ご助言、救いをいただきたいです。
主人の不倫が発覚し、同時に相手の妊娠も発覚しました。
相手は、子供が2人か3人いるシングルマザーです。
女性は、出産するといい、時期的にも堕胎は無理です。
主人は、離婚して不倫相手の方にいきたいようです。
ですがこちらにも8歳と6歳の息子がおります。一度は女性とも別れてきて、家族としてやり直したいと言い、私も信じてみたいとも思い、悩んでいました。
が、やはり気持ちは女性の方にあるようで、言葉にも態度にも、信用を取り戻す覚悟がみられず、、只今別居中です。
家族のこと、特に子育てには大変協力的な主人でしたので、子供もお父さんが大好きです。
離婚という方法で、子供達を傷つけてしまう恐怖、愛して信じていた人に裏切られたショック、そして女性に子供が産まれるという事もあって、ショックで気持ちの整理がつきません。
早く離婚すべきだとも思いながらも、あと一歩ふみだせずにいます。
弁護士への相談等、動きながらですが、気持ちがなかなかついていきません。
私は母親です。子供達を守らないといけないのも、強くならないととも思っています。
子供に心配かけるのも、辛いですし。
元気な姿をみせると、子供も元気になるのだと思います。
が、私も精神的に参ってしまい自信がわいてこないんですね。
気持ちの拠り所がほしくなります。
仕事も手につかなくなり、とうとうやめてしまいました。
とりあえずの生活費は、あと3ヶ月程大丈夫です。
どうか、この先救いになるような言葉、助言をいただけないでしょうか。
そして今後離婚が決まった際、子供達への説明の仕方はどんな風に説明すべきでしょうか。
よろしくお願いいたします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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悪人であることの自覚
私は浄土宗の僧侶です。浄土宗は、「人はみな、悪人でしかいられない」ことを出発点にしています。だから阿弥陀様という仏様に、自らの至らなさと共にお任せをする、そんな宗派です。
お経では、懺悔偈といって、「自分は今まで様々な悪業を作ってきました。これらはみな、みずからの貪り・いかり・無知によるものです。そのことを深く自覚し、この自身が駄目な奴であることを認めます」…かなりの意訳ですが、そういうお経を毎日称えています。その上で「だから、阿弥陀様お願いします。お願いします」とお念仏をお唱えしております。
さて、タイトルとした「悪人であること」は、相当厳しく見えると思います。けれど、いま問いに書かれたような状況になったのに、あなたの「何か」が関係していた筈です。それはご縁の世界ですから当然のことなのですけれども、あなたの「何か」が関係して今の状況になっている。それは好むと好まざるに関わらず、認めなければなりません。
その上で、お子さんたちには夫婦揃って謝るべきです。子どもがそれを理解するか、ではありません。「謝る」という親の姿を見せることが、大切なのだと思います。旦那さん都合の離婚ですから、養育費はきっちり取って下さいね。有耶無耶にしてはいけません。それは彼がせめて精一杯することのできる、子ども達への償いです。
そして同時に、「あなた達が大人になるまで、ちゃんと育てるからね」という宣言もしてあげて下さい。同じく「子ども達が理解するか」ではなく、決意表明することに意味があります。お子さんが小さいので酷なこととは思いますが、もう既定路線なのでしょう?であれば、これが避けて通れない道だと思います。向こうの女性も必死ではあるのでしょうけれど、自らの必死さが「自分と同じ状況の女性を作ってしまう」ことは忘れないで欲しいですね。
願わくば、今回のことを通じて、「人間は誤ることがある」、そして「謝ることしか通過できない」ことを肝に銘じて欲しいと思います。そして…それゆえに、人間は謙虚さを忘れてはいけないのだ、日々の大切さがここにあるのだ、そういった事にお気づきになるきっかけになるのではないか。私にはそう思えます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
私の中でも、夫婦として過ごしてきた中で、自分の至らなかった点、そして、感謝の気持ちを特にこの1年間感じて、伝えようとしてきた1年でした。
主人の仕事がかわったり、いろいろと環境がかわるなかで、二人で協力すればなんとかなるね!とがんばって過ごしてきたつもりでいてました。
どうすればこの気持ちが伝わるのか、、と日々もがいてきた1年でした。
その後の不倫発覚でしたので、何もかも裏切られた気分でおりました。
お相手が出産する以上、主人はそちらへいきたいのだと思います。
子供達の傷を少しでも少なくできるようにがんばります。
ありがとうございました。