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父の死を受け入れられずにいる娘

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2006年10月、くも膜下出血で主人は突然死しました。高校生だった娘は修学旅行中の出来事でした。以来、娘はお仏壇に手を合わせることもまともにできずにいます。このまま様子を見守るだけでいいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

第3者から助言を受けてはいかがでしょう

拝読させて頂きました。ご主人様のこと心よりご供養させて頂きます。
南無阿弥陀仏
ご主人様は仏様のもとにて心安らかになられて必ずやご家族の皆さんをお見守りなさってくださっていらっしゃいます。
ご主人様とのご縁はこれからも続いて参ります。

娘さんには今もお父様が亡くなられたショックを受け入れることができずに深い心の傷となっていらっしゃるのかもしれません。大切な方の死を受け入れることはとてもつらいことかと思います。
もし可能であるならば菩提寺のご住職様やお坊さんに娘さんがお話しなさり、娘さんの思いを聴いて頂いても良いかと思います。家族ではなかなか話せない心の中の積もり積もった思いを信頼おける第3者の方に聴いて頂くだけでもだいぶ気持ちは変わるものです。また可能ならば適切な助言など頂くこともできるのではないでしょうか。
或いはここhasunohaの質問を娘さんがなさって頂くことも良いのではないでしょうか。一人だけでなく様々な方々からアドバイスやサポートを受けることで少しずつ心はしこりが取れていくのではないかと思います。
決してあせることなく感情的に怒ったり追い詰めたりすることなく少しずつ心の傷を癒して頂きたいと思います。
娘さんがいつの日にか素直なお気持ちでお父様にお向き合いなさり真心込めて手を合わせてご供養なさって頂く日が訪れます様にと心より私は仏様にお祈りさせて頂きます。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

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