これから先、息子に出来ること
自分は3人兄弟の2番目で上に兄がいて下に妹がいます。
母親は兄には甘く、自分にはとても厳しい人でした。
何をするにも兄が先で、兄が誉められ、自分は兄と同じ事をさせられてきました。
兄と同じ事をしなければすぐに罵声を浴びせ、自分を否定し、手をあげる母親でした。
今思うと躾というよりは虐待にあてはまります。
大人になり分かったのですが、母親は2番目は女の子が欲しかったらしく自分は男なので、母親的にはいらない存在だったみたいです。
父親は自分の事を助けてはくれるのですが、最終的には母親に負けお酒に逃げる感じでした。
そんな自分も結婚し今年小学生になる息子も出来ました。
その息子に対し母親に自分がされてきた同じような事をしてしまいます。
自分の思い通りに動いてくれなければ罵声を浴びせ、息子を否定し、手をあげてしまします。
妻にはあまり怒らないでと言われるのですが、一度スイッチが入ると感情のコントロールがきかなくなってしまいます。
息子の泣いてる顔や寂しそうな姿をみると昔の自分をみてるようで可哀想です。
分かっているのですが、治りません。
虐待は遺伝すると前にテレビでみたことがあります。
自分と同じ想いを息子にはさせたくありません。
自分も母親と同じ事をしたくありません。
心療内科等を受診しようかとも考えています。
文章が下手で申し訳ありません。
何か説教やアドバイスがありましたらよろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まず、ご自分の心を癒しましょう。
したくないのに自分が受けた嫌な行為をお子様にしてしまうとのこと、
さぞやお辛いと思います。
でも、解決方法がきっとあると思います。
実は私の父もDVでした。
母はニグレクトでした。
私は自分の子供に何をしてしまうかと、子供を妊娠した時に大変怖かったのです。
しかし、何とか無事に育てさせて頂くことが出来ました。
まず、ご自分の心が子供のころに深く傷ついていることを認識して、
時間を毎日キッチリと取って(30分〜40分)、自分の心の中で、まず、貴方のお母様と対話してみてください。
自分が母親の言動で大変傷ついたことを心の中の会話で伝えて下さい。
(実際のお母様と話す必要はありません。)
心の会話の中で自分が納得いくまでお母様を責めても良いのです。
そしてこちらから言うだけではなく相手の言葉もしっかりと受けとめて下さい。
でも、毎日の心の中で思い起こす会話の最後には、必ずお母様に対しての感謝の言葉を言うのを忘れないで下さい。この感謝の言葉は最初は心がこもっていなくとも大丈夫です。
もしかしたら最初は臓腑をエグルような悪口の言い合いになるかもしれません。
でも、根気よく毎日続けてみましょう。
相手の言葉に変化が出て来る日が来ると思います。
そして、ご自分の言葉も変わって来る日がやって来ると思います。
最後に言うお母様に対しての感謝の言葉が心から言えるようになって来たら、
あなたの心の傷はだいぶん癒されたことになるのではないかと思います。
自分の子供のころの心の傷が癒されれば自然とお子さんに対する態度も変わって来ると思います。
また、これは心の中での母親との会話とは別に、
普段、普通の生活の中で、お子さんに対してキツく当たってしまう時には、
奥様にお願いして何か特別な言葉(「始まってるよ」「ダメ」など)で教えてもらいましょう。
そして、その場ではすぐにはブレーキがかけられなくとも、それを認識して下さい。
ほんの少しずつ気をつけるだけでも、少しずつ悪癖は遠のくものだと思います。
悪い循環を断ちたいと思う心があればきっと断ち切れるものだと思います。
追記:親に感謝が素直に出来る時は、自分がこの世に生まれて来て本当に良かったと幸せを心から感じた時だと思います。急がずマイペースでじっくりと…。必ずそう思える日が来ると思います。
子を想う優しさ。自信を持ってください!
つかさんパパさん
こんにちは。拝見させていただきました。
まずつかさんパパさんが苦しい中ここまで生きてこられたこと、そして家庭を築かれお子さんのためを思って頑張っておられることに頭が下がる思いです。頑張ってこられたのですね。ちゃんと仏様はその頑張りを見ておられると思います。
お書きになられているように、専門機関(保健所等)にアドバイスを求められるのも一つかと思います。機関には様々な知恵が蓄積されていますので、ご自身とおなじような環境の場合の対処法なども参考になるものがあるかと思われます。
ご両親は悪意があったのではなく、心の余裕がなかった。不安を抱えていたのでしょう。ひょっとするとご両親もまたご両親の両親に受け入れてもらえなかったのかもしれません。
怒りというのは無理に抑えようとすると身体に影響が出ます。ですから怒りのスイッチがはいったらその場から離れるというのが良い方法かと思います。トイレに入る、顔を洗う、お茶を飲むなどあらかじめ予測しておくと対処できる場合があります。嫌な記憶や感情が襲ってきたら深呼吸3回です。
お子さんは「あの時の自分自身」なのでしょう。ただその時とは違い今はつかさんパパがそばについてあげることができます。あの頃「ほしかった言葉」「ほしかった態度」を思い浮かべてみてください。その言葉を声に出して自分にかけてあげる。そうすると心のどこかで角が少し溶け楽になる感覚があると思います。自分がほしかった言葉をどうぞ子供さんにかけてあげてください。あの頃の自分自身を救うご縁をいただいたのではないでしょうか。
感情の引き出しを増やすことも大切です。奥様が子供に接している態度や、育児書などで引き出しを多く持つことも有効かと思います。こうしてハスノハと御縁を持たれたのですから、つかさんパパさんには仏様との御縁があることだと私は確信します。仏様とはあなたが喜ぶ時に一緒に喜び、あなたが苦しむ時に共に苦しむ方です。
ここまで一生懸命に生きてこられたこと、どうぞ自信を持ってくださいね。応援しております。合掌
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
虐待を受け育てられたとはいえ、産んでもらい今まで育て貰った事には感謝しなくてはいけないですよね。
今はまだ喧嘩すると思いますが少しずつ、母親と心の中で会話し感謝出来るように努力したいと思います。
妻とも話をし自分の態度が少しでも変わったら早めに声をかけてもらうようにしました。
自分が小さい頃、してもらいたかった事、言って欲しかったことを少しずつでも息子にしてあげれるように努力したいと思います。