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今朝子供が学校行く途中に交通事故に

回答数回答 2
有り難し有り難し 17

いつもお世話になっております。
実は今朝子供が学校に行く途中に横断歩道の信号のボタンを押して青になったから渡ろうとした所自転車が子供に突っ込んで来て私は出勤前だったので学校から電話を頂いてすぐに飛んで行きました。
その後救急車で運ばれて・・・
命には問題ありませんでしたし子供も学校に行くとの事でしたので病院終わってから学校に子供を送って行き私は遅刻をして店に入りました。
忙しかったので余り話も出来ず一段落してから話をしました。
その中で立て続けに色んな事があるから何かに取りつかれている。(風邪、頭を打つ、子供の風邪、私の39度6分の熱、そして今回の事故)
だからお祓いに行って来いとある方が言いました。
そしたら店長も賛同してそうだ!そうだ!お祓いに行って来いと言い出しました。
私は子供の事が心配で学校で我慢してるのではないか、具合が悪くても言えなくているのではないか?色んな事があるなかで・・・
そんな発言をされた事にショックでした。
本当に何かに取りつかれる事はあるのでしょうか?
私は今後どう生きて行けば良いのですか?
もう今の職場は辞めたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どれだけの関連性がありますか?

こんばんは。「5つの、良くないことが続けて起きた。だから、お祓いに行くべきでは?」というご質問ですね。
正直申しまして、私は行かない方が良いと思います。
お祓いに行ったとして、「これでよし」と気を緩ませない方が良いと思うのです。
読んでみると、前の4つは「風邪をひいて、うつした」ということ。最後は自転車事故。
子どもが事故にあった!となれば慌てて動転するのは当然ですが、その事故の経緯(あなたが書かれたこと)は、双方の言い分が出て、折り合ったところなのでしょうね。つまり、お子さんに落ち度はないと相手も認めた。
ということは、事故は「誰か・何か恨みによるもの)ではなく、相手の不注意なのでしょう?風邪がうつったのは、一緒に暮らしていれば、まあ起こることですよ。
ということで、体に気をつけ、交通ルールを守りつつ、身に迫る危機は避ける。これで良いと思います。
「お祓いに行け」と仰る方、一括りにできませんが、面白がって囃しているような印象を受けます。

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おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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感情(気分)の色眼鏡ですべてが嫌に思える

お子さんが事故に遭われたのは不運でした。
もちろん、青信号でも左右確認は必要だとお子さんには教えてあげてください。

で、忙しいときにハプニングがあると、人間イライラしてしまいます。
怒りの煩悩が発動して、嫌な気分になるのです。
その嫌な気分を引きずったままで、色んな物を見ると、色んな物が嫌な物に見えてしまうのです。
風邪をひいたこと、事故に遭ったことは、嫌なことですね。
しかし、お店の人にお祓いをすすめられたことは、仕事を辞めるほど嫌なことでしょうか?
事故による嫌な気分を引きずっているだけではありませんか?
また逆に、仕事を辞めたいという嫌な気分を引きずっているから、他のことまでムカつくのではありませんか?
嫌な気分という色眼鏡をはずし、1つ1つのできごとを個別に見てください。
風邪と事故も別のできごとだし、事故と仕事も別のできごと。
お祓いについては単なる雑談であって、事故とも、仕事そのものとも、別のできごと。
「嫌な気分」であれもこれも関連付け、グループ化しないでください。
お祓いは、レジャー気分で楽しめるなら行ってもよいですが、仏教的には必要ありません。

嫌な気分を引きずると目に見える世界が暗くなり、元気(エネルギー)がなくなります。
お子さんを守るためには明るさ(元気エネルギー)が必要。そのためには、暗い気分を引きずらないことが大事ではないでしょうか。
「絶対に幸せになりたい」さん、嫌な気分を引きずらないなら、仕事中であっても頭の中で歌でも唄うだけで瞬時に幸せになれます。
今すぐ瞬時に幸せを感じられる人は、一生幸せに暮らせます。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

早速のお返事有り難うございます。
私にとって子供が1番大事な存在です。
その中でお祓いに行って来いって言われたらやはりビックリします。
ご回答にもある様にお祓いには行きません。
今後も子供を守り気を抜かず確りと体調管理、交通ルールを子供と二人見直して徹底して行きます。
因みに相手の方も自分の不注意だった事を認めて謝罪に来られました。

回答僧様お返事有り難うございます
確かに色眼鏡で見てしまったのかも知れません。
今後は1つ1つを個別に見られる努力をして明るい気持ちで子供、仕事に向き合いたいと思います。
頭の中で歌が歌える様余裕を持って人生遅れる様に努力を致します。

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