一人の孤独と未来の展望がありません
失敗続きの人生でした。もうすぐ30歳になります。
これまで受験、就職、経済的な面、恋愛すらうまくいかず満たされない心ばかりで孤独と不満の時間が多い人生でした。
負け組。どうせもう今さら人並みに幸せにはなれないと比べてばかり、表情も暗く、挑戦することすら自分の心がストップをかけていることが心の癖のようになりました。
そうすると暇になり、休みの日も寝てばかり、魂も元気も空っぽで無為に時間が流れるだけです。
転職して収入が減り税金が苦しく、とても苦しく何のために生きているのかわかりません。親に援助してもらっているくらいです。
本当は自分が援助しなければならないのに。
お金がないと何も動けないという現状です。
心情的には死にたいなんて毎日思っています。
最近はもう私は社会の奴隷なのではないかとすら思います。
陰鬱とした表情の自分から少しでも増しになるにはどうすれば良いでしょうか?
お金はもう全くありませんが、時間だけはあります。
小学校6年生から(人生に疲れた)と思い、15年、人間の意味とかを考えて来ています。今思えば転校して環境が変わったことが引き金かなと思います。
そんなことのせいで行動より考える、得にもならない思索や物思いに耽るようになったのかなと思います。一方、廻りをみるとすでに、それなりの会社に就職し、年収もあり、結婚もしています。
いつまでも、なぜ生きるのか?とか考えている自分は相対的に遅れてヤバいことに気付かない不思議ちゃんなのかなと思います。
もう、そういうのも20歳を過ぎたら表に出さなくなりましたが、根底にそういう考えがあります。。
神仏については否定しませんが、私が神仏ならもっと勧善徴悪をしていますので、そこは疑問です。干渉しないのが神仏なのでしょうか?
何か良いことないかなといつも心のなかではため息です。それと同じく、こんなもんなのかな、人間なんて結局、生まれで人生決まるなんて金持ちに生まれていればその人間のいかに羨ましいことかと思ったりしますが、意味がないことをわかっています。
気休めにタバコとジュースで、空いた時間を寝ることにしていますが(そうしないと時間がつぶれない)来月の少ない生活費の中から資格の本でも買って取得に励むか、転職のための資金にするか考えていますがいかがでしょうか?ただ、人生に喜びと彩りがほしいだけなのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
常に共にある仏からの願い
ご相談拝読しました。
「未来の展望」は「何か良いことないかな」と待っていても開けてきません。「人生の喜びと彩り」とは私たちの思いがその通りに叶う事ではないでしょう。
働いても働いても先の見えない現状なのかもしれません。なんとかしてくれと投げやりになることもあるでしょう。
それでも目の前の人や環境、すなわちご縁を大切にしていけるところに「なぜ生きるのか?」という意義も見出されていくかもしれません。
これは人間なら誰もが抱える根本の問いです。表に出す・出さない、自分でそれに気づく・気づかないは別にして誰もが根底に抱えているのです。「ヤバイ」なんてことありません。
そして神はどうかわかりませんが仏は絶対的な支配者ではありません。
七仏通誡偈という教えがあります。
諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すことなく
衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い
自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす
是諸仏教(ぜしょぶつきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり
善をなすのも、悪を慎むのも私たちです。仏という存在はそれを促してくれる。何が善で何が悪かもわからない私たちですが、そんな私たちに平等に願いをかけてくれているのが仏です。
貧乏も金持ちも関係ありません。貧しさに苦しむ私たちを貧しさから救うのではなく、貧しさを苦しむ心から救う。苦しみの元を取り除きたいと願っているのが仏です。
今、「どうすれば良いでしょうか?」と道を求めるあなたに仏ははたらきかけています。
それでいいぞと見守ってくださるとともに、それでいいのか?と促してくれるのも仏であると私は感じています。常に共にあるということ。
あなたの悩みを離れて仏はいない、あなたの周りのご縁をはなれて仏はいないのです。
またいつでもご相談ください。
お話を聞くことしかできません、大したお答えもできませんが、どんな人生であっても喜びや彩りは感じてほしい、気づいてほしいという願いをもって拝聴させていただきます。
旅に出てください
拝読させて頂きました。あなたのおなやみもっともに感じました。あなたのお気持ちをおさっしします。
様々に悩み苦しいんでおられるご様子ですね。人並みに生きてきたのに何故?と疑問が様々あると思います。
人生一度きりです。
ものは試しに半年間必死にバイトなどしてお金を稼いでください。
そして旅に出てください。
よかったらインドに行ってください。ネパールに行って下さい。
ブッタガヤやカルカッタやバラナシーそしてカトマンズやポカラに行って安宿に泊まりながら何か月か過ごしてみてください。
そうして過ごす中であなたの様々な疑問に答えがたくさん見いだせると思います。
簡単に教てもらうよりもまず見て聞いて体験して実感してそして人生を考えてください。
あなたの未来を人生を神仏にお祈りさせて頂きます。
拝読させて頂きました。大丈夫です。バックパッカーは貧乏だから旅ができるのです。お金持ちはバックパッカーできませんから。
質問者からのお礼
ご解答していただきありがとうございました。
いつ、旅ができるかどうかわかりませんが、この貧乏生活の中でも少しでも無駄遣いをせずにお金を貯めて、実現するようにします。
ただ、本当に貧乏なのでそこがネックですがそれに負けずに耐えていかなければなりません。
吉武先生 ご回答いただきありがとうございました。身近にある過去、今、これからのご縁のこと、先生のご回答をもう一度自分で咀嚼して考え直して見ることにします。
確かに現状では投げやりになっている気持ちですが。
まだ、自分から「何か」ができるかもしれないです。私の弱い心ですが、何か現状を変えたいので。とはいってもあまり劇的に変わることもないのかなと思いますが、それでも今のままよりは変わりたいからです。
ありがとうございました。