苦しみからの解放
ハスノハの皆様、お久しぶりです。
以前に何度もありがたいお言葉をいただきたくさん助けていただきました。
今回も彼のことで気になったので、
質問をさせていただきたいです。
カウンセリングを受けたり、
いろいろな本を読んだりして
最近は落ち着いてきましたが、
ふとしたときに不安になるんです。
彼はきっと楽になっていると思います。
でも、私は彼を苦しめた人を許せません。
彼が苦しむ原因となった人たちがいて
顔も名前も私はわかります。
とても憎いです。
こんな風に私が憎んでいることで、
彼を苦しめてしまっているのではないかと不安になります。
彼を苦しめた人たちに、
私が何かをしたり、ということは
決してありませんが、
私が心の中でこんな風に、
彼らを憎んでいたりしたら
彼が苦しんでいる気がするのです。
彼は最後まで彼らを友達だと
言っていました。
だけど私もひとりの人間として
許せないことなんです、
ここまで彼が追い込まれたことが。
まとめると、
私が彼を苦しめた人たちを憎んでいたら、その人たちを友達だと言って最後まで守っていた彼が苦しんでしまいますか?
もし彼が苦しんでいるとしたら、
私の行き場のない怒りや憎しみ、悲しみを抑えるための方法を教えていただきたいです。
今日が彼の月命日で、
気持ちが不安定なせいか
いろいろな考えが巡って
心がぐちゃぐちゃです。
何かお言葉をいただきたいです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
憎しみや怒りは毒なのです。
毒はあなたを蝕み苦しめます。
心を苦しめるだけでなく、いづれ体も苦しめます。
その事を彼は心配していることでしょう。
彼のためにも憎しみを捨てることです。
友人が何をしたのかは知りませんが、彼を心配させない為に、そして、あなた自身の為にも憎しみを捨ててください。
彼を安心させてあげてください。
川の流れのように
怒り、憎しみ、悲しみ 、妬み、などの苦しみは自分自身の問題だと気づかなければなりません。今、あなた自身があなたの考えで、あなたを苦しめている。これは、人から与えられた感情ではないのですよ。あなた自身の中で作られたもの。とはいえ形は無い。本当はあるようで無いようなものなのです。
彼はあなたが苦しむ必要がないことを知っています。そして、苦しみの感情が起きてもつかまず、そのまま川の流れのように流していくことを願っているでしょう。実際にそうした苦しみから離れ切って生活できている事実もあるのではないですか。そういう時間ありますよね。つまり離れ切っても問題無く生きる力があるのですよ。
仏道は自分自身をよーく知る道です。自分について知ると必ず楽になります。
質問者からのお礼
深夜、早朝の回答ありがとうございます。
私自身が苦しみや憎しみを
手放せないでいるんですね。
私が自分自身でつくりだしたものに
自分で苦しめていたんですね。
自分と向き合う、ということが
できてなかったのかもしれないです。
苦しみから少しでも早く離れて
彼を安心させてあげないとですね。
ありがたいお言葉ありがとうございました。