異常なほど傷つきやすい性格に悩んでいます
こんばんは。異常なほど傷つきやすい性格が悩みです。
人のちょっとしたとげがある言葉や、人が怒りの感情をぶつけてくると深く深く傷ついてしまいます。誰でもそういうところはあるとは思いますが、ダメージの受け方が異常に強く受けているようで、頭がとげのある言葉や怒りの感情の言葉を繰り返してしまいます。
他のことがてにつかなくなるほどで、何年も傷ついてしまうことがよくあります。精神科にも通っています。
今後もそのような言葉に悩まされるかと思うとつらいです。
傷つきやすい性格を直したいのですがどうしたらいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
アホになりましょう
貴方様は感受性が豊かすぎるのでしょう。親御様も大事に育てて下さったのでしょうね。
その感受性は大事にしてください。
ただし、処世術には向いていません。どうすればいいか。通院もされているとのこと。
いっそのこと、「アホ」になってはいかがですか。
つまり、その感受性を無くしてしまう。気にしない状態にする。仏教の言葉を用いるとするならば、執着しないということでしょうか。
一例を挙げましょう。中国の魏の時代、司馬懿という恐ろしく有能な軍師が、その能力があるが故に時の皇帝に命を狙われました。皇帝の命により宮廷に参内するよう命令を受けたのですが病を理由に断りました。皇帝は使いを差し向けて司馬懿の見舞いに行かせましたが、司馬懿は、自身が不能であることを示すため、アホになったふりをしました。使いの者はそれを見て、皇帝に伝達し、皇帝は兵を差し向けることを止めたのであります。
ちょっと変な例えかもしれませんが、貴方様がひょっとしたら感受性の使い方が偏っているのかもしれないと思ったのであります。処世の上では偏った考え方では渡り歩むことが難しいことが多々有ります。そうではないかと思ったので、敢えて、「アホになりましょう」と書かせていただきました。
仏教では「中道」を大事に致します。何事もちょうどいい加減で調整するという考え方でございます。このことを心に留めて頂けたらと思います。
質問者からのお礼
卓阿さま、ご回答をいただきましてありがとうごさいます。「ちょうどいい」をめざしたいとおもいました。回答がとてもわかりやすく自分の状態をあきらかにしていただいたので感謝しています。本当にありがとうございました。