母が見た亡くなった弟の夢
弟が4月に自死、永眠しました。41歳でした。
義妹、娘(当時7カ月)うつ病で処方薬を大量に飲んで朝ベッドで。
夏頃母が夢を見たそうです。
弟と母、私と韓国へ。飛行機で行ったのに降りるときは何故バス。
先に弟が降りるとどんどん先に行ってしまう。
母は”待って○○!”’と叫んで呼び止めたと。
でも弟はどんどん歩いて、なぜか川があり、その川の中も速度落とさず振り向きもせず歩いて行ったそうです。
弟の姿は3歳位の男の子、グリーンとベージュのボーダーのTシャツに紺色のパンツ、重箱位のものを風呂敷にくるんで持っていたそうです。
私が母に”ここは言葉が通じないからお金を渡したらわかるかも”と言ったと。
目が覚めた母は寝たら続きが見れるかもとまた寝たかったみたいです。
カラーの夢も初めてみたいでした。
何か伝えたかったのでしょうか。
宜しくお願い致します
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お母さんに会いたくて夢に出てきたのかもしれませんね
こんにちは。
弟様のご逝去にお悔やみを申し上げます。
ここhasunohaには、夢の中で、亡くなった方や遠く離れた人に会いました、というご相談がよく来ます。
そのようなご相談には、私は「夢は過去の記憶を整理するために脳が見せているもので、暗示でもお告げでもありません」というお答えをしています。
また死後の世界についても、「お釈迦さまは死後の世界について何も示していません」とお答えしています。
でもね、実は私も檀家さまから夢に関する不思議な話を聞いたことがあり、本当はもしかしたら、亡くなった方が会いに来てくれる事もあるのかなぁ、って思ってもいます。(だからここから先は仏教の話じゃないです)
私は、お葬式の火葬前のお経のあと、沖縄で使われている「あの世で使えるお金」を亡くなった方のご家族に差し上げています。黄色い色をしている紙です。火葬時に故人に持たせるように伝えています。沖縄では春にこの黄色い紙をお墓の前で燃します。
1周忌の法要の時、ご遺族の方から、こんな話を聞きました。「亡くなった事を知らせておらず、お葬式にも参列していなかった故人の友人の夢に、故人が現れた。手には黄色いものを持っていた。それは何だと聞いたら、お金だと答えた」。黄色い紙の話は葬式の参列者にしかしておらず、この風習は沖縄にしかありません。それなのに、黄色い紙をお金だと言う故人が登場したわけですから、本人だと思いたいですよね。
丹波哲郎さんが昔、本を出し映画化もされた「大霊界」という作品をご存じでしょうか?それによると、亡くなった人は生きているときに一番幸せだった時の年齢で霊界で暮らす、という話がありました。もしかしたら、弟さんは3歳くらいの時が一番幸せだったのかもしれませんね。その姿で会いに来てくれたのかもしれません。
どちらにしても、悪い暗示でもお告げでもありません。きっとお母さんに会いたくて夢に出てきたのでしょう。会えて良かったですね。きっと成仏していますよ。ご安心を。
質問者からのお礼
快いご回答を有難うございました
弟は辛くても頑張ってきたのですね、気づいてあげられなかったことを悔やんでしかたありません
家族はまだ辛く、母と義妹の間にそれぞれの思いの感情が爆発してよい関係ではありません
心落ち着かせて話せる日が来ることを祈り続けたいです
本当に有難うございました