今の仕事について
私は今日本語教師として働いています。高校生の時から日本語教師になるために、大学と大学院で専門的な知識を学んできました。
今は、大学生に日本語を教えています。今まで海外の中高生に教えてきましたが、大学生に日本語を教えることは初めてです。
海外では現地の先生と一緒に教えていたため、一人で教えることはありませんでしたが、今は一人で日本語を教えています。
一人で教え始めて2年になりますが、未だに日本語を教えることに自信が持てません。
性格のせいか、人からの目や評価が気になるため、授業後は「私の授業なんて面白くないよな」や「今日の授業はダメだった」と思い気持ちが沈むことが多々あります。
授業準備をしているときも「これで良いのか」と不安になり、起きてから寝るまで授業のことが頭から離れません。
高校生の時から日本語教師という仕事に憧れを持ち大学院にまで進みましたが、いざ日本語教師になってみると、人からの目や評価が気になる性格の私が、そもそも教師に向いていないのではないかと考えてしまいます。
日本語教師として、楽しく、そして、自信や誇りを持ち仕事をしたいと思っていますが、今は仕事が好きになれません。
大学院にまで行ったのに、今更日本語教師を辞め他の職業に就くということも勇気が入ります。
辛いこと大変なこともたくさんありますが、この仕事を続けるべきか・・・。辞めるべきか・・・。
気持ちの持ちようだと思いますが、マイナス面ばかりを考えてしまい、前向きに考えることができません。
自分の気持ちが弱いことは重々承知です。
こんな弱い私ですが、このまま日本語教師を続けたほうが良いでしょうか。
こんな私ですが、日本語教師として花咲く日が来るのでしょうか。
お言葉いただけますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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一気には上手くなれません。経験が大事です。
こうたさん、こんにちは。
大学で日本語講師をしているのですね。素晴らしいですね。
まだ最初だからできなくて当たり前。先生だって経験を積みながら時には失敗を重ね、上手くなるのですよ。
かくいう私も、大学で非常勤講師をしております。講義は手話技能です。同じ言語教育ですね(笑)。
こうたさんも知っての通り、現在は大学も少子化での経営難と先生余りでの淘汰の時代。私たちの時代にはなかった学生評価があり、学生評価が悪いと首です(恐)。でも私、自慢ではないですが30人ぐらい非常勤講師の中で学生評価が私が受け持って約7年ずーと一番です(エッヘン)。しかも学生にへつらっても評価はもらえません。また面白いだけで学力が上がらなくては評価がもらえません。単位と別に検定試験にも合格させなければなりません。
手話が楽しいお遊戯的なこともあるのですが、それだけではもちろん一番にはなれません。90分という授業を飽きさせず、どうしていけばいいか、ただ話せばいいわけではないことはわかりますね。
生徒に教えるためには、まずはシラバスをしっかり作らなければなりません。そしてその教える間に学生が興味を引く話題を常に集めてネタにしたトークもしなければなりません。ほとんど一年毎に情報を変えないと学生には受けないです。その下準備は授業以上の時間ですよ。そして自分の授業を振り返るために、自分の授業を録音していますか。恥ずかしくても聞かなくては欠点がわかりません。自分が聞いてみてつまらなければ、生徒もつまらないのは当然ですよ。そのためにやらなければならないのは先ほどいったシラバスと原稿づくり。苦手だったら、台本を作ってください。その通りすればいいのです。
ティーチング技術をしっかり身につけること。それが大事です。ここでは教えることができないので、連絡くれればいくらでも教えますよ。またはティーチングや、コーチング技術の本はたくさん出ていますのでそこから勉強すれば良いでしょう。まだまだ経験不足。失敗は成功の栄養分です。
がんばって!合掌
できない仕事、食べていけない仕事は避ける
私は大学院に行ったことがありませんから、私に、大学院を卒業する能力があるかどうかわかりません。
しかしあなたは、大学院をちゃんと卒業する能力があったわけですね。
そして今まで、日本語教師を務めることができていたわけでしょう。
それは、誰にでも簡単にできることではないし、ご縁がなければ経験できる仕事でもありません。
あなたには、知識と経験という武器があります。
あなた自身が弱いなら、武器に磨きをかける道もあります。
もちろん、一つの仕事に執着するのも悩み苦しみの原因になる場合があります。
できない仕事に執着するなら、苦しいでしょう。
食べていけない仕事に執着するのも現実的ではありません。
自分ができる仕事、食べていける仕事があるというのは、恵まれていることだと思います。
日本語教師以外にできる仕事・食べていける仕事があるかどうかが、重要なポイントでしょうね。
食べていけない場合は、副業や半ボランティアとして日本語を教える選択肢もあります。
私はお坊さんでは食べていけないから、副業しています。
何をしたらよいかを考えよう
日本語教師、素晴らしいですね。外国人がきちんとした日本語を話していると、それだけで印象が違います。それは仕事にも人付き合いにも直結する大事なことだと思います。それを担う仕事はとてもやり甲斐があるんじゃないですか。
文章を拝見すると反省文が多いですね。反省は大事ですが、それで萎縮してしまっては元も子もないですよ。是非、未来に生かすための反省にしましょう。
駄目だったという否定過去形では無く、どないしたらどうやろという肯定未来形で取り組んでみてはいかがでしょうか。
きれいな日本語を話せる生徒さんをたくさんおつくりください。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。私の投稿にお返事をいただけるとは思っていなかったため、とても嬉しく思っております。自分の授業が少しでも向上できるよう、授業を録音したり、前向きに反省をしたりしながら、がんばっていこうと思いました。大学院で学べる環境にいたこと、そして今この職業に就けていることに「感謝」をすることを忘れていたと、お返事を拝読し気付きました。今の仕事は「大変」で「辛い」ことだと、マイナス面ばかりを思ってしまい「感謝」することができていなかったため、これからは「感謝」をすることを忘れずに仕事に取り組もうと思います。今はまだまだ未熟で上手くいかないことが多いですが、少しでも楽しみながら仕事ができるよう、がんばります。本当に、本当にありがとうございました。