どちらを優先させるべきでしょうか
約1年振りに質問させていただきます。
私は今、大学2年生です。
私の周りの大人や先輩や友人はよく
「今しか遊べないよ」と言います。
でも「今しか勉強できないよ」とも言います。
私はいま勉強に重点を置きたいと思っています。勉強したいことは明確です。音楽の勉強です。環境が整っている学生のうちに吸収できることを吸収したいです。
私の友人は「将来どうなるかわからないんだから遊べるうちに遊ぼうよ」と声をかけてくれます。
音楽を勉強したってそれを仕事にできるのはごくわずかです。私はプロを目指している訳ではないのですが、だからこそ大学生活で音楽をやりきりたいと思ってます。
今は時間の許す限り練習に費やしています。家のことも家族に任せっきりで何もしていません。友達からの「今日お昼一緒に食べれる?」も断っています。それがつらいです。
それでも勉強したいことを勉強している時が今一番楽しいんです。友達とご飯を食べるより、楽しい。遊びに行くお金があるんだったら演奏会や楽譜代に使いたい、って思っています。
そんな風に思ってる私と一緒にいたいと言ってくれる友人にとても申し訳ないです。
そして経済的にも家族に負担をかけています。自分でバイトをしてある程度稼ぐことを前提に大学に進学させてもらったのに、今は練習でほとんどバイトができず、母にとうとう仕事を掛け持ちさせてしまいました。
私は今のまま自分のやりたい勉強を続けてもいいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
中道を歩みましょう。
ももちゃん様、拝読させていただきました。
好きな音楽の勉強、アルバイトの両立なかなか難しいですね。
仏教には「中道 右に寄らず 左によらず 真ん中を進む」教えがあります。
お釈迦様がご修行中、苦行に励まれて何事も偏りすぎてはいけないと悟った教えです。
音楽をされるのは、学生時代にしかできないこと思います。
アルバイトをされなくても、音楽や大学でかかる費用を節約する。
いらない物をうって、生活費の足しにするなど、もっと広く考えを広げてください。
アルバイトをされると、必ず疲れがでて音楽の勉強を怠るようになります。
ですが、音楽の勉強に偏りすぎずに日々節約できることもする。
生活を大切にする。
音楽も大切ですが、生活も大切に中道を歩まれてください。
楽しい学生生活になることを願っております。
南無阿弥陀仏
どうぞご精進ください
拝読させて頂きました。あなたはご自分がやりたいことにお向き合いなさっておられます。
そのご自身がなさりたいこと目標に向かってどうぞご精進なさってください。
人生は限られております。その中でもご自分が学びたいことに費やすことのできる時間は本当に限られています。
どうぞご自分の志す道を素直に進んでくださいね。
あなたがそう志すことを応援してくださる方がいらっしゃるでしょう。
生きていかれてふと振り返ったときにあの時充実して打ち込んでいたことをきっと懐かしく思うときが参ります。どうぞ後悔することなく志を遂げてご精進なさってください。
またあなたのご家族やご友人も心で大切になさってください。食事に付き合わなければ友達じゃないなどどいうことはありません。人とのお付き合い人を大切にする方法はあるのですからね。
あなたを応援していますね!心も身体ともに整えて頑張ってくださいね!
音楽の勉強をしない音楽の勉強
二限目から夕方までカリキュラムを組み、バイトまでに時間が余ったら図書館で勉強。19時から夜番でバイト入って終電まで残業して深夜割増荒稼ぎ。夜食して1時間くらいゲームして風呂入って3時ごろ就寝。8時ごろ起きて通学。毎日バイト入れてたわけではありませんが、週の半分はこんな生活でした。
こんな学生生活をした上で言えることは、かえって勉強が楽しくなったということです。私は大学を2か所行きましたが、1つ目は経営学でした。専門は働く人の心理を組織のパフォーマンス向上に結び付ける分野です。だからバイトで職場の人間観察をしたり、実践しながら学ぶと面白かったです。
そうしていると今度は教養科目に興味が湧きました。例えば生物学で虫の社会を習うと「あっ、これ、職場の組織のあり方と同じだ」と思えることがしょっちゅうです。
んで、四年生になってから教養科目いっぱい取りました。卒業要件単位数120くらいに対して156単位取り、成績Cは一科目だけでした。講義は真面目に受けたけど試験やレポートサボって単位取らなかったのもそれなりにあります。
お母様との約束については言及しませんけどね、お母様がどんな考え方か存じませんから。でも色々体験するためにバイトすれば良いじゃんって思います。
私は音楽の知識は千秋先輩やミルヒー・ホルスタインが語ってた程度しかありません。でも、お坊さんとしてこれだけは言えます。表現とは、体験があってこそ深みや幅が出るものです。ゾンビゲームの協力プレイですらお坊さんの話に活きるんですからね?まして人付き合いを避ける人が、人の心を歌えるのでしょうか?それもまた、音楽の勉強なんじゃねぇのってお坊さんは思いますぞい。
バイトは良いものです。バイトの人間関係とプライベートの人間関係分ける派なんですって言っておけば一緒に遊びに行かなくて良いし、良質な教材を買うお金も稼げる。私は学生の頃から言ってました。「成績はある程度までは金で買える。」ケチって質の低い参考書を30時間読むより、質の高い参考書を買って3時間読む方がよっぽど勉強になります。終電までバイトしてれば昼休みに宿題やってても誰も文句言いません。ガチバイトだったので頑張ってる人と一緒にいると、ダラダラ遊んでる人と遊ぶのが物足りなくなります。
やってみてから決めても良いんでないです?まだ2年生のうちに。