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1日1日過ごすことが辛いです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 9

宜しくお願いします。

1日1日何をしても、過ごすのが重く辛いと感じるときは、どうしたらやり過ごせますか。

無心になりたくて、お料理をしたり、お庭のお花や野菜の世話をしてみたりするのですが、それが終わると現実が押し寄せます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

旦那様は仏様として、あなた様ご家族とご一緒です

 お料理や野菜の世話をされている間も現実の暮らしなのです。ですから、そういった無心になれる時間を出来るだけ増やしていくというのも「辛い状況から脱する」ための一つの方法かも知れません。
 もちろん、生きていくためにはいろいろとしなくてはならないことがあります。ただでさえお辛いのに、さらに辛いことに出会っていかなくてはならない、向き合っていかねばなりません。
 耐えられない…。
 だからこそ、仏様がおみえになります。旦那様は仏様とお生まれの上で、あなたに寄り添い続けて下さっておられます。お子様にもずっと寄り添い続けて下さっておられます。
 「主人は仏になったと信じて生きていけば良いのですね」…そのように受け止められて結構です。
 そして、大事なることは『「夫が仏となりて、我のところに還り来て我を支え、導いて下さる」と受け止められるお方は、「夫は死んでしまった。もういない、会えないんだ」というお気持ちのお方より、安らかな心で人生を送ることが出来るという事実』なのです。
 その為に、お釈迦様は仏のいのち・世界をお説き下さったのであると受けて止めております。
 どうか、旦那様を思って 悲嘆の涙流し続けて下さい。そして、そんなあなた・お子様を「心配で心配で、遠くから見ておれない」と寄り添い、支え、導いて下さっておられる今の旦那様(仏様)を思って 歓喜の涙流し続けて下さい。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

お返事ありがとうございました。

体調を崩していたためお礼が遅くなりました。申し訳ありません。 

これまで、主人の死との向き合い方に、とても迷いがありました。

49日の法要と新盆の法要と、準備をしながらも、主人の死を受け止められる日と、朝から仏壇に向き合えないほど、受け入れられない日と波があり、どう気持ちを持って行けば良いのか考える日々です。

主人がそばにいてくれていると、暖かく感じる日もあれば、なぜ会えなくなってしまったのかそればかり考えてしまう日もあり、まだまだ、主人が仏様になったのだと、受け入れることができないでいるのかもしれません。

きっと時間が解決してくれるのでしょうね。

お寺やお坊さんは、てっきり亡くなった方の為にあるもので、亡くなった方と仏様とを結ぶお仕事が大半なのだと思っていました。
しかし、こうしてご相談させていただき、お返事をいただくと、私のように身近な人が亡くなった人に寄り添い、どう生きていけばいいのか導き出してくれるお仕事でも、あるのですね。

まだまだお返事いただいたように、いつもいられる自信はありませんが、残された子供たちのため、これからの人生のためにも、お返事いただいたように気持ちが持っていけるようになれば、私も健やかに、楽になれるのかなぁと思いました。

私を救って下さり、本当にありがとうございました。また辛くなったらご相談させて下さい。
宜しくお願いします。

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