人からの評価に依存しているような気がします。
初めまして。投稿失礼致します。
現在、美術大学に通っている者です。来月の4月から2年になります。
以前は、作品を作ることを楽しく思っていました。
しかし昨年辺りから段々と辛くなってきました。
何故だろうと考えた時、他人からの評価に一番の重点を置いていることに気がつきました。
他人から良い評価を得られないと落ち込みますし、自分より高い評価を受けている人に嫉妬してしまいます。
そこまでは誰しもあるかもしれませんが、私の場合、良い評価をされないと「評価されないこんな自分は駄目だ」と自己否定にまで陥ってしまいます。
昔は、ただ純粋に作ること描くことが好きだから作品を作れていました。
今では、人から褒められたいから、認められたいから、人に寄ってきてほしいから…より良い作品を作らなきゃと考えるようになってしまいました。(今の私にとっての美術は)人と繋がるための手段、といった感じでしょうか。
「できない自分のままだと、人が離れていくのでは…」と見捨てられ不安のような気持ちが出てきます。
かといって素晴らしいアイディアがわいてくるわけでもないので、毎日が苦しいです。
自分が納得いく作品を作れればそれでいい、という考えに変えられれば楽になるのかもしれませんが…。
人からの評価を最重要視しているため、「自分にとって満足いく作品が作れているかどうか」は二の次になってしまっています。
そのため、自分より素晴らしい作品を作る人がいても、その人があまり高評価を受けていない (もしくは知名度が低い) 場合は嫉妬心はわきません…。
長文なうえ、支離滅裂な文章になってしまい申し訳ございません。
お見苦しい点が多々あるかとは存じますが、もし助言を頂けましたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分にも目を向けて下さい。
人からの評価、気になりますね。
私は人前で説法をする時、この話は難しくないかな、しっかり聞いていただいているのかな?
などと、人からの評価が気になってしまいます。
人から良い評価をされると自信に繋がりますし、モチベーションも上がります。
ただひとつ言える事は、人の評価は、他人の客観的な意見です。
自分の価値がそこに左右される訳ではありません。
私は「アンパンマン」とも「岡田准一」とも言われますが、私自身の容姿は何ら変化することもありません。
私の友人で、会社の重役に上り詰めた男がいます。
上司には信頼され、部下には慕われる。
いわゆる、人から良い評価を受けている人間です。
しかし、私はその友人に対し、評価したことはありませんし、「そこ」に価値を感じたことはありません。
私はその友人自体に価値を感じているからです。
彼が高卒で無職だった頃と、価値が変わる事はありません。
あなたは、美術の世界で評価を受けておられますが、美術に興味のない方から、評価の対象になるのは難しいでしょう。
しかし、あなたの作品を評価できない人でも、あなた自身の価値は感じる事が出来ます。
作品が良い評価を得るというのは尊い事です。
しかし、そこであなた自身の価値が上がる訳ではありません。
あなた自身に価値を感じ、繋がりたいと思われる方にも、目を向けていただければと私は思います。
一番たいせつなもの
加藤さんはじめまして
私の感じたことを
お伝えさせていただきますね
わたしも
人のことばかり気になり
徳のある良い話をしなければ
人が感動してもらえるお経を読まなければ
などなど
挙げればきりがありませんが
そんなことばかり気にしていましたよ
でもふと
気づいたんです
それは楽しくないってこと
まさしく
人の評価ばかり
人のものさしばかり
気にしていて
いつしか面白くなくなっていました
そんな気持ちで
やるもの、行動ですから
さらに悪循環
そんな
いつしか自分のこころの偏りに気づいたのです
今は
まず自分が楽しもう
それを意識しています
そうしたら
自然と
評価してくれる人
出てきましたよ
なおさら嬉しいですよね
参考にしていただけたら嬉しいです
合掌
質問者からのお礼
鈴木様
ご回答ありがとうございます。
鈴木様の回答を読んで、もう少し自己中心的 (という表現が合っているか少々不安ですが) になってもよいのかなと思えました。
先には就活を控えていることもあり、どうしても「人から高評価を受けるものを」と固執していました。しかし、自分がやりたいようにやるということを許していいのかもしれない…と思いました。
そもそも、自分が楽しめていないのに、他人を感動させようなんておかしな話なのかもしれないですね…。
大変参考になりました。誠にありがとうございました。
海老原様
ご回答ありがとうございます。
海老原様の視点には目から鱗でした。思えば私は、「美術をやっている」という点でしか自分を見ていなかったかもしれません。
それは周りに対しても同じで、美術以外でその人の人間性はしっかり見ていなかったように思います。
肩書き、役職、能力等に捉われその人自身を見ようとすることが出来ていませんでした。
「私の作品を評価できない人でも私自身の価値は感じられる」というお言葉に大変感銘を受けました。
私は、自分は美術以外の取り柄がない人間だと思ってしまっています。それゆえ作品への評価と自身の価値を結びつけていました。
でも周囲の人々からすれば、それは御門違いなのかもしれないですね。
自分のこと、他人のことに美術以外のことでもっと目を向けていけるよう頑張りたいです。ありがとうございました。