お坊さんについて
こんにちは
ちょっと疑問に思うことがあります
お坊さんの性欲は煩悩に入らないのでしょうか?
何を言うと思われたかも知れませんが、よろしくお願いいたします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
欲はある、欲望は煩悩ともなる
お坊さんだからといって煩悩がなくなるわけではありません。
またお坊さん以外の人にとって煩悩であるものがお坊さんにとっては煩悩ではないということでもありません。
お坊さんも人間です。人間である以上欲望はあります。生理的欲求ならなおさらです。
欲望(~したいという思い)は人生を楽しくもします。美味しいもの食べたい!旅行に行きたい!楽しいことしたい!
しかし欲望はひとたび道を求めた時、煩悩となってその道を歩むことを阻もうともします。
さぼっちやえよ!楽しちゃえよ!好きな事だけしとけよ!とそそのかします。
仏教は
煩悩を断つことを目指す教え(聖道門系)
あるいは煩悩を断たずして涅槃を目指す教え(浄土門系)
いずれにしても煩悩は大きな課題です。
こんなこと言ったら諸先輩方に怒られるかもしれませんが私は仏陀釈尊にも煩悩があったと思います。
迷い、悩み、苦しむことがあったと思います。それは仏陀となった後であったとしても。
だって煩い悩むのが人間という存在でしょう。
花を美しいと思う心が修道でなくなるでしょうか?
美しいと思えば摘みたくなる(煩悩)のが人間です。
それ(煩悩)をおさえて自分は我慢できたとして、では目の前で他の人にその花を摘まれても何も感じないでしょうか?
どうでしょう?
花にたいして生じる思いは異性に対してもまた然り。
煩悩に振り回され煩い悩むのが人間。
そこから一歩進んで煩い悩むことの原因に目覚めた方が仏陀釈尊だと私は思います。
邪魔にしないで
いったい煩悩とは何のことでしょう?^ - ^
お坊さんも、会社員も、国会議員も、電車やバスの運転手もみーんな同じ人間。
誰もにも備わる性欲をいけないものとして決めつけ、排除しようとすると、そこに苦しみが生まれます。つまりは煩悩。
邪魔にしなければ良いのです。
性欲は有って当然。当たり前。邪魔にしないでください。食欲や、睡眠欲と同じですよ。
質問者からのお礼
ありがとうございます
花の例えとてもわかりやすかったです
そうですよね、お坊さんも人間、性欲ないほうがおかしいですよね
三大欲求の一つですものね
ありがとうございました
ありがとうございます
決して邪魔にはしてませんよ
ただ性欲って煩悩のうちに入るのではないか?と考えただけです
お坊さんも同じ人と知ることが出来て嬉しかったです
ありがとうございました