潮時か
半年以上続けてるアルバイトがあるのですが
未だにミスが減りません。
先日上司から頑張ってるのは重々承知してるが
新人と比べられる対象であるし正直危ない状況でありもっと頑張らないといけないことあるんじゃないの?と言われてしまいました。
自分の中でアドバイスを頂いた時は確認や復習してシミレーションも行なってるつもりですが
やはりミスしてしまいます。
そこまで言わせてしまうほどできが悪いなら辞めたほうが皆さんのためではないかと思うようになりました。
ただ、怒られて凹んでるだけなのか
我慢し続けた方が自分のためになるのか?
このまま続けていっても報われる気がせず店長からも褒められたことは今まで一度もありません。
職場の人たちとも業務的内容しか会話はないので
仲良くもありません。
もうどうしたいいかわからなく辛いです
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弘法も筆を選ぶ
愛菜さん、はじめまして。質問を拝読いたしました。
愛菜さんが半年以上続けているアルバイトでミスが減らないのですね。愛菜さんは、アドバイスをもらったら確認したりシミュレーションをしたりしています。でも、ミスが減らず困っているのですね。
私にも思い当たることがあります。
お坊さんとして活動する前は薬剤師として勤務していました。薬剤師は、処方箋にかかれた医師の指示通り薬を間違えなく患者さまに渡すことが絶対条件です。薬を取り間違えてしまうと、患者さんの命に関わることがあります。
何故だか理由が分かりませんが、私はよく患者さんの薬を取り間違えました。また、薬を準備するスピードも遅く、患者さんから「遅い!」とクレームを頂いていました。薬剤師の友人に愚痴を言ったこともありますが、経験を積んでもダメでした。
結局、薬剤師を辞めてお坊さんになりました。
ことわざで「弘法筆を選ばず」と言います。私のタイトルは「弘法も筆を選ぶ」です。ミスタイプではありません。あえて「筆を選ぶ」と書きました。
弘法大師空海は、平安時代の歴史に残る書道家です。書道家なら、どんな筆でもサラサラと書いてしまうイメージがありますが、そうではありません。筆は吟味してから書き始めるのです。
弘法大師空海も納得がいくまで筆を選びました。愛菜さんも、納得がいくまであなたに合った仕事を探してみることをおすすめします。合わない仕事を延々として辛い思いをするよりも、愛菜さんに合う仕事を楽しくする方がいいと思います。
愛菜さんが一生かけてもやりたいと思う仕事に出会えるよう祈念しております。