帰化と名字の変更に関する両親の対立回答受付中
私は日中ハーフです。最近日中情勢が悪いということで、父が帰化をして名字を日本名に変えようかという話が家族内で持ち上がっています。母は私や姉が就職する前に父に帰化して貰って名字を変えたいみたいなんですけど、父は本当に迷っているように見えます。
何度もどうしたいかを父から聞かれましたが、私にはわかりません。中国の名字は私がずっと自分として生きてきた証です。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私にはアイデンティティであって大切なものです。しかし世間からの中国への風当たりの強さはよく感じます。それがいつか私たちの人生に悪影響がないとは悲しいけれど言い切れないのは分かっています。
父と母は最近ずっとこの件で喧嘩をしています。今までの夫婦喧嘩は話せばわかるようなことでしたが、この件に関しては全く分かりあう糸口すらないように見えてしまいます。母が無理解だと断じたい訳ではないですが、母には父の葛藤は言葉を尽くしてもわからないんだとは思います。母は父や私の中国のルーツを不都合なら切り話せるパーツのように考えていて、それが私たちの中に強く根を張った一部分で離すときに痛みが生じることをきっと感覚的なものとして理解できないんだと思います。
私は自分が自分のまま生きられるに越したことはないと思っていて、自分のルーツは恥じるべきものではないと考えています。けれど名前や父の国籍が以降不当な烙印を押される原因になっても構わないと思えるのかは分かりません。ただ、母の中国人であるという弱みは隠して生きるべきだ、というような言い方には腹がたちます。
母はいつも父のプライドのせいで私たちが中国人の親を持つことが世間に知られるような名字で生きていて可哀想だ、というようなことを言います。私はそれが本当に悲しく感じます。母も結局私や父を中国人だとして見下しているのかと思います。そもそも母は中国人が嫌いだと私たちの前で隠すことはなく、私や父に喧嘩したら中国人と罵るくらいには弱みだと思っているみたいです。だからどれだけ話し合っても中国人であることに少なくとも誇りを持つ父との話は決着がつかないし感情的になるばかりです。
私はどうやって心の整理をつければ良いんでしょうか。
お坊さんからの回答 4件
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名乗りであなたの存在やアイデンティティが失われるわけではない
家族でそのような悩みが起きてしまう「社会」が、悲しいですよね。どのような生まれや生き方であっても、その人・存在に「人権」があります。
すべての人が生まれながらにして持っている、人間らしく幸せに生きるための権利です。国籍、性別、年齢、障害の有無などに関係なく、誰にも奪うことのできない、お互いに大切にしなければならないものです。
あなたが中国の名字を名乗ってこられたこと、それが大事なアイデンティティであり、誇りをもって育ててくださったご先祖・ご両親にも感謝のお気持ちでしょう。とても素晴らしいことです。
お父さんのプライドと言ってしまうほど簡単なものではなく、存在意義・尊厳に関わるものだからこそ、すぐに変えられるような話ではないのですよね。
世の中は、いまだ偏見や差別が根強く残っています。そして、無意識の思い込みや無関心が、多くの不利益や生きづらさを生み出しています。だからこそ、お母さんは、家族のこと、お子さんの将来を想い、帰化して日本名に変えてほしいと願うのでしょうね。
本当は、このようなことで喧嘩をしてほしくないですよね。家族のためなのに、家族が喧嘩になることが悲しいですし、戸籍ではなく個々の人として付き合える理解ある社会にと願うばかりですね。
一つ言えることは、名乗りだけで、あなたの存在やアイデンティティが失われるわけではないということです。そして私は、どのような存在でも、あなたを想う気持ちは変わりません。同じように、日本人でも中国人でも、あなたと価値観を共有する人もいるでしょう。どうかそのことは忘れないで。
ご両親にもお伝えされながら、ご家族で納得できる道が見つかりますように。
ご質問ありがとうございます。
やはりお互いの気持ちを尊重することが大切だと思いますよ。
それにニュースやネットでは日本でマナーやルールを守らない中国人がピックアップされますが、守っている中国人はそれ以上にたくさんいますからね。
また、お坊さんとしても仏教を教えてくれた先生ですし、漢字やたくさんの文化を教わりましたから感謝しています。
また、私自身も会社員だった頃は出張で中国で仕事したこともありますし、中国の方々にはとてもお世話になりましたから感謝しています。レストランで食事していたら日本人は出て行けと言う人もいましたが、それはごく一部でほとんどの人は親切でしたよ。
それに日本人は漫画のキングダムや三国志も好きですし、アニメにも中国名のキャラクターはよく出てきますし、嫌いではないですよ。一部のマナーやルールを守らない人が嫌いなだけですよ。
ですからあなたはあなたの気持ちを大切にしてくださいね。
自信持って生きて下さい
拝読させて頂きました。
あなたがご両親の間で争いの中でとても辛い思いをなさっておられること読ませて頂きました。詳細なあなたやお父さんやお母さんや皆さんのことはわからないですけれども、あなたがとても悩み辛い思いなさっておられること伝わってきます。お気持ち心よりお察しします。
現在やはり日本と中国の国としての関係は悪い状況にあると思います。これはあくまでも国家間の争いによるもので個人間では全く問題はありません。私達は同じ人間として差別や偏見を持たれることなく平等に尊重し合いながら安心して生きる権利があります。国際的な条約や憲法にも保障されている恒久的な権利です。
ご両親が様々な外部からの情報によって差別を受けたり偏見を持たれてとても生きづらい状況に追い込まれてしまって感情的になり言い争いになってしまうのかと思います。
しかしあなたもお父さんもお母さんも皆さんもかけがえのない大切な人々であることに何ら変わりはないのです。
あなたや皆さんがアイデンティティを持つことはとても尊いことです。どうかこれからも自信持って生きて下さい。
私は一切そのような差別や偏見を持たないように日々心がけていますし、そのような愚かな差別や偏見は罪悪ですから決して許されるものではないと考えます。
私達は何人であっても平等に信頼し合い助け合いながら生きることできます。
姓についてはそれぞれに選択権があります。それぞれが望ましいと思う姓を使うことで善いのです。
お父さんにもお母さんにもあなたにも皆さんにも自分が善いと思う名前をお使いなさることできるのです。それにより差別したり偏見を持つことは決して許されることではありません。
確かに世の中で生きることは大変かとは思います。それでもどうか皆さん自信持って生きて下さい。
あなたや皆さんが愚かな差別を受けることなくよこしまな偏見持たれることなく、安心して仲良く生きることできますように、お互いのことを心から大切になさり尊重し合い幸せを分かち合い生きていくことできますように切にお祈りさせて頂きます。
そして皆さんを心より応援させて頂きます。至心合掌
他人の憂さ晴らしのために自分の誇りを蔑ろにしない
差別をする人の頭を支配しているのは理屈ではなく感情です。叩いても大丈夫そうな対象を見つけ出しては難癖をつけて叩き、自己の憂さを晴らしたり承認欲求を満たしているだけです。
理屈はしょせん後付けですから、帰化されて苗字を日本風にしても、差別をしたい人は「帰化しても中身は○○人だ」「本当の姓は○○だろ」「日本人を装うな」などと言いがかりをつけてくるものです。
以前、とっくに日本に帰化して、そのうえ中国に悪感情を持つ人達に迎合するような発言を続け、もてはやされていた元中国人のコメンテーターの方がいました。ところがその人が選挙に出ようとしたとたん「しょせん中国人だから」「帰化人だから」と強いバッシングを受け、予定していた政党からの立候補を断念するというニュースを見ました。酷い話だと思いました。
このような差別をする人への対応方法は、さしあたって(1)近づかない、(2)叩いても大丈夫と思わせない、ことしかありません。
けんか腰になる必要はありませんが、あれこれ言いがかりをつけてくる人は相手にせず、「確かに私は○○人で、苗字は○○です。それが何か?」という姿勢を見せるしかありません。
よくわからない他人の憂さ晴らしのために自分の誇りを蔑ろにするのは、もったいないと思います。
ご家族の中で意見の食い違いがあるのは悲しいことです。ですが、一面では家族同士であれば「ここまで」と期限を区切らずに話し合うことも可能なのではないでしょうか。お家の中では、あきらめずによくよくお互いにお話しされることをおすすめします。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
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◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )