初めての彼女について

川崎男性/20代

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有り難し 12

私はいま大学四年生22歳の学生です。
何かの縁か数か月前に人生で初めての恋人ができました、大学一年生の年下の方です。常識的な子で愛想もよくどこへ一緒に行っても恥ずかしくない自慢の恋人です。
私の容姿はいい方ではないのですが彼女は私の内面に対し好意を持ってくれたようです。

私にとって初めての恋人でありますが、彼女にとってはそうではありませんでした。その程度のことは考えていましたしさほど気にも留めませんでした。

しかしながら男女の仲が深まっていった頃に彼女から高校の1年生の頃32歳の男性と付き合っていたという事を告げられ、精神的に少々へこみましたが何とかその事は彼女の人生ですし、今の現状の方が大切だと乗り切りました。

ですが話はそれだけではありませんでした。
当時彼女は精神的に病んでいたようで、交際していた男性の斡旋により援助交際をしていたらしいのです。肉体関係を持った数は二ケタということでした。
また、話の断片から考えると月々の金額を決め愛人契約を結んでいたり男性から色々なものを貢がせていたようです。

そのような話をしてくれたという事は信頼されていると思いますが、私はとても動揺しました。
今の彼女が大好きですし、関係が落ち着いた中でもしっかりと愛しています。
そのようなことを彼女に対し汚いといった感情や嫌悪感、劣等感といった感情はありません、ただ不安といった思いです。

完璧な人間など存在しないという事は頭では十分に分かっています。唯々不安のです。
過去のことですし彼女が私のことを愛しているという事は分かります、今の彼女が大切という事は理解しています。
それでも心のどこかに引っ掛かりが棘が刺さったかのように痛むのです。

それと同時に彼女に失礼な話ですが気持ちが落ち込んだ時には私もただ貢がされているだけの人間なじゃないかとも思ってしまうのです。

時間が経てばこの心の痛みも薄まっていくという事は予想できます。
しかしそれには少し時間がいりそうです。この不安を私の邪推する心をどうしたらいいのでしょうか。

助言をいただけたらありがたいです。

川崎男性/20代

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの想像した「そっち」の彼女は彼女ではない

人間は細胞レベルでも日々生まれ変わっています。
あなたの不安はあなたの中で生まれたいまさら見ることも知ることもできない想像、イメージされたものがあなたを傷つけているのです。
もう一度想像してみてください。考えたくもないでしょうが、そこから解き放たれるチャンス到来です。
あなたが今想像した彼女の謎の半生は、あなたがたった今作りだしたあなたの中の「イメージ彼女」です。
それは実物ではありません。目の前の彼女と照らし合わせてみてください。
古い彼女の写真でも観てみると良いでしょう。それも、もうその今のリアルタイムのその方ではありません。
あなたが言うように、今の彼女は、たった今のあなたの目の前で立ったり動いたりしているリアル・本物・LIVE・実物彼女だけです。その天地に只今一人っきりのその彼女の見を相手にしましょう。
それ以外の彼女って、どこにいます？
居ませんよね？
では、あなたが今思い起こした彼女って、誰です？
そうです。あなたの中のまぼろし、うそ、いつわり、ニセデータ、ねつ造された「イメージ彼女」なのです。
その「イメージ彼女」は、実際のリアルタイムで動いて、息をしている「リアル彼女」ではありません。
多くの人は、ここを混同します。
頭の中で作りだした「相手に対する自分のイメージ」に恐怖し、不安になり、怒りを覚え、悲しくなったりします。それは自分の思いでしかないものです。実際のリアル彼女ではありません。
昨日のことですが、コンビニに入ると深田恭子さんと石原さとみさんがずーっと私のことをじーっと見つめてくるのです。♨どうやら彼女たちは私に気があるようでして、、、雑誌を手に取ってみましたが、いやいや、困りました。私には妻も子供もいるのに…ぺラリ　←完全に「イメージ彼女」
このように愚かなる者は非現実でも「現実❝化❞」する力が強いものです。ですが、それは決して真実、現実ではないことはお分かりいただけるはずです。ゆえに、現実❝のみ❞を相手にすればよいのです。
苦しい時は、以下の言葉を真言だと思って唱えてください。
【実際の当の本人は、私の思いとはまるで別行動をしている。私の思いは彼女本人とは別物だ。】と。
タイトルの意味が分かるまで繰り返し読んでください。
全ての人間関係が良好になります。