は8人に1人は起きてしまうことなどを聞き、悲しいながらも、次の妊娠に備えました。そして、流産してしまった子の出産予定日に次の妊娠が分かりました。嬉しくて、戻ってきてくれたんだと泣きました。

妊娠してすぐに痛い位に胸が張り、左胸にしこりを見つけました。妊娠のせいだろうとは思いましたが、気になったので乳腺外来に行きました。結果、しこりは何でもなく、全く触っても分からなかったところに、乳癌が見つかりました。幸い初期の乳癌なので、手術すれば大丈夫であること、赤ちゃんが15週を越えれば手術ができること、赤ちゃんが生まれてから放射線治療、ホルモン療法をしていくことなど、詳しく聞きました。ショックで頭が真っ白になりましたが、心拍も確認でき、元気にしてくれている赤ちゃんがいる。そのことを希望に、乳癌に立ち向かおう。赤ちゃんと一緒に生きようと思っていました。

それなのに、先日の婦人科検診で、赤ちゃんが大きくなっておらず、また流産になってしまったことを伝えられました。2度目の流産。そして、私には癌しか残らなかった…。もう希望がなくなってしまいました。どうやって立ち直って良いのかわかりません。妊娠してしこりができなかったら、きっと乳腺外来には行ってませんでした。私の癌を知らせるためだけに、赤ちゃんはやって来たのでしょうか。そんなの辛すぎます。私の寿命を削っても、生まれてきてほしかった。娘に兄弟をつくってあげたかった。癌の治療が始まれば、短くても5年は妊娠できないそうです。薬の副作用で閉経してしまう人もいるそうです。今、35歳。もう赤ちゃんは望めないと思うと涙しか出てきません。主人はもう子供はいい。3人で生きていこう。お前が元気になることが大事だと言ってくれましたが、どう気持ちを切り替えたら良いのか分かりません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お二人のことは全てお任せして、治療に集中されて下さい。

あーこさん

釋慧心と申します。

この度のご質問、またこれまでの経緯、拝見させて頂きました。
お察し申し上げます。

論点をずらす訳ではござませんが、
流産のみならず、いのちの行方、重さの問題は大変難しいことです。

どの「いのち」も同じ重さでしょう。

流産されたお二人のいのちに対して、
あーこさんが、私に落ち度があったのだと考えるのは、間違いです。
あーこさんに落ち度は御座いません。

人のいのちを、長さだけでは量ることは出来ません
あーこさんのいのちも、流産されたお二人のいのちも同じように、
全く同じように願ってくださる存在が必ずおいで下さります。
もし今、あーこさんがそのことに気づかないとしても、心配も問題も御座いません。
へえ、そーなんだ。で大丈夫です。
へえ、そーなんや、知らんけど、で良いよと仰って頂いておられる仏です。

その仏は、流産されたお二人のいのちのことも、我に任せよ任せよとねごうておいでです。
先に往かれたご先祖の方々も同様の願いを興されておいでです。
わかったわかった、任せといたらええ、と。

そして、その願いは、あーこさんの悲しむ姿を悲しまれます。
私が気付いてようが気付いてなかろうが、
心を痛めて、絶えなく願っておいでです。

気付いたときは、あ、もう既に遠い昔から願われてたんだと気付かされます。
ごめんなさい。全然気付いてませんでした。
そうでしたか、大変なご苦労だったのですね。
ありがとうございます。と、気付かされます。

あー、かまへんで、ええよ♪
と、言うてくださる仏です。
何せ親の親玉みたいな仏ですから。

今、流産されたお二人は、先に往かれたご先祖方々と一緒にその願いになられておいでです。

心配するな、
我に任せよ、任せよ。

今は、あーこさんのお体の治療のみに全てを集中されて下さい。
元気を取り戻されれば、存分にお偲びし、感謝申しあげることも出来ます。

お二人を含め、全ての仏の願いが、あーこさんとご家族を守護し、正しい導きとなられ、揺るぎない拠り所となり、必ず共においででくださいます。

ええよ♪と、言うてくださっております。
また、いつでもお話ください。

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有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派です。 有髪に非僧非俗、 肉食妻帯(現在は独身ですが)...
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質問者からのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。流産を告げられてから今日でちょうど1ヶ月、様々なことを考え、沢山泣きました。細胞検査の結果、私のガンは小さいけれど悪性度の高い物で、手術後に抗ガン剤、ホルモン療法を行う予定です。幸い転移はなさそうなのですが、もし妊娠が継続され、手術が遅れたら、進行ガンになっていたかも知れません。婦人科で、「赤ちゃんがガンを教えてくれた。ラッキーだったんだよ」と言われました。触診でも分からない大きさで、妊娠中にガンが見つかるのは稀だそうです。助けてもらった命に感謝し、家族と共に前向きに治療に取り組みたいと思います。
私の命も流産した子の命も同じように願ってくださる存在がいる。2人のことは仏様にお任せしたらよいと言っていただいて、心が軽くなりました。本日より入院し、来週手術です。感謝の気持ちを忘れずに、病気に立ち向かっていこうと思います。ありがとうございました。

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