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自分磨きに集中したい

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彼と別れました。
彼のことがまだ大好きです。
自分磨きをしてまたいつか彼にアプローチしたいと思っています。
けれど、この間に彼の前にほかの女性が現れることが怖くてたまりません。
自分磨きに集中していてもこの事が頭をよぎると手につかなくなり涙が出てきます。助けてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あせらず、ゆっくりと

彼の事が今でも大好きなのですね。

恋愛というのは難しいもので、一人でできるものではありません。お互いに「好き」でないと成り立たない関係ですから、「有難い」のですよね。

そしてその「好き」というのがやっかいです。その人を「好き」な理由が論理的に説明できるわけではありません。

例えば「~だからその人が好き」という場合、その人の好きな部分についてもっと優れた人は世界にいるのに、好きな人は目の前のその人なんです。

だからね、彼もあなたが好きだったわけでしょう。あなたが自分磨きして外面的にも内面的にもより素敵になったとしても、彼はそのより素敵になる前のあなたを既に好きだったわけでしょう。
しかし、もう彼の気持ちは変わってしまったのではないですか?お別れの事情は存じませんがそういうことではないでいしょうか。
あなたがより素敵な女性になったからといって、彼があなたをまた好きになるわけではないのです。もちろんそうならないということも言えないわけですが。

私としては、次の出会いに向けてあなたがこれからの人生を精一杯楽しんで生き、その生活が自然と自分磨きになっているようなものだと幸せなのではないかな~と勝手に思います。

失恋の傷は簡単に癒えるわけではないでしょう。たくさんの人にお話をきいていただいて少しずつ受け入れていきましょうね。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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質問者からのお礼

丁寧なお返事ありがとうございます。
自分磨きを彼のためにするというのでなく自分のため、いまある状況で精一杯楽しんで生活したいと思います。

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