家に自分の居場所がありません
家に私の居場所がなくて困っています。私の家族は父と母と姉と私と叔母の五人です。
私はずっと末っ子として過ごしてきました。私は自分の感情を抱え込んでしまう性格で、大人しくて人に甘えることが苦手でした。ですがその反対に姉は感情豊かで甘え上手で私とは正反対の性格です。いつもそのことで親に要領の良い姉と比較されることも多かったです。
姉は正直で性格も明るい方なのに、私は引っ込み思案でいつも感情を抑えて生きて来ました。なにか悲しいことがあっても怒っていたとしても、いつも顔に出すことなく誰にも相談することなく、曖昧に隠して生きています。
そんな私に対して姉は正直なので、私を傷つけるような言葉を簡単に言います。自分より立場が下だと思い込んでいるのか、見下したような一言を言われることもあります。私はその度に言い返すのも怖いので黙っていても、言われた言葉は深く私の心に突き刺さったままなのです。
そんな私に対して親は「どうしてあの子は感情が無いのだろう」、「どうして姉はなんでも出来るのに、あの子は何もうまく出来ないのだろう」、「どうしてこんなに姉妹で差があるのだろう」と姉と比較をしている言葉を時々耳にします。以前そんな言葉を聞いてから親に心を開くのも、怖気付いてしまいそれっきりのままです。
家族と喧嘩をしてしまう時も、私は自分の言いたいことを言えず相手を刺激しないように、黙っていることが多いです。私が感情を抑えれば抑えるほど、簡単に場が収まるから我慢をしてまで、怒っている相手のことを考えてしまいます。
私だって出来ることなら親に甘えたいですし、家族に心を開いたらまた何か言われそうで怖くて隠したままになってしまいます。親にも叔母にも姉にも一緒に暮らしている家族でさえ、心から信頼が出来ないのがとても辛いです。
家の中にいても一人部屋がなくて一人で感情を出すことも出来ないですし、どこかこの家には私の居場所がないような気がしてしまいます。私がもう少し器用になれたら、家族の誰か一人にでもありのままでいれるのでしょうか…。よろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
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無理に取り繕うことないよ。それは、とても苦しいことだもの。
毎日、言いたいことも言えず、我慢してきたんだね。お姉さんが、正反対のタイプなのね。だから、ついつい ご両親も、比べてしまうのね。悪気はないんだろうけど、あなたからしたら、それって傷つくよね。
言いたいことを、ぐっと堪えて、考えることは悪いことじゃないし、それだけ冷静な判断が出来る子なんだろうと思うのよ。回りの空気を読んで、相手の立場や気持ちを汲み取れる、それは、あなたの良さだよね◎
ただ、それを理解してくれる人や、周りにも甘えたい時だってあるよね。居場所がないって思うのは、悲しいものね。
無理に取り繕うことないよ。それは、とても苦しいことだもの。あなたの良さを、ちゃんと分かってあげたいなぁ。学校や、友達とは、気軽に話せていますか? しんどいときは、いつだって、ここで気持ちを打ち明けてくれたらいいからね。あなたは、ひとりぼっちじゃないよ。
親は子心を忘れ、子は親心を知らない。それでも親子は愛し合う
良い親子じゃないですか。世の中、憎しみしか持てずに傷付け合う親子がゴマンといますぜ。でも、あなた達は違う。こんな質問はご両親を愛していないと出てこない。そして「どうしてあの子は感情が無いのだろう」という言葉も、我が子を愛していなと出てきません。私も人の親ですから分かりますけどね、ついつい兄弟姉妹を比較してしまうのは、我が子の欠点に目を付けているわけではないんです。ただ、教育者として、親として、どう接すれば良いか分からなくて悩んでいるだけなんです。お姉さんの時はこうすれば良かったけど、milkeyさんの時に同じようにはいかなかった…それぞれの個性の違いに戸惑っているだけなんです。大丈夫、あなたは家族に愛されていて、家族はあなたの居場所です。
ただ、ちょっと歯車を調整しないといけませんやね。歯車はくっつき過ぎても離れすぎても回らない。右にずれても左にずれてもダメ。難しいんです。老老介護のベテラン親子でも手こずるくらい繊細なんです。その歯車は念力では動きません。ちゃんと身体で、言葉で動かさないと動きませんよ。
怖気づいてそれっきり?それっきりにしたらしただけ辛い。頑張って一歩踏み出せば一歩分だけ楽になる。そんだけです。
お坊さんもQ&A始めた頃は回答を書いてチェックしてる間に胃が痛くなり、投稿ボタン押す時に胃が痛くなり、待ってる間に胃が痛くなり、返信が届いて胃が痛くなり、後日思い返して胃が痛くなっていたものです(笑)でも、だいぶ慣れました。今でも常に不安ですが、だいぶんマシになった。器用になったとかそういうのではなく、単純に慣れるんです。
正座と同じ。正座はやればやっただけ血管と神経が太くなって痺れにくくなります。痺れるのは痺れるけど、程度が全く変わってくる。そして痺れて痛い状態に、心が慣れる。痛くて嫌だ!嫌だ、嫌だ!という状態が、あぁ〜痛ぇなぁ…うん、痛い。まぁ、痛ぇよなぁ…となってきます。
甘えたり感情を出すのも同じ。思い切ってやればやった分だけ、自分の意志とは全く別の所で神経が勝手に図太くなりやがるんです。そういう所を頼りましょ。
まずはこの質問を読んでって渡すだけでもオッケー。それで十分、あなたの気持ちは伝わって親は救われます。それで十分、最初の一歩です。でも、最初の一回しか通用しませんからね。その後のことは流れと勢いに逆らわずツツーッといっちゃいましょう。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
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◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )