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車輪

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有り難し有り難し 35

職場の人とは付かず離れずの関係がいいのか。上司に、先輩に、後輩に、正社員に、パート。10代から50代まで年齢もさまざま。私は中間どころだから色んなことが見えすぎて考え過ぎて苦しくなる。ほどよい距離感が分からない。一方をたてると他方がおかしくなる。結局私がだめなんだと思う。

一番大切なのはお客様のこと、これを忘れてはいけない。

顧客満足と従業員満足。一緒に働く仲間が輝いてこそいい仕事が出来るんだと思う。

2つの車輪を上手くまわしたい。でなきゃ前へ進めないよ。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

法輪

2つの車輪は1人では回せません。
だから仲間がいる。色んな考え、色んな役割の人がいる。
1人で回す必要はないのです。

誰かが疲れたら誰かが支え
誰かと誰かがけんかしたなら誰かが間に入ればいい
誰かが回す方向が逆なら誰かが方向を教えてあげたらいい

それでも上手くいかなくなる。車輪はだんだん錆びてくる。潤滑剤が必要だ。
みんなが方向が間違っているのなら、正しい方向をしめしてくれる方位磁石が必要だ。

仏教の教え(法輪)にはそんな役割もあるかもしれない。

とにかく法輪は1人で抱え込まず助け合いなさいと教えていますよ。

無理せずに!

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

ありがとうございます。

1人で抱えないようにしたいです。

お返事ありがとうございます。

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