皆様の信念の核となっている言葉はなんですか。
皆様の信念の核となっている言葉が知りたいです。
何か重要な選択をするときなど自分の生き方を決めたような言葉、大切にしている言葉があると思います。それがどのような言葉なのか知りたいのです。
お釈迦様のお言葉が多いと思うのですが、その中でも1つだけ選ぶとしたらどんな言葉ですか?お釈迦様のお言葉ではなくても結構です。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「不放逸」
みかん様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お釈迦様が、最期の教誡としておっしゃられましたお言葉「不放逸」でございます。
怠ることなく、しっかりと仏道に精進して参りたいものでございます。
「・・さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう、『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい。』と。これが修行を続けて来た者の最後のことばであった。・・」
(大パリニッパーナ経・中村元氏訳より)
「・・汝らまさに知るべし。一切諸行は皆ことごとく無常なり。我れ今是の金剛の体なりといえども、亦また無常の遷るところを免れず。生死の中、極めて畏るべきこととす。汝ら宜しくまさに精進して勤め行い、速やかにこの生死の火坑を離れることを求めるべし。・・」
(大正蔵・大般涅槃経より)
川口英俊 合掌
南無阿弥陀仏
拝読させて頂きました。
一つだけ選ぶならば
南無阿弥陀仏
どうか仏様私を救ってください、私を仏様のもとへお導きください。
信仰の原点ですね。
どんな方々でも仏様はお救いくださいます。
深い罪が有ろうとも仏様は罪を懺悔させてくださり、私達を清い心へと導いてくださり、仏様の慈悲と智慧を教えてくださり、仏とならせて頂けます。
そして迷える私達の縁ある方々を導くことができます。
それが私の信仰です。そして何よりの言葉です。
あなたも人生において正しく信じられるみ教えに出会い、素晴らしいご縁に恵まれて豊かな毎日をお過ごしなさってくださいね。
南無阿弥陀仏
あとで後悔しないように
こんばんは。
「信念の核」ってほど大げさなものではありませんが私は何かを決断する時は「あとで後悔しないように」と考えて決めるようにしてます。
私は18歳の夏に大きな病気をしまして、もうこのまま死んでしまうんだろうなぁ、と覚悟した事がありました。その時「あれをしておけばよかった、これをしておけばよかった」と後悔のオンパレード。結局死なずに済んだ訳ですが、「これからは死ぬ時に後悔しない生き方をしよう」と決めました。
明日死ぬかもしれない覚悟と50年後まで生きるかもしれない計画性をもち、今この一瞬一瞬にいのちを燃やしています。
威儀即仏法
どんな時も寄り添って下さり、必ず許して下さるから
私も一つだけをを選ぶとしたならば南無阿弥陀仏となります。私は罪深い人間であり、過去だけでなく現在も罪であることを承知の上でも罪を重ねながら生きている者です。本来なら地獄に落ちることは間違いなしです。そんな私でも阿弥陀様は見捨てず寄り添い見守っていて下さいます。またこの人の世の罪深い人生が終わるとき迎えに来て下さるとおっしゃいました、許して下さるとおしゃてくださいました。そのことがただただありがたいです。罪は作るべきではないですが、罪を作りながらもそれでも周りの方々と幸せを分かち合って生きていけたらとは願ってはおります。ただいたづらに罪を重ね空回りの人生が現実ですが。それでも仏さまの見守りと救いに甘えさせていただいて生きてます。あなたも阿弥陀様はじめとする仏さまが見守っていて下さいますことを大切にしていただけたらと思います。