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仏壇に置く位牌について教えてください。

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今年のお盆の際に仏壇をきれいにしているときに、過去帳と家系図のようなものを見つけました。ご先祖様から一番新しい仏様(亡父)までの俗名も戒名も命日も0知ることができました。

我が家の仏壇には、ご先祖様とその妻の夫婦位牌が一つと五代目の方の位牌がひとつ、六代目のご夫婦の夫婦位牌が一つ、そして私の父の位牌があり合計四つのお位牌が置いてあります。

二代目三代目四代目の方のお位牌がありません。
ご先祖様個人のお位牌があっても先祖代々とかかれた位牌はありません。
このように揃っていなくてもよいのでしょう?

このような場合、先祖代々とかかれたお位牌を新しく作った方がよいでしょうか?
もし作った場合は、ご先祖様とその妻の夫婦位牌はどうしたらよいのでしょうか?

家庭の中もゴタゴタしており、精神面も病んでいる家族がいたり夫婦仲も良くなく、家に帰ると頭痛がしたり物音が聞こえたりといいことがありません。

ご先祖様のことを知ることができたのは何かのお導きかと思ってしまいました。
これを機にちゃんと私のできる範囲で供養をしたいと思っております。

お位牌もご先祖様が喜ばれるようにちゃんと仏壇に置いてあげたいと思います。

宗派は浄土宗です。

ご教授よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

先祖供養はいまある生命への「感謝の修行」です。

先祖代々の位牌を建立します
33回忌or50回忌を過ぎたら、
個人(夫婦)の位牌を菩提寺に預けるなどします

33回忌、50回忌を過ぎれば供養が完成し、
子々孫々を見守る「カミ」に近いお魂となられます。
供養が必要ないとまでは行き過ぎですが、
お魂がバージョンアップなさいます。

ただし、適切に年忌法事など、
追善供養がなされてきたかは大切なところです。

お仏壇には、
「先祖代々」のお位牌
「33回忌or50回忌まで」のお位牌
が基本です。

「先祖代々」のお位牌は大切です。
過去・現在・未来へとつながる
尊い生命の流れの要(カナメ)です。

家の中のゴタゴタの件ですが、
先祖供養は途切れずお勤めされて来ましたか?
霊的な障害うんぬんの話の前に、
先祖供養は「尊い生命への感謝の修行」です。

いまある生命へ感謝が表現できない、
これはあらゆる物事へ悪影響をおよぼします。
感謝なんて簡単、当たり前ではなく、
「感謝も修行」です。

先祖代々の位牌を建立し、
心から「感謝の修行」を続けてください。
おおかたの煩い事は止みます。

感謝のこころ、
供養したいこころ、
があればよろしい

的なアドバイスもhasunoha上に散見しますが、
真剣に祈ってない、現場経験の少ない、
僧侶の頭の中の理想的な意見ですわ。
何故なら、その論法では目の前のゴタゴタは治りません。

表現せねばなりません。
表現すると、
「ココロ」が「カタチ」になって現れます。
「カタチ」となったものが、
各宗派で執り行われる先祖供養の儀式、(やり方)です。

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有り難し
おきもち

高野山真言宗 西室院 住職 神戸・阿字観実修会 主宰 ・高野山真言宗 ...
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質問者からのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
やはり先祖代々のお位牌が必要なのですね。お位牌のない先祖のことがとても気になったのでご回答頂きスッキリしました。
私は今まで全くといっていいほど先祖供養に無関心でした。母がお線香を毎日をあげ手を合わせてればいいとまるで他人事。
しかし、なぜか仕事も辞め時間ができたことも手伝ってか仏壇に向かうことが多くなり、自然とご先祖様を想う気持ちが芽生えてきました。
これから私のできる範囲で供養をしていきたいと思います。
ありがとうございました。

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