死んだ人たちが夢で話すこと
3年前、母親が他界しました。
癌でしたので、余命幾ばくもない事は伝えられていました。
亡くなる半月ほど前に夢で、母親を探して池のある公園を走り回ってるいる私に亡くなった祖母と叔母が笑いながら、「そんなに急いで探さなくても、もうすぐお母さんは来るからここに座って待ってなさい。」と言いました。
私は、「嫌や!」と走りながら通りすぎましたが、もし、私がそのとき走るのを止めてそこで待っていたら、私はどうなっていたのでしょうか?
幼い頃、まだ祖母が元気だったとき、よく祖母が、私が仏様に腕を引かれて行く夢を見たそうで、その度に、「お願いします。その子は連れていかないで下さい。」とお願いしたのよ。と言ってました。
母の亡くなる半月前に見た夢があまりにも鮮明で未だに心に引っ掛かり、昔、祖母の言っていた夢のお話も思い出し、もしかすると、私は運が良くて今まで生きてこられただけで、いつ死んでもおかしくないのでは?と気になるようになりました。
子供も春には中学生になりますが、もし、祖母や私の夢に意味があり、残りの時間が限られているのであれば、子供にありったけの愛情と伝えたいことは心残りがなるべく無いように伝えなければ。と思ってしまったりもしています。
3年経っても、褪せることなく鮮明でやはり祖母や伯母のお母さんはもうすぐ来るから。という言葉が合っていたことも引っ掛かっています。
夢に亡くなった方が出てきて、お話になること、どのように受け止めて生きていけば良いのでしょうか?
お忙しいところ、申し訳ございませんが、教えて頂けるとありがたいです。
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亡き人に見守られ、導かれ、そのことを教えられているのです。
そぅ。夢に 大切な人が出てきて、話してくださることは、何かのメッセージのように思いますよね〜。気になって当然かなとも思います。
私も、よく夢を見ます。内容もはっきり覚えて。
内容によっては、気になったり、不安になったりします。でも、自分自身が、潜在的に気にしていることが、眠っている間に、脳で見せているのだと思います。何かのお告げのように考える必要はありませんよ。
亡くなった人の夢も、ご命日が近かったり、思い出の写真を見たり、また今日の自分の行動が 昔の記憶と重なったりすると 無意識に思い出して夢に見ることがあります。たまに、大事な人に夢で会えた 嬉しいねって、くらいの気持ちでいたらいいのですよ。
それと、いつ死んでもおかしくないのでは、限られた時間なのでは、と考えることは大事です。
この世は、無常です。常に移り変わり、とどまることはありません。私たちの命も、限られています。一瞬一瞬を大事に生きる。そう心に留めながら、大切な人と向き合って生きましょう。
亡き人に見守られ、導かれ、そのことを教えられているのです。