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中絶について

回答数回答 2
有り難し有り難し 28

第二子を妊娠しました。

仕事を始めて1年目に第一子を妊娠したため、
職場の方にはかなり迷惑をかけてしまいました。
また、授かり婚のため、親にももちろん心配や迷惑をたくさんかけてしまいました。

現在育児休暇中での、第二子発覚。

非常に無責任なのは自覚しております。
どうしようか考えてしまいます。
素直に喜ぶことができませんでした。

せっかく私たちのもとにやってきてくれた新しい命。
私たちの都合で潰したくありません。
できることなら産みたいです。
経済的にも決して楽なわけではありませんが、
お金をかりてでも、なんとかして産みたいと思います。

ですが、世間からの(職場からの)目が怖いです。
両親からも、『すぐ2人目できました〜なんてやめてよね!』
と言われていたところです。

赤ちゃんにも申し訳ない...
どうしたらいいかわかりません。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

神秘的な授かりもの。

拝読させて頂きました。
なかなか授からなくて苦労して苦労してやっと授かったという方もいれば、あるもさんのように「え、今?」という場合もあり、ホント子供を授かるというのは不思議だなぁと感じます。

子供は親を選べないという話しもありますが、池川明さんという方の本には、「子供は親を選んで生まれてくる」という本もあります。仏教的には真相は追求してませんが、私は素敵な話しだと思います。たとえ、子供が欲しいと頑張っても、必ず思い通りに出来るわけでは有りませんね。そんな中、今、あるもさんが子供を授かったという事実は、重く受け止めるべきでしょう。まさに授かりものなのです。
たしかに会社の反応、ご両親の反応、様々な心配事があることでしょう。そこはお察知致します。しかし、出来れば産みたい!というお気持ちを持たれてるのであれば、やはり、誰に何を言われたってこの子の親は自分なんだ!授かりものの神秘の命を無駄には出来ないのだ、という責任といいますか、親としての強い意志を持ち立ち向かって頂きたいです。今お腹に宿り一生懸命生きようとしているこの子は、へその緒で繋がっているあるもさんが居なければ、即座に命を失います。それだけあるもさんの今の役割は非常に大きいものです。
どうか、周りの反応という視点ではなく、「子供が自分達のとこに来て下さったのだ」という視点で捉えて頂きたいです。
大変な事もあるかと思いますが、前を向いて下さる事をお祈り致します。

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岩手県内陸郊外の曹洞宗鷲連寺にて副住職を務めております。 世の中にはいろ...
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産みましょう!

ご質問読ませていただきました。

本当であれば、そういう状況であるのであれば、避妊をしっかりするべきであったとは思いますが、妊娠がわかったのであれば、迷うことはないとおもいます。

職場の目、親族の目、が気になるのは分かりますが、それは一時のその人たち、その立場での「都合」でしかありません。その都合のために中絶をえらんだら100%後悔します。
まわりの目はたしかに気になりますし、迷惑もかけることにはなると思いますが、「生命」というおもりを同じてんびんにかけるのは絶対に違います。

一時はまわりから厳しい言葉や目線をおくられるのかもしれませんが、「私は間違ってない!」と信念を持っていきましょう。

子育てでイライラもあるなかで精神も不安定になると思います。「いい子に育てなきゃ」とか「私ががんばらなきゃ」とあまり思わずに、「ひとつの生命を育ててる。地球の子を育ててる。私は縁あってそれを命じられたから育ててる。」とちょっと広い気持ちでいると楽なのではとおもいます。大変だとおもいますが、そのなかでも楽しくやれたらいいですね。

私も大して子育てしてるわけではないのですが、一応二児の父をやっております。
生意気を言ってすみません。

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若輩者ですが、宜しくお願い致します。
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