過去の中絶に後悔
もう10年以上前です。
当時は、子供という生き物が嫌いで、自分の親も嫌いで、彼も私もそれぞれ人に言えないような仕事をしていて、育てる選択肢は皆無で中絶しました。
今は別の人と結婚して1歳半の子供がいますが、毎日の生活がつらいです。
本当に今さらなのですが、水子が怒っているのではないか、恨んでるのではないか、呪っているのではないかと毎日考えてしまいます。
許されることではないのはわかっていますが、どうすればいいのかもわかりません。
このまま苦しみ続ければ、許してくれるのでしょうか。
この10数年間、何度もリストカットや自殺未遂をしてて、自分が許されないというか、何が正解なのかわかりません。
支離滅裂でごめんなさい。
水子からしたら、新しく子供を育ててるのは、腹が立ちますよね。
どうすればいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
慈悲を喜んでくれます
恨む心、呪う心というのは、実は大人の理屈なんです。1歳半のお子さまが生まれたばかりだった時、何かを恨んだり呪ったりしたことがありましたか?そんなわけないでしょう?怒ったことはあったでしょうね。もっとおっぱいよこせー!取り上げるなー!みたいに。でも、その感情を何時間も何日も引きずったことは無いはずです。
恨むとか呪うという心は、知性が発達した時に、光が大きくなれば影が伸びるように、少しづつ育っていくものなのです。だから水子さんは恨むとか呪うということを知らないのです。大人よりよっぽど純粋なんです。大丈夫ですよ、あなたは水子さんに怒られても恨まれても呪われてもいません。安心して下さい。
同じように、水子さんはあなたに傷付いて欲しいとか、不幸になって欲しいとも思ってはいません。自傷行為は止めましょう。それは誰も望んでいません。私もコンロで指を焼いた経験がありますが、昔の過ちを刻印しただけでした。指先の傷跡の違和感が苦しさを思い出させるばかりで辛くなる一方です。自傷は間違っています。こんなやり方では誰も救われません。
お釈迦さまはこうおっしゃりました。
>その行いが親切であれ。(何ものでも)わかち合え。善いことを実行せよ。そうすれば、喜びにみち、苦悩を滅するであろう。
(中村元『ブッダの真理のことば・感興のことば』第376偈、岩波文庫 青302-1)
水子さんの分まで、ご家族を、お子さまを大切になさって下さい。それが「善いこと」です。よその家の子供も分け隔てなく親切にしましょう。1つ親切にできれば1つ分の、1つわかち合えば1つ分の仏心(ほとけごころ)です。その仏心こそが水子さんへの何よりのご供養です。仏心をいっぱいいっぱいお供えしましょう。み〜んな一緒一緒に救われる道です。
心を込めてご供養なさって
拝読させて頂きました。あなたの心の中で過去のことがつらく悲しいそして苦しみとなっていらっしゃるのでしょうね。お気持ちお察し申し上げます。
先ずはその子が仏様のお導きをうけて仏様のもとに生まれ変わり、心安らかに安心してご成仏なさって頂きます様に仏様にお願いしお念仏おとなえさせて頂きます。南無阿弥陀仏
どうかあなたも真心を込めてその子のご成仏をお願いなさってくださいね。
仏様は必ずやその願いお念仏をお聴き届けなさって頂きその子を正しくお導きなさって頂き仏様のもとにてご成仏させてくださいます。
そしてこれからもあなたをお見守りなさってくださいます。どうかあなたもこれからもその子を心からご供養なさってくださいね。
あなたがその生命全うなさる時には必ずやその子に巡り会います。その再会まて見守り頂きます様お祈りなさってくださいね。
あなたの今迄のつらいお苦しみはその子への真心込めたご供養によって解放されて参ります。そしてこれからお子さんをお育てなさって頂きます中でもその子にも或いは多くの方々があなたをサポートなさってくださいます。どうか安心なさって頂きこれからお子さんと共に明るく助け合い大切な未来を生きてくださいね。
必ずや見守ってくださっていらっしゃいますからね。
安心してください
いちごさん。そんなことないですよ。
ゆるしてくれているはずです。過去のあなたは子供を育てられなかったのだから。全て分かっています。
気にされるなら水子供養をされてみてはどうでしょう。それだけでも楽になるはずです。その子の分まで今目の前のお子さんに愛情を注いであげてください。あなたがご自分を責めることなんて望んでいませんよ。
浄土真宗ではなぜ、水子供養をしないのか?
http://www.geocities.jp/amida3/mizuko.html
こちらのページが、良くまとまって書かれていると思います。
私が書こうかとも思ったのですが、まず、ここを全部読んでみて下さいませ。
質問者からのお礼
こんなにお返事をいただけると思っていなくて、本当にありがとうございます。
一つ一つ、何度も読ませていただきました。
供養は昔に近所のお寺?で行いました。
自分を追い込むことで、解決の糸口を見つけようとしていました。でも、苦しんでも誰のメリットでもないですよね。
今いる子どもはとても可愛くて、大事で、絶対に守らなきゃいけなくて、
過去の自分だったらそんな感情持つなんて全く考えられなかったです。
もっと、前を向いて進むべきですよね。
本当に温かいお言葉ありがとうございます。
またつらくなったら、いただいたお返事を読み返して心に留めて置こうと思います。