過食嘔吐、食道がんの恐怖、検査までの不安な気持ちの落ち着かせ方
はじめて相談させていただきます。
2児の母親でありながら、過食嘔吐をやめることができませんでした。
14才から25年間、過食嘔吐を繰り返してきました。コンプレックス(痩せたい)や自信のなさから始まり、その後は完全に依存性、でした。
子供もいますので野菜も多目に食事を作り、きちんととり、偉そうに『健康のため』と、子供には食事の大切さも語ったりしていました。
それ以外に吐くためだけに好きなものを好きなだけ食べ吐き出していました。子供の目がない時にです。
食事をとっているのでガリガリではありません。(157cm/48kg)ただ上半身は骨の浮き出た、下半身はぶよぶよの気持ちの悪い不健康な痩せ方です。
楽に吐ける体になり苦痛なく吐けていたので過食嘔吐が体に害があるとは考えられなくなっていました。
8月の下旬から少しずつ体調に異常が現れはじめました。最初の異常はのど~食道の異物感でした。それでも過食嘔吐を完全にはやめられず、しばらく様子を見ていました。
怖くなり、いよいよ初めて通院してから内視鏡の予約日までに、背中の痛みや食道の染みる痛みなど、『食道がんでは…』という症状が次々と現れ、恐怖と不安と、25年間胃酸を食道へ逆流させ続けた自分に絶望する日々が続いています。
不眠、下痢、食欲不振、微熱など自律神経失調症の症状も出ています。
もしかしたらこれもがんの症状なのかもしれません。逆流性食道炎では…とも思いますが25年間の行為が直感的にがんを連想させるのです。
子供を愛していたつもりでした。
未だに私に抱っこを求めてくる今年10才になるになる女の子と
私がちょっと見えなくなると、覚えたての言葉で不安げに私を探す今年3才になる男の子、
ママっ子でかわいい二人の子供です。
母親になっても過食嘔吐がやめられず、
子供から母親を奪ってしまうような行為を続けていた自分の愚かさに、死の恐怖に、もし私を失った時の子供の絶望に…心が潰されそうです。
検査まであと一週間、どのような心構えで過ごせばよいでしょうか。
病院の先生には全てを告白し、早めの検査を希望しましたが予約の都合で断られてしまいました。
母親と主人にも初めて全てを告白しました。今後サポートをしてもらいながら治療していく予定ですがまだ『今後』は描けません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
焦らず、様々なサポートの選択を。
不安なお気持ち、お察しします。
自分ではどうすることも出来ないことに、不安であったり、恐怖を抱えてしまうことは、誰にでもあります。
どのような検査結果になるにしても、あなただけでなく、あなたのご家族が納得できる方向性を探っていってほしいと願っています。
お医者さんに「セカンドオピニオン」を求めたり、過食嘔吐で悩んでいる人たちの「グループ・カウンセリング」に参加したりするなど、色々な選択肢はあると思います。
不安な気持ちを少しでも解消出来るように、上手く利用してほしいと思います。
みんなが付いているんですからね
拝読させて頂きました。病によって大変お辛い思いをなさっておられるのですね。あなたのその辛い思いお察し申し上げます。
あなたは独りではありません。
みんなが付いているんです。どうか皆さんでその病を乗り越えてください。
私もあなたの病が回復なさることを心よりお祈りさせて頂きます。
あなたやご主人様そしてお子様がこれからの未来共に仲良くお健やかにご成長なさり、明るく幸せに日々お過ごしなさることを心よりお祈り申し上げます。
拝読させて頂きました。どうかお心強く持って回復に向かってくださいね。今日もご回復をお祈り申し上げますね。
質問者からのお礼
佐々木 秀吾様
先日は朝早くのご回答ありがとうございました。
あまりの不安に眠る事ができず、すがる思いで相談をさせていただきましたので本当に救われる思いでした。
ご回答いただけて今回はじめてセカンドオピニオンを受ける決心がつき、受けて参りました。
そちらの先生は事情を話すとすぐに内視鏡検査を行って下さいました。
長年の過食嘔吐で痛め付けていた私の食道や胃は予想に反して『全く問題のない』と言っていただけるほど良好な状態でした。
自分の行ってきた過食嘔吐という恐ろしい行動を考えると食道がんの恐怖からどうしても逃れる事ができず不安でいっぱいでした。
まだ症状は続いており、現在も甲状腺機能等の検査を受けている最中ですが、自らがんのリスクになる事をしていた、という後悔と絶望の中で『自分はまだまだ生きていたい!』とはっきりと感じました。過食嘔吐は怖いです。
今生きていて、大切な人と過ごせる幸せを当たり前と思わず一生懸命に、体を大切に、正しい事をして生きてみようと思います。
過食嘔吐はもう2度としない、と決心はしておりますが、今回は紹介状をいただき専門医のカウンセリングを受ける手配を進めて参ります。
本当に本当にありがとうございました。
kousyo Kuuyo Azuma 様
あたたかいご回答、また自業自得である私の回復を願ってくださり本当に本当にありがとうございました。
救われる思いでした。
どうしても克服できなかった過食嘔吐に恐ろしいリスクがある事は情報としては知っていましたが、どこかで見ないふりをしていた自分がいました。
今回は食道がんに関しては異常なしの結果をいただく事ができましたが、間違った行動をするとこんなにも苦しい思いをするんだと痛感致しました。
まだ症状は続いており、甲状腺の検査等を受けている最中ですが、食道がんの恐怖からは解放されました。こんな思いはもうしたくありません。
できるだけ長く、大切な人と過ごせるように
体も心も丈夫になれるよう、正しい生活をここらがけていきます。
今回は過食嘔吐の治療も進めてまいります。
本当に本当にありがとうございました。