バカにされた時、怒りを鎮めるヒントをいただきたいです。
お坊さんのご意見を拝聴し、自分の心を変えていく術を考えていきたいです。
何卒、宜しくお願いいたします。
私は、幼い頃から怒りっぽく、それが自分自身にストレスを与え、周りに八つ当たりをし、自分の人生を生きにくくしてきました。
最近では、怒りの激しさに加え、それに対する自分の言い分を熟考し、怒りを長続きさせてしまうところを、とてもやっかいに思っています。
その結論に筋が通っていると思えれば、相手は死ねばいい、人間として最低だと激しく呪う気持ちを持ってしまいます。また、筋が通っておらず、自分が悪いのだと思うと、悪いところを克服できなくなる程、自分を苦しめる、その相手の人間性は最低だと思ってしまいます。
数ヶ月で忘れることが多いのですが、何年も根に持ってしまうこともあるのです。
表さなくてもいい侮蔑の言葉、態度を取る人がたくさんいることが許せない、全員死ねばいいと、反射的には思うのです。でも、呪ったからってその人達の口は閉まらないし、死にはしないのです。
そんな人にこだわらず、生きていくにはどんな智慧を持てばよいでしょうか。
侮蔑、嘲笑するという態度自体、その人なりの根拠があったとしても、正当な事実があったとしても、殺人が無条件に悪であるように、持つこと自体が間違いだと思います。
その態度を表現することこそ、その人の短所で、他人を嘲っている場合ではない、残念な人だと思います。
でも、それならば、その人達を残念だと思う私は、他人を見下して、息をついて満足しているのではないですか?
まとまりがなく、申し訳ごさいませんが、何卒、ご意見をお聞かせくださいませ。
結婚を機に、関西から関東に転居したばかりの26歳女性です。事務をしていましたが転居に伴い退社し、仕事を探しています。
プライドが高く、見栄を張ってしまう 常に目の前のことで精一杯で、それでいて致命的な凡ミスや気が回らないことも多く、冷静に自分を見ることができていないのかなぁと、時々、どうしようもなさでいっぱいになる
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本当に馬鹿にされているの?
こんばんは。貴女のことは質問文とプロフィール以上には存じませんが、そんなに頻繁に「侮蔑の言葉や態度」を浴びせられるのですか?
そして、(ここ重要なのですが)その相手は、「確かに貴女を馬鹿にしようとしている」のでしょうか?つまり、「侮蔑している」というのは「貴女の解釈に過ぎないのでは?」と言いたいのです。貴女ご自身が自分の行動を見て、「馬鹿だなぁ」と言いたくなるような、そしてそれを本人に言ってやりたくなるほどの事があるのでしょうか?
質問には「幼い頃から怒りっぽく」とあります。つまり、貴女は問題がおきると「自分が怒ること」で解決する、というパターンを学習してきたのかしら、と思います。此方が怒れば、相手は大概、大人しくなってくれますからね。貴女なりに自然に身に付けた処世術なのでしょうけれど、それがうまく機能してきただけに、「また来た!」と自分の得意パターンに引きつけて物事を見てしまっている可能性はありませんか?
しかも面倒は、あなたが「コイツ、死ねばいい」と思っても死なないことです。実際に死んでしまうならば、貴女の周りからドンドン人が減り、「独りぼっちであースッキリ…」という、それこそ愚かな王様のようになって「私が間違っていた…」とか気づくかも知れませんが、そうはならないので。
ですから私が言いたいのは「そんな人にこだわらず」ではなく、「そんな(自分の)解釈にこだわらず」に転換したら?ということです。
具体的には。
何か言われて「カチン!」と来たら。なるべく平静な表情と声で、「え?どういうこと?」と聞いてみて下さい。この時、棘立った声になりがちですので気をつけて。落ち着いて聞くと良いです。
1)貴女を馬鹿にしようとしていた場合…慌てます。「イヤ別に…」とか。であれば、馬鹿にするのを阻止したことになりますね。
2)貴女を馬鹿にしようとしていない場合…多分言葉を言い換えて説明してくれます。「○○が言いたかったんだ」と。馬鹿にしようとしていないのだから、問題ありません。相手の言いたいことをキチンと理解することができます。
「アンガーマネジメント」系の本によると、「カチン」と来てから三秒待つと、平静な対応ができるようです。六秒だったかな。「アンガーマネジメント」のメソッドは、それで稼いでいる人がいる程ですから、舐めてみる価値はあると思いますよ。
質問者からのお礼
お早いご回答をいただき、有難うございます!
昨夜お返事をいただいた後、気に障った過去の他人の言動について思い返してみたのですが、
全てが悪意から発せられていたかな?と、自分でも疑問に思い、肩の力が少し抜けました。
今までの激しい怒りは、私が過敏だったからなのかもと理解できました。
また、それは幼い頃に必死で身に付けてしまった防衛本能だったと思えます。
と同時に、過敏だったと思うことで、こんな風に気持ちが少し軽くなるのなら、例え、悪意をどうしても感じてしまうような言動に出会っても、いい意味でもっと鈍感になって、私が感じ取らなきゃ何の形も残らない、ただのその人の気まぐれだと思えるような気がしました。他人に嫌味を言うことに命をかけている人はいないですもんね。
最近、異動をし、当たりのきつい先輩に八つ当たりをされて、元々弱いメンタルが更におかしくなっていました…本当にいるんです!頻繁に他人に侮蔑の言葉を浴びせる人!笑
死ねばいいとか、不用意な言葉をいくつも使ってしまい、佐藤様にも、閲覧されている方にも、不愉快な思いをされてしまいました。
申し訳ございませんでした。
今日早速、その先輩に目をつけられている、自分はその人に対して怒りを溜め込んでいるんだという解釈を忘れるように心掛けていたら、相変わらず嫌味は言われましたが、私の心は少し落ち着いていました。
身の回りの他人の言動を、すぐに自分の怒りに結びつけないということを心掛け、すぐには無理でも、もっと今まで見えていなかった周りの状況に気付き、もっと心の広い人になりたいです。
1人では見つけられない言葉をくださり、ありがとうございました。
すぐに怒りに結びつけたら、自分が不幸ということ、忘れないようにします。