改宗について
改宗について教えてください。
改宗すると、改宗以前の先祖も改宗されたことになるのでしょうか?
それとも、戒名の付け方が宗派で異なるので、戒名を受けた時点の宗派はずっと変わらないと考えるのでしょうか?
お墓は個人管理地の個人墓です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
改宗なさったら、戒名はそのままに、新しい宗旨でお勤めを。
改宗するには、理由があるのでしょ?
(例えば、今のお住まい周辺には、〇〇宗が無い、近くのお寺や住職との縁を結びたい、この教えで生きたい、結婚して連れ合いさんの宗旨に…などがありました、私の寺への改宗理由は)
あなたが何を拠り所として生きていかれるのかが大切なんです。
ですから、先祖の方々は、その教え(宗旨)を支えに生き抜かれたことでしょう。そして戒名をいただかれたのですから、それはそのままです。
あなたが、改宗なさったら、戒名はそのままに、新しい宗旨でお勤めをしていかれたらいいのですよ。(私は浄土真宗ですから、浄土真宗のお勤めになりますが、他宗の先祖の方のお勤めもさせてもらっています)
先祖の方々の名前から何から、変更することは出来ません。それは、故人さまの生きた姿なのですから。
何かの事情でも?
もう少し詳しい相談なら、オンライン個別相談もご利用くださいね。
追記。。。
他の宗派の教えを良しとしない教祖、に違和感を覚えます。排他的ですね。それは、本当に信頼出来て、あなたが頼っていきたい宗教ですか?
大切なことですので、しっかり悩んでお決めになってくださいね。
改宗しても貴方自身に帰結するものです。
拝読させて頂きました。
例えば、先祖をたどって行くと、古い祖先は浄土宗の戒名が付いてて、江戸の初めから真宗になっているというケースや、先祖は浄土真宗であって、親は浄土宗というケースもあります。そのように代々受け継がれた宗派ではない場合もあります。
もし貴方が改宗したとしても、先祖の戒名まで変える必要性はないですし、先祖までが改宗されるものでもないと思います。
改宗はあくまで貴方1人に帰結するものかと思います。
解らないことがあれば、また色々と訪ねてみて下さいねぇ。
追記。
お返事読ませて頂きました。
貴方の今属している宗派のお勤めで良いかと思います。「宗論はどちらが負けても釈迦の恥」と言う言葉があります。結論的には、宗派の違いはあまり気にする必要はないと思います。宗派の違いというものは、例えていうならば、山の登り方やコースの難易度を巡って議論していることであって、山の頂上(イコール悟り)は一つです。
様々な考え方がありますので、一つの考え方として受け止めて下さると有難いです。
改宗は改宗以降から。
浄土真宗の拙寺でも
改宗以前のご先祖様の戒名は
そのままで法事を勤めています。
新たに法名をつけ直すようなことはしません。
例えば日蓮上人は他の宗派を敵視していましたが
今は宗派間でのいがみ合いなどありません。
気になさらずに別の宗派のお経をお唱えください。
質問者からのお礼
アドバイスを頂きありがとうございます。少し前の代から改宗しています。
古いお墓のほとんどには、改宗前の梵字が入っているので、古いお墓の前では前の宗派のお経をあげるのが良いのではという思いがあります。
ただ改宗後の宗派は、他の宗派の教えを良しとしない教祖様でしたので、別の宗派のお経を唱えるなどそのような訳にはいかないのではと、心の整理がつきません。
私自身は、先祖が皆んな幸せである供養の仕方を選択できれば嬉しいです。
お二人のアドバイスを胸に、もう少し色んなご回答を待ってみようと思います。
貴重なアドバイスをありがとうございます。宗派の違いに接して、正解を求めて思い悩んでいましたところ、皆様からご回答をいただき、どちらの宗派でお経を唱えるのが一般的かも教わりました。また自分の心とも向き合わせて頂くことができ、宗論はどちらが負けても釈迦の恥という言葉に涙が出ました。
人に喜んでもらったり、慈悲の心を持ったりといったように、お釈迦様が喜んでくださるような心がけを持つことを先祖供養と信じることにしました。ありがとうございます。