厳しい期間を耐え抜くための勇気をください
hasunohaの質問者、御坊様のみなさま。
常日頃、問答を拝見し、人生の指針や心の支えとさせていただいております。
いつもありがとうございます。
現在、社内インターンシップ制度で、これまでとは異なる業務に携わっているのですが、期間の折り返しを迎えた今、心身の疲弊がピークに達しているように感じています。
早朝覚醒と胃痛が常態化し、休日も反芻が治まらず仕事のことが常に頭の中にあります。
そのためか非常に疲れやすい状態で、仕事の不手際も日に日に増えてしまっています。
11月からは育児休業を取得するため、残りの3カ月半を何が何でも健康に乗り越えねばなりません。
今回は、生まれてくる子や支えてくれる妻の生活を守るために、勇気や智慧を頂戴したく相談させていただきます。
私は、適応障害による休職の経験があります。
当時の相談内容を見返してみましたが、全く成長できていないように思います。
一方で、欠点のある自分を受け入れ、失敗や改善を繰り返し、周囲に支えられながら、ここまではどうにか歩んでくることができました。
これまでの3ヶ月間も未体験のことばかりで辛くはありましたが、恵まれた環境と先輩社員の支援に感謝しながら、適応障害の経験で得た心身調整方法の知識もフル活用して乗り越えてきました。
しかし、今はその手法も効果が薄れてきて、追い詰められています。
苦しみの原因は、先輩との付き合い方にあると思います。
未経験業務のため支援者がいるのですが、あくまで先生ではないため、私は主体的に行動しなくてはなりません。
それは当然ですし、何とかしようと思うのですが、限られた期間内に成果をまとめる必要もあり、ある程度は支援者の考えや方針に沿う必要もあります。
私の場合は今の業務に必要な能力が不足していることもあり、支援者に頼る部分が他人よりも多く、どこまでを頼りどこまでを判断すべきなのか、うまく整理がついていません。
その結果、業務の方針が私の中で定まらず、関係者との打ち合わせも上手くできず、考えが散漫な状態が続いています。
全体像が、見えないのです。好きにやっていいと言われつつ、そこには支援者の正解があるのです。
できることなら、業務の成果で恩返しをしたい気持ちもありますが、今望むのは、成果が上がらなくても、健康な状態で家族の元へ戻ることです。
みなさまのお力添えを何卒お願いいたします。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
丁寧な取り組みの姿勢を見せていくことも、大きな評価に繋がる。
社内インターンシップ制度ですか。新しい刺激や挑戦、また異業務や他部署の視点などの刺激を受けられる良さもありますよね。
半年の期間があるのですかね。慣れない中で、本当にお疲れ様です。
あなたのお話を聞かせてもらいながら、「応えたいという力み」を感じます。あなたの責任感や向き合う誠実さ、また家族のためにも頼られる存在に成長したいというやる気が伝わってきますが、気負い過ぎているのでは思いますよ。
どこまでを頼りどこまでを判断すべきなのかということですが、方針が定まらずに考えが散漫しているのなら、先輩社員の支援を仰ぐのも良いのではありませんか。主体的な行動ができれば問題ないのでしょうけれど、不手際が目立つのであれば、支援者とのコミュニケーションを重ね、関係を築いていく。成果だけの評価ではなく、丁寧な取り組みの姿勢を見せていくことも、大きな評価に繋がるのではないでしょうか。
ひたすら歩く
厳しい状況の中で仕事の責任を自覚し、
それを果たそうと懸命に努力されている姿が伝わってまいりました。
寝付けない、早朝に目が覚める、胃が痛い――それほどのストレスを抱えながら、それでも「家族を守りたい」と踏ん張っておられるのですね。
まずお伝えしたいのは、あなたは決して弱い方ではありません。
ただ、人には限界があります。
私にも、仕事が極めて多忙だった時期がありました。
専門性も機密性も高い業務で、誰にも代われず、
連日のように深夜まで一人で仕事をしていました。
「このままでは危ない。」
そう感じた時、私が始めたことは、とても単純なことでした。
とにかく歩くことです。
休みの日は何も考えず歩く。霞が関や虎ノ門で仕事を終えると、
新橋まで歩いて帰る。昼食はおにぎりを急いで食べ、昼休みも歩く。
止まると仕事のことを考えてしまうのです。
以前は深夜にタクシーで帰宅する車中でも書類を読んでいました。しかし歩くようになってからは、車に乗ると眠ってしまうようになりました。
歩くことですべてが解決したわけではありません。しかし、頭の中を仕事だけが占領する状態から、自分を少しだけ解放する時間になっていたのだと思います。
あなたも今、仕事のことが頭から離れない状態なのではないでしょうか。
もしそうであれば、一日に三十分でも構いません。結果を出すための時間ではなく、自分の心と身体を守るためだけの時間をつくってみてください。
そして、仕事について一つだけ申し上げます。
「主体的にやること」と、「一人で抱え込むこと」は違います。
「私はこう考えていますが、この方向でよろしいでしょうか。」
そう確認しながら進めることも、十分主体的な仕事の進め方です。
最後に、あなたの言葉が心に残りました。
「成果が上がらなくても、健康な状態で家族の元へ戻ることです。」
私は、この目標で十分だと思います。
十一月には育児休業が始まります。
生まれてくるお子さんに必要なのは、完璧な社員ではありません。
元気なお父さんです。
どうか、そのことだけは忘れないでください。
もし睡眠や胃痛がさらに悪化するようであれば、医師に相談してください。
どうか十一月まで、「健康なあなた」でゴールしてください。
それが、ご家族にとって何よりの成果になると私は思います。
合掌
瞑想をやってみては
ヴィパッサナー瞑想というものをやってみてはどうでしょうか。
ネットで調べれば出てくると思います。
あとは、仕事以外の場所では仕事のことを考えないこと、特に、同じ情報の中で思考の堂々巡りに陥らないこと、仕事中は余計な妄想雑念(過去や未来や自分や他人のこと)を減らすこと。
要は、心の時間管理、心の中の無駄な時間を減らすことです。
そうすれば精神的には疲弊しにくくなります。
また、睡眠時間が少なくても平気になるかもしれません。(イメージとしては、脳内に余計な思考データがたまらないため、短時間の睡眠で脳内が整理できる。)
ストレスをためやすい人は、起きているときに余計な妄想雑念のデータや、余計な感情の副産物を貯めこんでしまいがちです。
妄想雑念によって脳みそを酷使し、時間もロスしています。
それが楽しい妄想雑念ならまだ良いのですが。
今ある情報の中で10分考えても10時間考えても大差ない。
だったら、新しい情報が入るまでは二度と考えないか、新しい情報を得るための作業を進めてみる。
明日やっても良い仕事だけどなんか気になって2回も3回もそのことが浮かぶなら、いっそ今やってしまう。そうすれば二度とそのことを考えなくてすむ。どうせやらなきゃならない作業の場合は前倒しもOK。
一方で、明日できることは今日しない、明日考えれば良いことは今日は心配しない。
どちらも、心の時間の使い方をスリム化して、脳の疲れを減らすことなのです。
質問者からのお礼
願誉浄史様
ご回答ありがとうございます。解説いただいた瞑想の効果やイメージは非常に具体的で、とても頭に入ってきやすかったです。一方、瞑想等も試してはいるものの、それも次第に効果が続かなくなったり、最中でも焦りが滲んできてしまうことが続いており、プチパニック状態です。修練が足りないということなのでしょうか。思いついてしまうのならやってしまえというのは、非常に合理的だと思います。無理に感情のコントロールだけでなんとかしようとしていたのかもしれないです。参考にしながらできることを試してみます。
三浦康昭様
ご回答ありがとうございます。ご自身の経験も踏まえた歩くというアドバイスは、とても身近に感じられ、心に染みました。特に「このままでは危ない。」というのは私がまさに今考えていることです。できることなら何でもします。結果に繋がらず叱責されても、立場がなくなっても構いません。ですが、元気な父親として我が子を迎えることだけは何が何でも達成できるよう、心の柱にしていこうと思います。温かいお言葉をありがとうございました。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )