人を疑ってしまいます
始めに私はあまり良い人間ではありません。
自分より優れている人を妬んだり、仲良くしてくれている友人が、本心では私を笑っているのではないかと疑ってしまいます。
毎回友人と待ち合わせをする時も来ないのではないか、など思ってしまいます。
それにも関わらず私の周囲は良い人ばかりでこんな私と仲良くしてくれることを申し訳なく思ってしまいます。
それに私は言葉遣いが悪く、すぐに人を馬鹿にしたような事を言ってしまうのに友人はいつも気にしないと言ってくれます。
この自分の思考を変えるのは難しいかもしれませんが、もう少し友人の優しさなどを信じて返せるようになりたいです。どうしたらいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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疑いの気持ちを感謝に切り替える
ゆきさん
自分が良い人間ではないと思っているのですね。でも人を妬んだリ、人の心の裏を考えて疑ったりすることはだれでもあることではないでしょうか。待ち合わせのとき、来ないのではないかって・・・私もけっこう考えますよ。私もあまり良い人間ではないようですね(笑)
たしかに仏教でも「正語」といって良い言葉を使いましょうとすすめています。言葉遣いが悪いと思うなら気を付けなくてはいけないかもしれません。ただ友達付き合いにはそれにふさわし言葉があるし、コミュニケーションは言語だけで行われているわけでないので、あなたは非言語的なコミュニケーションでうまくできているのでしょう。良い人ばかりに囲まれていることがその証拠です。その人にふさわしい人が周りに集まるものだからです。
人の優しさを信じるには、まず自分を信じることが必要です。自分を受け入れた分だけ、人を受け入れることができるようになるからです。自分の悪いところを認めた分だけ人を許せるようにもなるからです。自分が人を妬むこともあるし、人がわたしを妬むこともあることを認めます。自分が本心では人を笑うこともあるし、人が私を笑うこともあるでしょう。
自分を良い人間でないと裁いている限り、どこかで人も裁くのです。よい友人に囲まれていることを「申し訳ない」と思うのではなく、「ありがとう!」と考えましょう。「私と友達でいてくれてありがとう」という気持ちに切り替えることが、あなたの思考を変えるスタートになるかもしれません。良いお友達に囲まれているあなたは良い人です。自信をもって大丈夫です。仙如
質問者からのお礼
回答ありがとうございます
確かに友達に対して申し訳ないだけでは友達の事を受け入れているとは到底言えませんね。これからは、「ありがとう」の気持ちを持って応えていけるよう心掛けていこうと思います。
そうしたらいつか自分に自信を持った人間になっていけるような気がします。