死にたくてたまらない
中学生の頃から既に35年以上、希死念慮と闘いながら生きています。子供の頃、母親から「お前なんて生まれてこなければ良かった。お前のせいで離婚できない。私が不幸なのだから、お前は幸せになる権利はない。」と言われました。両親が仲の良いところを一度も見たこともなく、二人は私が21歳の時、離婚しました。
工業高校しか出ていない父は、いつも学校でトップだった私を「生意気だ」と言い可愛がってくれませんでした。母からも、「お父さんは、お前を愛していないんだよ。だからお前は誰からも愛されない。」と言われ続けました。
両親から褒められたことは一度もありません。
自殺を何度も試みましたが、まだ成功しません。
30代前半で、家族から離れたくて、外国に留学しました。そこで、ある男性と出会い、彼は私の本当の家族の様な存在になりました。しかし、私の希死念慮は消えず、彼と付き合っている時も、自殺を計りました。その時、私を助けてくれた彼は、決して私を見捨てませんでしたが、とても悲しんでいました。そのことを知り、私は、彼の為に生きようと決心しました。それからは、一度も自殺未遂はしていません。
しかし、1年半前に、日本に来て私と暮らすはずだった彼は、突然死してしまいました。私は、現在、どの様に生きていいのかわからなくなってしまいました。
私が男性と付き合うたびに嫉妬してきた私の母は、今回の彼の死を喜んでいます。私はこの母を殺してやりたいと思いますが、犯罪者にはなりたくありません。この母に対する怒りを鎮めようとすると、鬱がひどくなり何もできなくなってしまいます。
今も死にたくてたまりません。精神科でもらう薬もほとんど効いていません。
私は残りの人生をどの様にまっとうすればいいのでしょうか。
助けて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの問題ではないですよ。
ハビバティさん
小さい頃から浴びせられた言葉は、全てあなたの問題ではありません。お父さんお母さんが抱えた問題をあなたのせいにしていただけです。素直なあなたはその言葉に影響をうけてしまったのでしょう。あなたは何にも悪くない、自分を責める必要は一切ありません。だからこそ、今あなたは生かされているのでしょう。
今あなたが生きているそのことが何より真実です。
ご両親とは距離を置くことで、刺激を受けない環境をまずは作ることです。大切な彼を失ってしまったことは、本当に残念なことですが、人には必ず出会いと別れがあります。人に支えられても依存せず生きるためにも、自分とは何か、自分を知るということが必要になります。しっかり自立して、生活するために仏道修行とは何かを知り実践することです。
どうしたらよいかはわかりませんが
ご両親から受け続けた言葉。
本当に辛かったと思います。
やっと出会えた彼の突然死も、本当に辛かったと思います。
これだけ、辛い経験をしてきて、希死念慮が起こるのは、ある意味仕方がないことかもしれません。
なんとか、あなたの苦しみを取り除いてあげたいとは思います。
しかし、お坊さんは、魔法使いではないので、「辛かったのですね」と想像することしかできないのです。
精神科に通うのはよい選択です。
しかし、精神科医も、魔法使いではないので、共感と薬を出すことはできても、あなたの苦しみのすべてを除去することはできないでしょう。
ただ、ひとつ、はっきり言えることがあります。
自分自身に絶望しても、自分が自分自身を見捨てても、あなたを見捨てないはたらきが必ず存在するということです。
それがどういう形で存在するかは、誰にもわかりません。
その外国での彼は、「あなたを見捨てないはたらき」が彼の姿をとってあらわれたのだと思います。
私にはどうしてあげることもできません。
お念仏を称えることくらいしかできません。
お念仏をこの場で称えさせていただきますね。
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
佐藤精徹様、邦元様、早速のご回答ありがとうございました。私の彼は、本当に天からの贈り物のような存在でした。13年の付き合いでしたが、人を愛することがどういうことなのか、学ぶことが出来ました。ただこんなに早くその贈り物がとりあげてられてしまうとは思っていませんでした。彼には、深い感謝の念を感じています。そして深い淋しさを感じています、まだまだ二人でしたいことが沢山あったので。帰国した時、父は既に認知症で、彼の死後3か月後に亡くなり、私はほとんどその死に何も感じませんでした。母とも距離を取っています。それでも、母の言葉は一人でいるときに戻ってきます。私は、日本ではあまりに孤独すぎるのかもしれません。子供の頃からいつも独りぼっちでしたが、彼と過ごした後の孤独は以前より過酷です。死別の悲しみだけでもつらいのに、母の態度はあまりにも残酷です。私の家族は私の苦しみに対する共感が全くないのです。私の妹ですら、私より母寄りなのですから・・・・