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つらいです。

回答数回答 2
有り難し有り難し 18

2度目の結婚。

お互い再婚でうまくいくと思ったら矢先
後々わかったのはモラハラ夫と言う事実。

妊娠中の私の意見や理解もしてくれないのに
腹の子に何かあったらどうするんや。
などと言ってきて挙げ句の果てには

『俺がいらないと言えば
 お袋が○○(私の連れ子)の親権までとるぞ』
と脅されて体調不良もうたえれないまま
家事に追われ上の子の育児に追われ
着々と出産に向かって歩いてます。

いらないと思われればおしまい。
娘を取られるかもしれないと
言い聞かせながら毎日過ごすのが
苦痛すぎてしんどいです。

出産後の入院中も
娘を義家族に奪われそうで
怖くて怖くて里帰りを提案しても
結局最後は言いくるめられて終わり。

言い返せない私の性格にも嫌気がさして
娘とただ笑っていたいのにほんと情けがないです。

長文読んでくださりありがとうございました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

先ず冷静に公的機関にご相談ください

拝読させて頂きました。今大変な状況に追い込まれていらっしゃるご様子かと読ませて頂きました。
これからご出産も控える中で精神的にも追い込まれていらっしゃるご様子ですね。
先ずは心を落ち着かせてください。ご主人様とのことはひとまず置いといて少しでも心を穏やかに保って頂きます様お願い申し上げます。

そしてあなたのことお子様のことについて冷静にご相談なさってみてください。
法務省の「女性人権ホットライン」がありますので、そこで冷静に今の実情をお伝えなさってくださいね。
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken108.html
TEL:0570-070-810(8:30~17:15平日)インターネットでも相談を受けています。
また地元自治体や法務局でも人権保護の為に対応して頂くことができます。

おそらくはあなたとご主人様やご家族の間で今抱えていることを解決することは難しいと感じました。できるだけ第三者の方間に入って頂き、あなたもお子様も適切な保護をお受けなさることが望ましいと思います。ご主人様にはご相談なさっていることはしばらくおっしゃらない方が良いかと思います。そのことであなたやお子様が新たな暴力や危害に遭う恐れを感じます。お話しする場合は良識ある第三者の方や公的機関の方や弁護士の立ち合いも元お話合いなさった方が良いと思います。
また万が一暴力等の危害を受けた場合は迷わずに警察に連絡なさってください。警察が取り合わなかったらすぐに県警本部等に連絡して助けを求めてください。

怒り・恨み・暴力等では何の解決にもなりません。

あなたやお子様が身の安全等保護されて、安心してご出産なさり、これからたくさんの方々からサポートを受けながら穏やかに日常生活を送り、お子様達がお健やかにご成長なさって頂きます様にと心から仏様にお祈りさせて頂きます。

また困ることあればぜひご相談なさってくださいね。

私達はあなたやお子様達を応援しておりますからね。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

忍 心を負の方向へうごかさない

刃の下に心と記します。
忍の字は、モラハラという刀を突き付けられても、従容としていることです。
強い女性になりましょう。
バカにされる言葉がそこに流れてもそれを受け取る人がいなければ本人の心にはね返ります。
そういう言葉に反応するから相手も手ごたえを感じるのです。
そういう言葉を言った本人に恥ずかしいと思わせるべきです。
かつて愛を誓い合った女性になぜそういう言葉を使ってしまうのか。
あなたもかつて愛を誓い合った男性になぜそこまでのずれが生じ、憎悪が生じたのか。
緊急性を要する関係であれば別れに向かって進めばいいだけのことです。
ですが、本当は「こんなはずじゃなかった」はずです。
モラハラという言葉がなかった時代の強い女性になりましょう。
モラハラという言葉に頼るのも悪いことではないのですが、モラハラだモラハラだと思い込むと、ちょっとした夫の不機嫌な言葉もすべてモラハラになってしまい、嫌悪感しか生じなくなるものです。
不機嫌には理由や原因があります。
男性の不機嫌や暴圧的態度の原因は「不満」です。
何が不満なのか、ちゃんと夫婦で向き合うことです。
お互いに明らめモードでリコンするのが良いのか、それともお互いの自我、意地の突っ張り合いを引っ込めてわざわざ離婚せずに仲良くするのが得策か。
よく考えましょう。
だれでも自分の意見が正しいと思いこんでいるものです。
そこに憐みの心を持ちましょう。
そして、相手にはしてもらいたいことがあった。
あなたにもしても洗いたいことがあった。
それがかなわない関係になっていった。
一呼吸おきましょう。
忍の一字を念じて、相手がどんなにすさまじい相手であっても、冷静に立ち向かうスポーツ選手のように、その凶暴なご主人のごつごつしたところの痒い所を見つけ出すのです。
それを書いてあげる、渇きを潤してあげる、穴を埋めてあげる。
男は単純ですから、それで機嫌がよくなったりするもんです。
イライラ、カリカリ、不満が多い夫はヨイショの心でもって、機嫌を良くさせればいいだけだと思いましょう。
それが思い通りにならないから脅迫めいた言葉を言ってくるのではないでしょうか。
活路を見出されますことを御祈念申し上げます。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

こんな質問にお返事ありがとうございます。

救われました。ただ感謝しかないです。
ほんとうにありがとうございます。

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