祖母とのすれ違い
私には両親がいなく、祖母が母親代わりで育ててくれました。
周りからはおばあちゃん子だねと言われますし、
自身でもそう自負するほど本当の親子のように仲が良かったと思います。
ただ私が大学生になってしまって、私自身が変わったのでしょうか、祖母との考えが合わないことが増えました。
それまでは何でも話せたし何でも祖母の言うことが100%正しいと信じて疑いませんでした。
今でも相談事をすると祖母の答えは絶対に正しいのですが、「それはそうだけど…」と食い違う意見を持ってしまいます。
最近は祖母もそう感じているらしく、「段々やり辛くなってきたね。しんどいいなら家を出ても良いよ」と言われました。
正直家を出て1人暮らししてみたい気もします。
というのは、恐らく私と祖母が今まで一緒にいすぎたために、
距離の取り方がよくわからない状態なのだと思います。
ただ祖母のことは大好きだし、親と違ってそんなに長くいてくれるわけでありません。
老後を私と妹を育てるために費やしてくれたのだと思うと、やすやす自分だけ家を出たいとは考えられないです。
ただ、高校生くらいまでは、今住んでいる祖母の家を貰うという話を了解していましたが、
年頃になった私が「いつか良い人を見つけたら、
この家を出てその人の元へ行きたい」と言ってから、すれ違いが始まったように感じます。
そのとき祖母は「あんたの人生やから私らのことは気にせず好きにしなさい」と言ってくれましたが、
やっぱり寂しいのだと思います。
どうしたらこのすれ違いを埋めることができるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの人生を歩んでくださいね
拝読させて頂きました。あなたは少しずつ個人として独立なさっていらっしゃる段階なのですね。成長過程ではお祖母様があなたの全てであったでしょうが、これからのあなたの人生はお祖母様から離れてしっかりとご自分の生き方や考え方に基づいて生きていくことになるのでしょうね。
いくばくかさみしいそしてつらい思いはあるでしょうが、しっかりと前を向いてあなたの人生を歩んで頂きたいと思います。
きっとお祖母様もあなたのご成長を望んでいらっしゃると思います。そしてあなたがしっかりとご成長なさるとお祖母様とのご関係も新たな段階に至ると思います。そしてこれからもあなたをお祖母様は心からお見守りなさって頂けます。どうぞ安心してあなたの人生を歩んでくださいね。
質問者からのお礼
御回答ありがとうございました。恐らく自分もそのような時期なのかなと薄々は感じておりました。心苦しいところもありますが、必要な段階なのですね。ナイーブにならず、しっかりと自分の人生を歩みたいと思います。