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婚活の悩みと、辛さを耐える為に父の死を思い出す事、父への後悔

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ご相談申し上げます。

約1年ほど前、父が急逝した事についてご相談させていただきました。
http://hasunoha.jp/questions/1472

あれから未だに父の死が常に頭から離れず、強い後悔が残っています。

父が亡くなった直後は求職中でしたが、現在は無事に復職でき、長く勤められそうな良い会社に入れたと感じています。
この会社の二次面接の当日が、父が亡くなってちょうど一年後の命日でした。
父の形見の腕時計を付けて面接に臨みました。
父が見えない所で背中を押してくれたのかな、と思う次第です。

そして、社会復帰を果たした次に、父の望んでいた事、自分の幸せとして
家庭を持つ事=結婚を第一に考え、現在は婚活に力を入れて頑張っています。

しかし婚活というものは非常に難しく、自分の頑張りだけではどうにもならない事も多く
成果が出ない事に対して焦りや苛立ち、精神的な疲労をく感じる事が多々あります。

2年前に東京より帰郷してから地元の友達や新しい知り合い等も少なく
現在は婚活を最優先に、頻繁に婚活パーティーに参加し、合間にネットの婚活サイトでお相手を探したりと
余暇の大半をつぎ込んではいますが思うようにはいかず、落ち込む事が多いです。
婚活に心を囚われているせいか、趣味にも夢中になれなくなりました。

そして、婚活以外においても何か辛い事があった時
私は父が亡くなった日、自宅で死んでいる父を見つけた事を思い出すようになりました。
「父が死んだあの日、あれ以上に辛く悲しい事は無い」
そう考えると、目の前の困難がまだマシと思え、乗り越えられる気がするからです。

しかし、父の死を思い辛さを乗り越える反面、最も辛い出来事である父の死を何度も思い出す事に対して
これでいいのだろうか?と思う事もあります。
父の死を思い出すという事は、やはりその度に辛く悲しい気持ちも呼び戻される事。
そして何度もそれを繰り返す事で、父の死がずっと頭から離れられずに留まり、父の死を乗り越えられないのではないか、という気持ちが浮かびます。

終わりの見えない婚活に対する辛さ、不安。
父の死を引き合いに出して困難と向き合う事への戸惑い。
そして未だに頭から離れない、父への強い後悔。

これらの悩みに対し何かご助言を賜れたらと思い、ご相談いたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

執着から少し離れてみましょう

お父さんのこと、お悔やみ申し上げます。
宗派にもよりますが、浄土宗系では人は命が終わると極楽浄土に行くと信じています。
ですからお父さんは今極楽浄土に居られるのです。そしてあなたもいつかは極楽浄土に行くのです。その時またお父さんに再会できるでしょう。それまでの暫くのお別れです。
死とは永遠の別れでは無い、そう思えば決して死は悲しいことばかりではない、と思えませんか?
お父さんの事を思い出す時は、苦しみとして思い出すのでは無く、いつか会える喜びとして思い出して欲しいと思います。

ところで、今少し結婚に執着し過ぎているようです。少し離れてみませんか。
あなたに魅力が無ければ、なかなか相手はあなたを見てくれません。先ずは魅力を身につけてください。運動や趣味、色々な知識や経験を楽しみながら積んでください。
それと同時に、相手の魅力を見る目も養いましょう。相手を外見で判断し無いように、相手の心を見る目を養いましょう。
合コン、街コン、お見合いは女性との会話スキルの向上のためと割り切って臨んでみましょう。その方が気持ちに余裕ができます。

せっかくお父さんがくれた人生ですから、少しでも楽しみながら歩んでいきましょう。

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

圓常寺
三宅 聖章 住職様

かなり月日が経ってからのお礼になってしまい、大変申し訳ありません。ご容赦下さい。

まずはご回答ありがとうございました。

あれから婚活の方は進展があり、無事に結婚する事ができました。
しかし、未だ父への後ろめたい気持ちは晴れる事がなく、なかなか気持ちを切り替えられずにいます。

父は、何事にも前向きで明るく、よく笑う人でした。
父に習い、自分も人生を楽しみながら前へ進んでいけるよう努力していこうと思います。

ありがとうございました。

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