回答 2
有り難し 43私は、今年で23歳になる無職です。
私は就活に失敗＝人生の終わりという考えに強く苛まられています。
その結果、「自分は一生お金で苦しむんだ」「一生、結婚できないんだ」「一生、親を苦しめる存在になるのではないか？」と、強く思い込んでいます。
自分の周りでは、就活に成功した者や、進学した者がいる中で、自分は何も果たせていないのが原因です。
就職の為に、就労移行支援施設に通っていますが、就職は約束されていないので、就職できるか不安です。
このままだと、自殺をしてしまう可能性があります。どうすれば良いでしょうか？
奨学金を返せなくなるのではないか不安になります。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「自分は一生お金で苦しむんだ」「一生、結婚できないんだ」「一生、親を苦しめる存在になるのではないか？」…そう思い続ければ、そのようになります。
一方で「まあ、何とかなるんじゃないか」と思えれば、気が休まります…紛れもない事実です。
ならば、「何とかすれば、まあ何とかなるんじゃないか」…人に気休めと言われても、自分がそう思い続ければ、そのようになるのです。
じゃあ、何とかしてみましょうよ…どうなるか分からない遠い将来のことを悩んでいるヒマはありません。
まず、出来ることやりましょう。「就労移行支援施設」に通っているなら、それを活用しない手はありません。学び、考え、行動する…やってみるしかありません。「失敗したら、どうする？」…成功するまでやり続ければ「失敗は過程」になります。また成功の反対は「何もしないこと」なのだそうです。
あなたはもしかして、「周囲の人ばかりを見て、自分を見つめていない」状態なのではないでしょうか。
世界で一番大切な人…もちろん自分自身をよ～く見てあげて下さい。何か気付くでしょう。悪いところばかりじゃない。良いところもあるでしょう…ルックスとか、趣味とか性格とか…何かあるはずです。
良いところなんてどこにもない…？ なら一つだけ作りましょう…いえ、割と出来るはずです。一つで良いんですから。何か一つ好きなこと選んでチャレンジしましょう。
これだけは人には負けない！ あとは全部ダメだけど…そう言い切ることの出来るお方は、面接官にも好感度高いと思いますよ。
さあ明日からでなく、早速今から「自分探検」始めましょう！
就活失敗と言えば勝小吉（かつこきち）。勝海舟の父にして幕末最強のニートです。以下、いじりながらWikipediaのまとめ。
幼少から学問嫌いの喧嘩三昧。7歳の頃、2-30人を相手に1人で喧嘩したが当然かなわず、悔しいので切腹しようと思って脇差を抜いたが近くにいた米屋に止められた。柔道仲間に帯で縛られて天井につるされたが、悔しいので皆が物を食べようとするとき上から小便をばらまいた。
13歳で家出。というか出奔。つまり高飛びに近い。盗賊にお金と服を奪われ無一文になり、乞食をしながらとりあえずお伊勢参りをする。途中で病気になるが、乞食仲間や賭場の親分に助けられ、江戸へ帰る。野宿をしていたとき崖から落ちて睾丸を片方つぶし、2年ばかり直らなかった。大慈さんはむしろ睾丸って潰れても治るんだと驚いた。
17歳で結婚するが、3年後にまた高飛び。知り合いの処に転がり込んでいたが、迎えに来た甥に懇願され帰る。帰ると父親に座敷牢に入れられ、そこで21歳から24歳まで過ごした。その間に長男の勝海舟が生まれる。
「隠居して3歳になる息子に家督を譲りたい」と寝ぼけたことを言い出したが、父に「少しは働け」と一蹴され、就職活動をする。しかし日頃の行いのせいか就活失敗。その後は喧嘩と道場破りをしながら、刀剣の売買や町の顔役のような事をして過ごす。つまりヤ○ザ。あるとき、あまりの不行跡ゆえに兄に檻へ入れられそうになった。小吉も檻に入ったら食を断って死のうと思っていたが、兄嫁や甥が兄を説得してくれて難を逃れた。
37歳にして隠居。勝海舟に家督を譲る。もう誰にもニートと言わせない。
甥の男谷信友は幕末の江戸の三大道場をもってしても歯が立たないといわれた達人だが、小吉は片手で捻ったという。ある意味、幕末最強の男。
ある女に惚れてそのことを女房に言うと、女房は「その女をもらってあげる」と言った。自害してももらってあげるというので、小吉は女房に短刀を渡して遊びに出た。会った知人にそのことを話したら「女房に情をかけてやれ」と意見をされ、さすがに反省して家に帰った。あえて言おう、カスである。
こんな人間でも歴史に名を残し、息子は英雄になっているのですから就活失敗なんざ小さなことです。働く意志があるだけJFKさまの方がよっぽど偉いです。人生どこでどう転ぶか分かりません。その調子で就活頑張りましょう。
