不幸なことが連続することについて
春に流産を経験しました。心身ともに回復してきたので、妊活を再開しようとした矢先、夫の長期出張や自身の手術などが重なりました。また同じ年の友人の妊娠報告など、嫉妬で祝福できません。
年齢的なこともあり、日々焦っています。どうしたら気持ちを穏やかに焦らず進むことができるのでしょうか。よろしければご教授ください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
念ずれば花ひらく
こんにちは。はなまるばんさん。
人生上手くいかない事は、続く事が良くありますよね。
ここはまず大きく深呼吸!、
(今溜まっている息を全て吐き出して、新しい空気を吸い込みましょう)
仏教詩人 坂村真民さんの詩を紹介します。
念ずれば花ひらく
念ずれば花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
頭で答えを見つける事を止めて、まず念じてみましょう!
できることしかできない
人間、どうせできることしかできないのです。
できることをしていれば、人生それでよいのです。
1日は、一瞬一瞬の小さなできごとの集合体です。
しかし、私達は、まるで人生がひとかたまりのできごとのように錯覚し、その日全体を評価したくなります。
たとえば、「今日は忙しかった」と、まるで24時間忙しかったように錯覚してしまいますが、お茶をコップに注いでいる数秒とか、食器を洗っている数分とか、穏やかな日常に心をもどせる瞬間はあるはずなのです。
そのような短い「休憩時間」を、鼻唄でも歌って楽しい時間にしてください。
あるいは、念仏でもとなえて心を落ち着ける時間にしてください。
そのような小さな日常を穏やかに過ごして、どんな人生にも「焦っていない」時間はつくれると思ってください。
あなたは、あなたの人生の映画監督です。
人生の、毎日の、穏やかで焦っていない楽しい時間を編集して心の映画館に映してください。
幸せも突然訪れますから
拝読させて頂きました。思いもよらない出来事が連続しておこりあなたも混乱なさっていらっしゃることでしょう。お気持ちお察し申し上げます。
人生は一寸先は闇、誰しもがわかりません。大波小波が打ち寄せて私たちはその波にもまれながら今を必死に生きています。
つらいことが重なってくることもありますが、それがすべてではありません。
今あなたは目先の辛いことに翻弄されていますが、一息入れて心を落ち着けてじっくりと前を見据えてください。
もしか予期できる幸いが目の前に来ているかもしれません。突然に訪れるかもしれません。
じっくり腰を据えてこれから起こる出来事を受け止められるようにご準備なさってくださいね。
あなたのこれからの人生に新しいご縁や生命に恵まれて、ご主人様と共に助け合いながらお健やかな幸多き日々となられます様に心よりお祈り申し上げます。どうぞしっかり前を向いて明るく歩んでくださいね。
質問者からのお礼
暖かいご回答ありがとうございました。悲しみにのみ注目していたので、新たな視点から捉える良い機会になりました。