拝読させていただきました。

この68年間ほどの統計ですが、昭和31年より日本では毎年1年間で約8万人が行方不明です。

知らない人は「そんなに！？」

と、思うでしょう。しかし現実なんです。

東京ドームでも満員が5万人です。それを上回る人が行方不明になっているのです。
しかし、９割の方は見つかっています。認知症などにより施設より外出して戻らなくなったなどなどですが、しかしそのまま意味不明なまま行方をくらまし生死さえも分からない人々も数百万人が日本に居ることも事実です。
そのような人びとは、それなりの人生においての理由があることです。

すこし余談をしましたが、住民票を移さなければならない環境（職場など）なのでしょうか？

親族間のトラブルで疎遠になり、連絡を取らない家族は万人を超えます。

出来るならば、親とすこし距離を置きたいという理由をキチンと伝えることで、嫌悪感や憎悪なども多少なりとも出る事でしょうが、伝達した上で距離をとる運びにされた方が最終的に無難を導きます。

ハラスメント的な親であったとしても、はるさん が人生経験を重ねていくことで、やがて後悔も萌芽していくことも懸念されます。
今の大切に、今の気持ちを大切にして、今だけを生きて生きなさいという立場の仏教は真理として絶対なのですが、すでに起きている原因から成り立った結果の今を自分自身の気持ちだけで逃避する環境へと過ごしていくと不安は増幅する結果が待ち受けています。
親に伝えるのは怖さも含めあることでしょうが、会わなくとも電話などを媒介して直接の声で届けることが後々に「これでよかったんだ。」と自身も納得へと人生を運んでいくことができます。

最後に釈迦のお言葉を伝えておきます。
「過去の原因を知りたければ、現在の結果を見なさい。未来の結果を知りたければ、現在の原因を見なさい。」

すべては因縁果（いんねんが）という因果律（原因＋結果＝が常々、人生に付き添います。）
だからこそ、逃避する流れで親御さんと離縁の原因を作ると、後々（未来）には結果が想像できてくると思います。

参考程度にとどめてください。

合掌

法源

法真寺

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは正しい道しるべであります。 選択肢が多い世の中になり、何が正解であるのか？すべて正解であります。しかし、人は損得で判断するのでなく、正しいか正しくないかで判断する人間であることを説いていきます。 ※電話相談は受け付けませんので、あらかじめご了承ください。

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