逢いたい
ちょうど父が不慮の事故により他界して一年がたちました。
父は友人達に誘われ楽しそうに出かけました。
しかし父だけが痛々しい姿で帰って来ました。
あの日から私は必死で父を見送り、母を守る為に動きました。
結婚し同居している為、母を一人っきりにはさせないですみました。
沢山の方々がこの一年父を偲んで私達家族を心配してくださり足を運んでくださいました。
感謝しても感謝しきれないほどです。
しかし父が死んだのは私のせいなのです。
父とは良く喧嘩しました。
父は血圧が高めだったので塩分控えめでご飯を作ってもすぐ醤油をかけたりします。
私の息子達に甘やかしたりしたり‥
今思えば些細な事の喧嘩ばかり‥
亡くなる少し前、もう理由は何だったかすら思い出せないですが私が父に一方的に激怒。その時私は心の中で「早くくたばれ!」って心の中で思ったのです。
私がそんな事思ったせいで‥
私は酷い人間です。
私のせいで父の生涯をこんな形で奪ってしまった。
私のせいで母をこんなに苦しい思いをさせてしまった。
私のせいで家族みんなを苦しませた。
私のせいで父と一緒に山へ行った友人を苦しませてしまった。
私がそんな事を思ってしまった事を誰にも言えません。
一周忌を無事に終えお墓も建ててあげる事ができました。
母が私に「あなたが居てくれて本当に良かった」と言ってくれました。
しかし私にはそれを素直に喜べないのです。
父にも「ごめんなさい」ばかりです。
父にもう一度逢って謝りたい。
父が大好きな事を逢って伝えたい。
父に逢いたいです。
ごめんなさい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたのせいではない。極楽浄土でいつか会える
事故は、あなたのせいではないです。
あなたがそんなことで悩んでいることの方が、よほどお父さんお母さんを悲しませることでしょう。
誰にでも怒りの煩悩があります。
ひどいことを思ったり言ったりやったりしてしまいます。
大丈夫・あるがまま・おたがい様、です。
お父さんのことは、もう仏様にお任せしましょう。そうすれば大丈夫です。
過去は変えられません。今の現実のあるがままを受けいれましょう。
誰にでも、欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩があります。おたがい様です。
あまり気にしすぎると良くありません。
明るく前向きに自分の煩悩を反省し、他人の煩悩には慈しみを。
いつか、極楽浄土でお父さんに会えるかも知れません。
ただし、そのときは、お父さんは光り輝く菩薩様か、仏様になられているかもしれません。
びっくりしないでくださいね。
感謝の言葉を伝えましょう!
こころ 様
お父様の急逝ご愁傷様です
合掌礼。慰霊させていただきます。
1年とはいえ、まだ心落ち着かないご様子ですね
生活の中での些細な葛藤は、家族にとって
成長の証です。
激怒や怒りを思うことは、多々あります
でも、その根底には家族愛があるから
そう思うことは、家族の仲が良い証拠です。
安心してください。
お父様は、何も心配していませんよ
こころ さんのこと一つも酷いとおもっていませんよ!
こうしてみましょう!
椅子を二つ用意します
一つはこころ さん
もう一つは お父さんです
椅子の距離、向きは、心さんの今の気分に合わせて取ってください。
まず、こころさんの席に座って、自分の今の思いを全て
お父さんが座っている椅子に、声を出してぶちまけます
謝りたいこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと全部です。
(周りに人がいない方が、変に思われなくていいと思います)
ただし、すべての言葉の最後に「ありがとう」を付け加えましょう!
ちゃんと声を出してくださいよ
そして、今度は、お父さんの椅子に、こころさんが座ります。
先程、声を出してぶちまけたことを受け取ます。
お父さんの立場に立って、お父さんの気持ちになって
受け止めます。
しばらく時間がかかるかもしれません。
そして、今度は、お父さんの立場の気持ちを
こころさんの座っていた椅子に 声を出してぶちまけます。
こちらも最後に「ありがとう」を付け加えましょう!
全部出せたら
再び、こころさんの椅子に座って、
自分で出した、お父さんの言葉を受け止めます。
どんな気持ちですか?
こころさんもお父様も感謝の気持ちで一杯になるでしょう!
愛する人が亡くなると、悲しい、寂しい、こころさんの「ごめんなさい」
という気持ちが、沢山でてきます。
それを包むのが、「ありがとう」です。
感謝の気持ちを、どうか声に出して 仏壇でも、お墓の前でも
お父様にお伝えください。きっと心が落ち着いてくると思います。
お母様にも
ご家族皆様にも
そしてお父様のご友人にも
感謝の気持ちは伝わりますよ。
一人で、悲しみ苦しみを背負わないように
ありがとうを、お父様にお伝えください。
ご参考までに
一礼
質問者からのお礼
ありがとうございます。
涙がとまりません。
父に逢った時恥じないように精一杯生きていきます。
心が軽くなりました。
本当にありがとうございます
釋 様
ありがとうございます。
やってみます。
私自身の気持ちを父にぶつけてみます。
ごめんなさい!から、ありがとう!と心から言えるように前向きに進んで行きます。
感謝の気持ちを大切にしていきます。
ありがとうございます。