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枕経

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曹洞宗のお坊さんしか出来ないって聞いたけど本当ですか?その家の宗派が違っても枕経だけは曹洞宗のお坊さんがするって聞いたけど本当ですか?どうしてか不思議です。

静かに死んでいきたいです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「枕経」は今から死を迎える人への安心感。

人が没する時、これより死を迎えようとしている今この時に安心して死を迎えられるように挙げるのが「枕経」で一般的には死後に直ぐ行われるものと思われていますが時期としてはまだ息がある時消えかかる命を迎える時に行うのが本来ですが一般の方には殆ど不可能ですので死後になります。宗派、地域によりまたお寺様の考えにもよるものです。曹洞宗だけという事はありません。
静かに死んで行きたいとの事ですが私は死を覚悟して毎日を迎え常に死を受け止めながら生きてます。死ぬまでは死への心構えは昔子供の頃遠足へ行く前の晩のように心弾んで行こうと思います。楽しい時も辛い時も毎日を迎えられる事に又感謝し今日を只管生きる事が私の死に方の覚悟です。

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臨終説法

私は浄土真宗ですが枕経(枕勤め)は行います。

しかし、やはり現代では亡くなってから伺いますね…。そういう意味では、亡くなられた本人を読経により成仏させるなんて意図ではけしてなく、残された者たちが死といういのちの事実を受け入れるための最初の儀式となっているのだと思います。

「静かに死んでいきたい」という意図では、浄土真宗では昔は臨終説法を行ったそうです。

臨終に際し、「ばあさんが死にたくないと暴れるからお寺さん説法しに来てくれ」なんて依頼でお呼ばれすることもあったとか。

そこでは「早く良くなろうね」「よくなったら~しようね」「きっとよくなる」なんて気休めの「優しい(残酷な)ウソ」は通用しないでしょう。本人が一番わかっていることでしょう。
やはり、「死を受け入れるための教え、いのちの事実」が語られ、本人は安らかに死を受け入れていかれたのだと思います。

もちろん現代における枕経は故人から残された我々が聞かされる「臨終説法」であるとも言えますが。

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個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

地域的では?

 こんばんは。いつも楽しみに見せて戴いております。
 「枕経は曹洞宗のみ」…私が学んだ限り(浄土宗)では、我々も枕経に行くことはありますよ?ただ「始めたのは曹洞宗」ということはあり得ると思いますが…。地域的な風習ではないかと勘案しますが、詳しくは曹洞宗のお坊さんが答えて下さるかも知れません。しばしお待ちを。
 枕経の中心的な目的は「没後作僧」つまり、亡くなった後で仏門にお入りいただくという趣旨と思いますが、これは宗派により多生の違いがあるかも知れません。

>静かに死んでいきたいです
 そうですか…千一夜物語みたいで楽しみなんですがね。私もその時は静かに。そう思います。

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一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

質問者からのお礼

ありがとうございます。

昨日曹洞宗のお坊さんに実際に会って聞いたんですが「ほんとかいや」と不思議でした。色々あるんだと思いました。

お返事ありがとうございます。

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