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格闘技の考え方

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プロレスはショーとしても、プロのボクシングや総合格闘技は相手を痛めつけて勝敗を決めます。

私も学生時代は格闘技をやっており、試合直前には、やられる恐怖を、克服するために、相手を打ちのめすイメージを想像して付けて奮い立たせました。
この精神は、良くないものでしょうか。
プロの選手は気持ち的には試合前には命を懸けてリングへ上がります。

かつてプロのボクサーが命を懸けて闘うと言って、母親が黙ってしまった場面もありました。
おそらく、その時の本人の本心でしょう。周りでボクシングで死んでしまった友人を見ながら試合をするのですから。
実際、障害を負ったり、死亡してしまった事例も有ります。

その恐怖を相手を壊す精神に変えて。

観戦者からしてみては美談としても捉えられますが、結局、ルールのなかといえ、死を覚悟して試合をするのは良くない事でしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

それこそ、生きること

人にはそれぞれ、
与えられた”場”があります
(私は”星”があると思ってます)

与えられた"場"で、最良のパフォーマンスをしなさい
これもお釈迦様の教えです。

与えられた"場”が違えば、
最良のパフォーマンスとは何か、
が変わります。

主婦とボクサー、坊主と水商売のお姉さん、
それぞれです。

最良のパフォーマンスとは何か…
「みんなを幸せにしようとすること」
と私は思います。

ボクサーはリングという"場"で、
死を覚悟し戦うことが、
最良のパフォーマンスで、
観客を幸せにするなら◎でしょう。
尊敬してます。

叩きのめされた相手の気持ち?
一騎打ちが醍醐味のボクシングで、
んな、野暮なことは言いませんよね?

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有り難し
おきもち

高野山真言宗 西室院 住職 神戸・阿字観実修会 主宰 ・高野山真言宗 ...
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