専業主婦の母に苛立ってしまいます
いつもお世話になっています。
私は営業事務をしている社会人2年目のOLです。
我ながら心が狭くて恥ずかしいことなのですが、
最近、専業主婦の母に苛立ってしまうことが多く、悩んでいます。
私は実家暮らしで、父、母、高校生の弟妹の5人家族なのですが、
母はパートをしていない、完全な専業主婦です。
子どもも手がかからない歳ですし、介護もありません。
休日に様子を見る限り、ゲームをしたりテレビを見たり
のんびり過ごしていて時間はあるようなのですが、
母は食事や掃除等の家事を適当に手を抜くことが多く、
それなのに皿洗いや洗濯物の取り込みなどを手伝わないと怒ります。
母のことは愛してしますし、気が合うので一緒にいて楽しいのですが、
そういう時はつい、「専業主婦のくせに…」と苛立ってしまいます。
もっと正直に言ってしまえば、
「私は外でストレスを抱えて仕事してるのに、
どうして家の中で楽な仕事をしてる人を手伝わなくちゃいけないの?」
と酷い事まで考えてしまいます。
そういう私も、「社会人のくせに」実家で暮らして
家事をしてもらっている身なので、
こんなことを言う資格はないのかもしれませんが、
孤独に弱く1人暮らしは寂しいので、
今後も家族と一緒に暮らしていきたいです。
そのためには、母に対する自分の心の持ちようを改めなくてはならないと思うのですが、なかなかうまくいきません…
こんな自分を変えるには、どうしたらいいでしょうか。
ご回答いただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
いずれあなたも結婚して専業主婦になる時が来る …かも
「他の人のなすと為さざるを問うことなかれ
ただ己のなすと為さざりしのみを問え」
あなたのお母さんはあなたの年ぐらいではもっとバリバリだったと思いますよ。昭和の母を甘く見てはいけません。
オマケにこう言っちゃなんですが子供を三人も育てるって女性としてはスゲー人ですよ?
現代っ子は一人でさえ発狂寸前になる人も専業主婦も多い中、三人って本当にスゴイと思います。
うちにも三人子供いますけど、専業主婦をあなたは軽く見ている、舐めていると思います。
私なんか妻がいなくなったら子ども三人なんてとても一人で育てられません。首くくってます。
そのご苦労をあなたが感じるにはあなたがいつかご結婚されて子供を持つ事でしか実感はわきません。
私は修行道場の修行なんかより、専業主婦として子育てをされる主婦の方がよっぽど大変だと思います。専業主婦は素晴らしい仕事です。24時間営業です。休む間もありません。今でこそあなた方が大きくなったからこそようやくゆとりがわいたのです。その所だけをみないでください。
学生時代、学校行きたくない時にネコが寝てると「いいよな、ネコは。」と思う心理と同じです。
きっとお父ちゃんがお上げながら頑張っておられたのですね。
お母さんに外に働きに出さずに子育てに専念して頂きたいと思って専業主婦として家にいてもらうようにしたのでしょう。
あなたもそういう女性の大変さを分ってくれる素敵な男性と出逢いをお祈念申し上げます。
もちろん子育てしながら働くことを許してくれる男性でもいいでしょう。
一度、全部あなたがやってみてください。
食事、片付け、洗濯(あらい、干す、取り込む、たたむ)、ゴミ捨て、掃除、掃除、買い物、送迎…、できる限りのことを今から花嫁修行としてやっておきましょう。
相手を認めることが自分を許すことにつながる
みりさんこんにちは。拝見いたしました。
専業主婦であるお母様に時々苛立ってしまうとのこと。みりさんは自分自身の事がよく見えておられますね。
>私は外でストレスを抱えて仕事してるのに、どうして家の中で楽な仕事をしてる人を手伝わなくちゃいけないの?
こんな風に自分自身の本音と言いますか弱さの部分をちゃんと見つめられるというのはすごいことです。お母様に苛つくのはひょっとしたらその仕事の事、ストレスの事を受け入れて欲しいという気持ちが裏にあったのではないでしょうか。「あなた大変ねぇ。仕事をして頑張ってるわね」という言葉があればまた見方も変わったのかもしれません。ここは一つ自分自身に許しの言葉をかけてあげましょう「よく頑張った」「大変だね」と声に出して自分自身の中の「弱い自分」に声をかけてあげましょう。
また、反対の事を想像してみるのも一つです。お母様がのんびり過ごすような時間もなく、必死で疲れている姿をしていたらどうでしょうか。必死に家事をこなし病気になり、今よりも早く命を削ってしまったとしたらどうでしょうか。あなたの実家ぐらしを「受け入れられない」ほど心を消耗してしまっていたらどうでしょうか。「こっちは忙しいの!働いてるんだから一人で暮らしなさい!」となってしまったら。
苛立ってしまう気持ちを「押さえ込む」だとか「思ってはいけない」と考えるとしんどくなります。それよりも思ってしまう自分が抱えている余裕のなさを見つめましょう。そして自分を否定するのではなく、「比べちゃう自分がでてきたなぁ」と感じましょう。
仏教は諸行無常の教えです。いつか人は別れます。そこから逆算して今を見つめれば見えてくることがあるかもしれませんね。
合掌
質問者からのお礼
お早いご回答ありがとうございました。
少しでも自分の気持ちを変えられるように自分なりに考えて行きたいと思います。