自分のやりたいことを周りには言えない。
はじめまして、積もり積もった悩み事があるのでお話させていただきます。
私はバーテンダーになりたいという夢があります、だけど体の体質上お酒が飲めないことを周りの人(家族や友人など)知っているのでバーテンダーになりたいと言えないのです。
そのお仕事に就くのが恥ずかしいわけではなく言えない自分が大嫌いです。
こういう時は自分の夢を追いかけるべきなのかそれとも違う道を歩むのかどうしたらいいか教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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とりあえずやってみる
たまごさん、はじめまして。質問を拝読いたしました。
たまごさんはバーテンダーになりたいという夢を持っていますが、体質上お酒が飲めないので周りの人に夢について語れないので悩んでいるのですね。
私がどこかで読んだことがあるのですが(すみません。出典を覚えていません)、お酒が飲めないバーテンダーはおられるようです。テイスティング(3mlぐらいを口に含んで吐き出す)ができれば大丈夫と書いてあったように思います。詳細はたまごさんがご自身で調べてください。
まずは、アルバイトなどでコップ磨きからスタートしてみてください。バーの雰囲気や匂いが体質的に合わないようであれば考え直す必要も出てくると思います。しかし、バーテンダーができなくても諦める必要はありません。バーという場所を作るためにたくさんの人が関わっています。
例えば、内装工事や照明器具、お酒を並べる棚、お酒を納入する業者、バーテンダーを目指す人をサポートする人、バーの経営をサポートする人、バーテンダーの知識を提供する人などです。たまごさんが興味のある分野はありませんか。
仏教では偉人とされる人がたくさんいます。しかし、最初から華々しいスタートを切ったわけではありません。例えば、空海は地方(香川県)の出身で、京の都にあった大学にコネを使って1年遅れで入学します。しかし、どうしても仏教への道を捨てきれず、大学を勝手に中退し山に分け入り仏教の修行に励みます。
もしかすると、空海は山岳修行で命を落としたかもしれません。そうなっていれば、日本に真言宗は存在しませんでした。それでもなお、空海は仏教の道にチャレンジしたのです。
たまごさんがバーテンダーの道にチャレンジできることを祈念しております。