hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

この話にのるべきか?

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

私は12年間務めていた会社を体を壊してしまい辞めました。
今は、知り合いから仕事をもらいながら、在宅ワークで食いつないでいます。
webデザイン関係です。退職から半年が経ちました。40歳間近、引きこもり気味です。

最近、仕事を回してくれている友人から、
「うちで働かないか?」と誘われました。

仕事ぶりを評価されてのことかと思ったら違いました。
退職者が出た穴埋めのため、少しでも経験がある人に
かたっぱしから声をかけているといった感じでした。
私の成果物には100%満足していないが他に外注先がないから仕方なく仕事を回しているんだという意味のことも言われてしまいました。

この年齢で正社員に戻ることができるチャンスだと思うのですが、その会社もなかなか厳しい環境のようで。
また、あの残業・休日出勤・上司からのプレッシャー、胃痛と戦う日々がやってくると思うと既に腹痛が…仕事も評価されていないし…。

断って違う道も考えましたが、体力もなく、車の運転も下手、人と接する仕事は苦手、おまけにこの歳…。異業種は厳しいと思います。できる仕事が思いつかない。
しかし、家族もいる・貯金は確実に減ってきている。

やはりこの話にのるしかないのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

リハビリのつもりで。脳に新鮮な情報を。

すぐに別の就職先がないのなら、とりあえず試しに働いてみてはどうでしょうか。
家に引きこもる期間が長くなると、余計に出ていく勇気がなくなります。
リハビリのつもりで挑戦してみてはどうでしょうか。

話は変わりますが、お釈迦さまは35歳で悟り、そこから80歳まで布教を続け、結果、お釈迦様の教えである仏教は、2500年以上続く世界宗教になりました。
また、浄土宗を開いた鎌倉時代の僧法然上人は、43歳で浄土宗を開宗し、その教えは800年以上続いています。
あなたもまだまだお若いのだし、これからすばらしい成長や発見があるかもしれません。
しかし、立ち止まったまま、同じ情報を脳内でグルグル回転させても、妄想雑念の堂々巡りになるかもしれません。
一歩歩けば景色は変わります。
どうせ考え悩むにしても、脳に新鮮な情報を入れてあげないと、新しいアイデアは出ません。
新しい景色を見るために、動いてみるのもよいと思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ