父親の酒癖が悪く困っています
60代の父はお酒を一杯飲むと記憶をなくすほどお酒を飲みます。
仕事の会合後やイベントなどで飲むぐらいなので、普段晩酌等しない分たまの楽しみとして飲むのは良いと思っています。
ただ記憶をなくすほど飲み、やっと帰ってきたと思ったらトイレや玄関先で眠ってしまったり、どうにか近くの部屋で寝て貰おうと声をかける家族に対して暴言をはいたりします。
ごくたまに手もだします。
つい先日も泥酔して帰ってきました。
トイレで眠ってしまったため、他の家族が使えず困るからと隣の部屋で寝るよう促し体を少し引っ張ると怒りだし、「(2階の自分の)部屋に行く」と言い、階段前にいた母を蹴りました。
その状態で階段から落ちては危ないため、母は蹴られつつも何とか近くの部屋へ移動させ阻止してたところ、父は「もう疲れた」「うるせえ。そんな言うなら撲殺でもなんでもしろ」と…
中卒で働き始め長いこと重労働しています。
怪我なども多く、体がボロボロに疲れたのも、孫と共に同居させて貰ってる身としては申し訳ない思いがあります。
また、幼い頃父の父親が自殺をしていて、まだ心にひっかかっているようで、卑屈に「俺なんかいらねーんだろ」と言います。(酔ったときだけです)
もちろんそんなことは1度も思ったことないし、違うと何度言っても心に届きません。
自分で自ら命を落としかねないか、周りの家族に怪我などさせないか心配です。
泥酔した父にどう対応したらよいかわかりません。
お酒に飲まれないよう気をつけて欲しいですがもう昔から変わらないので、少しでも和らげる言葉などないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お父上はお酒を飲まなくてもよい人なのでは
私も父が付き合いの酒を飲んで帰宅した後、「グダをまかれた」ので何となく状況が伝わってきます。あれはなかなか辛いものですが、普段、言えないホンネが出るときでもあるのかなぁ、発散するときも必要なのかなぁ、とも思います。また、外では飲みながらも周囲に気を遣っていなければならないので飲むことがストレスに繋がり帰宅後にそのストレスを発散するという面もあります。
ところで、お父上はかならずしもお酒そのものがお好きではないのでしょう。普段は自宅でもお店でも自分では飲まない方なのですから、飲まなくても構わない人であるわけです。好きなら自分で自発的に飲まれるのでしょうが、付き合い以外には酒を飲まれないなら、付き合いの席でも飲まなくてもよいのではないでしょうか。昨今は私が若い頃と違って酒を飲まなくても宴会で楽しめる時代です。本来、お酒好きではない人なら周りが飲んでいても気にならないでしょう。そんなふうにできませんかね。
父上のお父様(おじいさん)の自殺のお話を伺うと心の傷を背負っておられることが分かります。それが酒を飲んだとき言葉になるのは、つねに言葉にしない形で苦しんでおられるということかもしれません。私は僧侶ですから、そんなときはお寺に行ってお坊さんにお話を聞いていただくことをお勧めしたいです。電話やメールでも相談ごとを受けてくれるお坊さんもたくさんおいでになりますが、直接、会って話を聞いてもらえるお坊さんを見つけていただくことをお勧めします。心理カウンセラー、臨床心理士などの資格を持っているお坊さんも関東にたくさんおられます。お坊さんと顔を見てお付き合いなさってみるのはお父上にとっても、あなたにとってもよいことだと思います。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
確かに私自身、会社の忘年会等気を遣う場面などにあってはストレスを抱えることもしばしばありました。
家で本来の自分に戻るのもなんとなくわかります。
父は元々お酒やお酒を飲む場も好きだと聞いてましたが、本音は違ったという見方もあるのかもしれません。
ただ昔気質の性格で「出されたお酒は飲む」面がありますし、ひとたびお酒が入ると止まらなく飲んでました。
またよく家飲みなどつき合いのあった友人の病死を目の当たりにしてから、仲の良かった人が遠くへ引っ越してしまってからは機会が減って家で飲まなくなったようにも思えますが…「今」は違うのかもしれないですね。
照れくさくて言いにくい部分もありますが、お話を聞いてもらえる方を探して父に相談します。
ありがとうございました!