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小学4年生のいとこのことが心配で。。。

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こんにちは。 小学4年生のいとこ(一人っ子・女)についてです。我が家、祖父母、いとこの家はみな近いです。
私の母は、「子供が小さいころはのびのびと公園などでほかの子と触れ合わせたりすることが大切だ」と、叔母に何度も言っていたにもかかわらず、いとこが人見知りでいやだと言うから行かせない、と言って結局公園などで遊ばせたことはありません。
いとこは生まれてからかなり甘やかされて生きてきています。ゲームで負けると大泣きするため、祖母はわざと負けます。 
現在もいとこの精神年齢は幼稚園生かというほどです。今でもトランプで負けそうになるとやめる!!!と言って聞きません。(私が相手をするときは厳しく、OOちゃんがやりたいって言ったんだから自分の都合ばかりで行動しないで最後までやりなさい。と言って意地でもやらせますが、、、)。
私の母も彼女に対して、騒いでないでちゃんと「会話」できないのかね、なんてあきれてます。
夏休みも友達とは一切遊ぼうとせず、彼女の親は共働きで、でもあの年になってもまだお留守番はできないで、毎日祖父母の家に遊びに来て、祖父母は騒がしいにもほどがあるいとこ相手でくたくた。祖母は寝たいのに、いとこはカンカン照りの中、外で遊ぼうと言い出したらやめない、、、祖母はたおれちゃうよ、と反対しますが止まないのでくらくらになるまで炎天下で付き合わされる、、、
いとこの親であるわたしの叔父は教育によくないテレビやDVDをいつもみて、いとこははまってしまって、、、叔父は自分が正しいと思ってるのかわかりませんが、とにかく我々が普通に考えたら絶対にダメだろうと思うような教育を正しません。完全亭主関白で叔母は何も意見を通せません。

私の家族、そして祖父母はみんないとこと叔父の対応で頭を抱えています。
いとこが遊びに来るよ、ご飯一緒に食べに行くよ、という言葉を聞くとみんな、「またか」「つかれるな」という反応です。
私たちは叔母にアドバイスしつくしました。しかし変わりません。叔父は一応血のつながってない関係で何も言えません。
しかし、私のいとこです。家族なんです。多くの人に愛されてほしい。人柄を嫌われてほしくない。いとこにとっては自分の人生がすべてなんです。 
心の底から願います。
どうか思いやりも持てる立派な人間になってほしいのです。
どうすればいいのかアドバイスをお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

船を沈ませる

こんばんは。かなり大変そうなお子さんですね。叔母さんの「本人が嫌がるから公園には行かない」、これかなり重症に見えます。「アドバイスし尽くした」とのことですが、叔母さんご本人が「このままじゃダメだ」と危機感を持って行動しなければ、よほど特殊な才能でもない限り、社会でやっていくのは厳しいのではないでしょうか。
一つお勧めする本は奥田健次先生です。『子育てプリンシプル』あたり。確か初めの方に出てきますが、「幼稚園に入る頃には、自分の欲求の半分ぐらいが叶うように」という言葉があって、要するに欲求不満耐性を育てていかなければならない、というものです。
直接言ってダメなら本を薦めては…とは思うのですが、彼女はお姉さん、つまりあなたのお母さんの話を聞く方ですか?兄弟姉妹は却って「意地でも聞くもんか」になっている場合もあるので。
ただ、一緒にご飯を食べることもあるなら、時々「あの子が騒ぐなら嫌」と断るか、予告と約束をしておいて「騒ぎ始めたら席を立つ」、つまり実際の行動に出てみては?
人間利口なもので、「最終的に折れてくる」と知っていると、自分からは折れません。けれど逆に、相手が折れないと分かると、今までと違うやり方を模索します。つまり対応を変えます。それが望ましい方向なら、うんと認めてあげましょう。
我が家の卒乳の時、私も付き合いましたが、3日間は大荒れでした。でもそれを過ぎれば飲み込めたようです。こちらが決意して一貫した行動を取れば、変わる可能性はあります。

追記
こんばんは。「声かけ」よりも行動ですよ。言うだけだと、「どうせ言うだけ」だと見くびられます。
あと、奥田先生の著書は読まれましたか?肉親より第三者から言われた方が素直に聞ける部分もありますよ。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。最後の「変わる可能性はあります」というお言葉に少々希望をもってやろうと思えました。 叔母は母の話は聞いて、いつも納得いかないのかへこんだようになり、結局アドバイスは実行されてないですね。

いとこの親だけでなく、私の家族にも引き続き忍耐させることを教える呼びかけ、そして何よりいとこの両親が一貫した行動をとれるようにきちんと喝を入れたいと思います。いとこのためですから。

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