やりたいことが見つからない
こんにちは。
今、私は大学2年生です。3日後にもう授業登録をしなければなりません。しかし、私はこれと言って得意なものはなく、没頭できるものもなく、迷っています。
これまで物理を学んできましたが、果たして自分は物理が好きなのかわからなくなってきました。おそらく、物理やってればカッコいいというイメージがあって、一種のプライドのようなものが存在することははっきり言えます。
いったん、高校生の時にこれは単なるかっこつけだ、と確信し、物理をやめ、心からやりたいと思っていた医学を目指しました。しかし、大学受験で失敗しました。再挑戦を考えましたが、いろいろ考えた末に違う道を選びました。
今の大学は教養学部なので、やっていくうちに好きなことを見つけられればいいね、と思って過ごしてきました。
しかし、未だになにも見つけられません。何がしたいのか。。。
物理も好き嫌いで言えばもちろん好きです。しかし、授業内容外のことを自主的に学ぼうとして、本を手に取っても、すぐに難しい!と拒絶反応を示し、諦めてしまいます。そのためか、授業はとっていますが、全然物理系のことに詳しくなく、小中学生の物理好きに負けてしまうほどです。怠けてしまって寝てばかりというのも事実です。 忍耐・辛抱・努力が足りないのはわかってはいますが、なかなか持続して努力できない自分が嫌で嫌で。。。そこをどうにかしないととはずっと思っております。
私は、物理から離れる勇気は今ありません。これも自負心なのか。。。
今月中に一年留学の専門科目を決めなければいけません。留学は任意ですが、英語を上達させたいのでいきたいと考えています。しかし、学ぶ分野が一向に決まりません。一度申請したら変更ができないので。。。結局留学もどうしようか訳が分からなくなって。。。
自分はなんて怠けて無駄な時間を過ごしてるんだ。。。というように思えて、、、これやりたい、と思うことがあっても、その分野の勉強はしたくないという究極な怠惰な心を持っています。
すいません、とりとめのない文章でしたが、要約すると、
やりたいこと、学びたいこと、好きなことがはっきりわからない。
努力ができない、忍耐ができない
こんな私にアドバイス、喝などなんでもあればお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
食うために仕事する、仕事するために勉強する
ずっと前に深夜番組で元プロ野球選手の坂東さんがお笑いの鶴瓶さんと話していました。
鶴瓶さん「昔はよー遊んだねー。野球選手も芸人もいかに遊んだか。最近の人は遊ばんけど。」
坂東さん「最近の人は遊ばんね。何が楽しいんだろうね。あんな玉投げたりポーンと打ったり。」
最近の教育は夢を持て夢を持てとそればかり言いますが、昔の人ほどこんな感じです。
中日の落合監督なんてプロボーラーになろうとしていたのですよ、ボーリング選手。で、プロ試験に行ってる最中に車のスピード違反で捕まり、罰金払ったらお金が足りなくて試験受けれなくなっちゃったのです。で、仕方ないから一般企業に入って社会人野球やってたらスカウトされて野球選手になったわけです。
昔はみんな食うために仕事をしていました。食うために仕事をして、余暇に好きなことをしていたのですよ。そういうことを教えないからみんな「好きなことが分からない」とか「こんなはずじゃなかった」と言ってすぐ辞めちゃうんです。
夢持て教育推進派の言い分としては、本田宗一郎のような英雄的経営者はみな夢を持っていた!ということなのですが、別に英雄になんかなりたくないでしょ。しかも天才奇才に優しくない教育体系のくせに。何よりもこの教育でニートを大量に生んでしまったのをいい加減に認めないといけないのです。
いいじゃん物理で。物理って食っていけるんでしょ?いや、お坊さん理系のことなんか知らんので自分で調べて判断してくださいよ。食っていけることを学んで、小中学生に負けるようじゃ食っていけないから仕方なく勉強する。このままじゃニートまっしぐらでマズイから勉強する…それでいいじゃん。そういう人達が人類史上最大級の高度経済成長の舞台裏を支えてきたのです。
留学は目的があれば結構ですが、語学留学は考えの浅い人間と見られることもあるのでご注意を。
最後に、勉強の面白さが分かるのは基礎が完成し、さらに応用の理解もある程度完成してからです。最初から面白さありきで道が選べるはずだと思っていたら馬鹿を見ます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
「最後に。。。」の箇所、心に響きました。そうですよね。始めから背伸びして堕ちるより、地道に一から学びなおす根気をもって挑みなおそうと思います。
負けてはいけないから、しょうがなく勉強する。そんな姿勢でもありかな、と思いました。
なんだかすっきりしました。
ありがとうございます。